« キューブ車検完了 | メイン | NC工作機械 »

2005年01月20日

●インドア派のアウトドア道具好き

Webmasterは基本的に出不精のインドア派だ。パジェロに乗っていた頃はキャンプやバーベキューにも何度か参加してみたものの,テントの設営や食事の準備,後片付けなどではまったく使い物にならず,水汲み係専門だった苦い経験がある。しかしながら,どういうわけかアウトドア用品には憧れを感じるのである。ホームセンターのアウトドア用品コーナーに行くと,使う予定もないのにいろいろなモノが欲しくなる。思うに装飾などは二の次といった無骨な機能美に惹かれるのだろう。ホワイトガソリンを使うバーナーやら十徳ナイフなどは実際に買ってしまった。なんで取扱いの容易なガスバーナーでなく,ホワイトガソリンにしたかというと,使ったことがある人は解るだろうがあのタンク内の気圧を上げるポンピング操作がなんだかカッコよく見えたからである。せっかく買ってはみたものの,インドア派のWebmasterは外で使う機会がないので,自炊設備のない寮の玄関でせっせとバーナーで火を炊いてラーメンを作って食ったのだった。当然電気ポットでお湯を沸かした方が何倍も簡単で早いのだが・・・。

 同じように工具も大好きだ。日曜大工などほとんどしないのに,工具売り場の前を通ると心をときめかせるのである。工具箱は割と大きいサイズのものを持っていて,たいていの作業には事足りるハズであるが,威力を発揮する機会がない。半田ごてとトルクレンチが無いのが不満だが,「ただのコレクション」という理由ではKinoppyは購入を許可してくれまい。会社では安全上の理由とかでせいぜいボール盤くらいしか使わせてもらえないが,某工業大学にインチキ学生としてお世話になっていたときは,勉強などほとんどやらずに日がな一日旋盤を回して実験に使う治具を作っていたものである。おかげで旋盤の扱いにはちょっと自信がある。(ちなみにフライス盤の使い方を覚える時間はなかった。残念!)


 日常生活でも,いつ何時「このネジゆるめて」と頼まれてもいいように十徳ナイフを,「5839の立方根が知りたいんだけど」と聞かれても困らないように関数電卓を,「このラインの導通チェックして」と依頼された場合に備えてポケットテスターを常時持ち歩いていたのだが,最近「もしかしてそんな機会はないのでわ・・・」と考え直し,自宅に保管しているWebmasterである。

 旋盤・フライスと書いていたらNCのことを思い出した。長くなったので明日に続く。