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2005年05月17日

●ネコの名前付け基準と護民官ペトロニウス

名前付けが苦手だ。ドラクエの主人公の名前を決めるのにも苦労するWebmasterがペット(ネコ)の名前を簡単に決められるわけがない。一生その人について回り,時には印象や性格にまで影響を及ぼす人間の名前を決めなければいけない親御さんの苦労は察するに余りある。いっそのことプログラム言語のように名前付け基準があったらいいのに,と思うこともしばしばだ。例えばうちに来た子猫なら,模様(ToraBuchi)をベースに,属性を表すプリフィックスとして"c"(ネコ),"m"(オス),"kagi"(カギ尻尾)を加えてcmkagiToraBuchiとすれば混乱無く一意に定まる・・・ってそういう話ではなかった。ネコの名前だと「チビ」「トラ」「ミーちゃん」あたりが三巨頭で,人間で言えば「一郎」「花子」みたいな感覚だろうか。さすがにこの手の名付け方はあんまりだと思ったので,もう少し考える。SF読みの方は牡猫といえば護民官ペトロニウス(ピート)を思い浮かべることに異論はあるまい(ちなみにSFパロディーマンガ「成恵の世界」にも猫のピートさんが登場する)。一方ミステリ好きなKinoppyからは「ポワロ」「ホームズ」「コナン」が案として出された。2人で頭を絞ってたった4パターンである。いかに発想が貧困で名前付けが苦手か分かるであろう。この中から,呼びやすさを考慮してピートに決まったわけである。まだ離乳期のピートは食べることと寝ることに一生懸命で,夏への扉を探すどころではないようだ