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2005年06月16日

●KinoppyのPowerBookG4

KinoppyのSOTECノート(A4ファイルサイズ Pentium3 1GHz)は購入から5年が経過し,これまでにHDDが読めなくなるトラブルに何度か見舞われたがその都度奇跡的に復活し,OSもあからさまに不安定なWinMeからWin2kに変えてやることでなんとか延命してきた。しかしどうやらそろそろ寿命のようだ。たいした負荷もかけていないのにハングアップ(要再起動)するケースが増えてきている。Webmasterは常々パソコンは安定性が命だと思っているので,早速買い替えである。財政難の折だが,ハングアップによる作業中データ消失の精神的苦痛を考えればやむを得ない。

新マシン選びだが,3kg超のSOTECノートを全国各地に持ち歩いて懲りたKinoppyは最低条件としてB5サイズ以下のモバイルノートを挙げた。それから,Windowsは飽きたしデザインが野暮ったいのでMacを試してみたいとのご所望である。Macといえば昔は高価で金持ち専用マシンのような印象があり,そのくせすぐに爆弾が出て再起動というイメージだったが,最近はWindows機と遜色ない値段になってきており,UNIXベースのOS.Xの採用によって安定性も飛躍的に高まっているという噂である。仕事に使うならWindows環境でないと具合が悪いケースもあるが,プライベートならMacでも問題はないし,どっちにしろWindows機も捨てるわけではないので必要に応じて使い分ければよい。

というわけで買ったのはPowerBookG4の12インチモデル。最初はiBookを買いに行ったつもりだったのだが,気付いたらPowerBookを注文していたFIVAが2年で壊れたのに懲りて販売店独自の有料5年保証をかけ,Mac用のマウスを付けて16万円也である。確かにMacも安くなったものだ。今はMacMiniという小型筐体でWindows用のキーボードやモニタをそのまま使い回せるさらにリーズナブルな機種も出ているという。Kinoppyの状況を見ていずれWebmasterもMacに転向するかもしれない。

写真:Apple PowerBookG4