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2005年12月07日

●Mac移行の課題

プライベートのメインマシンをMacにシフトするにあたって,問題になるのは今までWindows環境で作ってきたデータの移行である。といってもホームページのソースだとかメールなどはMacでもそのまま読めるのでまったく問題がない。仕事のデータはセキュリティの関係で会社から持ち帰って個人所有のパソコンで作業するのが禁止されたのでそれも心配ない。

一番やっかいなのが日々書いている日記のデータ移行だ。ブログの話ではなく完全プライベート非公開の方の日記である。Windowsでは「千年日記」という便利なシェアウェアがあって,これでWindows95の時代から丸8年日記を書き続けてきた。日記そのものはテキストデータなので,汎用のエディタで書いてもいいわけだが,千年日記の便利なところは「今日」の欄の下に,1年前,2年前の同じ日の日記が表示されるところで,書きためていくうちに「昨年の今日はこんなことがあったのか」「5年前の今頃はこんなことを考えていたんだな」という楽しみがあるわけだ。他にもカレンダー表示によるナビゲーションなど,エディタで書くよりも遥かに快適である。

千年日記にMacOS版があればハッピーなのだが,シェアウェアにそこまで求めるのは無理がある。Mac用の日記ソフトも探しているところだが,千年日記ほど使い勝手の良さそうなものがあるかどうか,そもそも千年日記のデータをコンバートする方法も考える必要がある。

他に考えられる手段としては,
(1)不便さはガマンして汎用エディタで書く
(2)過去のデータはWindows機で閲覧することにして別なMac用日記ソフトを使う
(3)パスワード付きのブログに置いてネット上で管理
(4)Mac用に千年日記のデータが読める日記アプリを書く

という感じだろうか。(1)は現実的な解で,当面はこれで過ごすことになるだろう。しかし今後何年も不便な状態を強いられるのでは何のためのMac移行かわからなくなってしまう。(2)もすぐに実行できる案だが,丸8年分もの日記(プレーンテキストで2.5MB,130万文字以上)はすでにWebmasterの外部記憶とも呼べる貴重なデータで,出来るだけ簡単にアクセスできる方が好ましい。(3)は今どきな感じで,データ移行もブログのインポートに対応するようにテキストを整形するマクロでも書けば出来そうだが,ネットに接続できない環境だとアウトな点と,やはり過去データの閲覧性に難がありそうだ。恒久的な対策としては(4)がベストだろう。幸いMacOSには無料で開発環境まで付属しているというではないか。せっかくMacOSに移行するのだから,実用的なアプリの一本も書ける程度には勉強したいと思っている。が,これには時間がかかりそうだ。

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コメント

そのソフトで保存されているデータがテキストベースなら別に難しくないと思いますよ。最近はXMLベースのアプリケーションも増えてきたから、適当なのを探してきて、XML形式で書き出して他のアプリに移行するだけだったりするような気がします。

ちなみにもう一つの選択しとしてVirtualPCはいかがですか?
Windows2000/XPをゲストOSにすると重いですが、9x系はそこそそ動きますよ。

アドバイスありがとうございます。
今日PowerBookG4納品されました〜♪さっそくFireFox入れてこれを書いてます。

VirtualPCは確かに気になっています。Kinoppy(奥様)が使うWebサービスで,どうしてもWindows+IE環境じゃないと動かないものがあるんですよね。スペース的に並べて置けないし,どうしたもんかなと。今どき環境限定するようなアクセシビリティ無視のサービスがどうかしてるっていう話もあるですが....。

これからもアドバイスよろしくお願いします。

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