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2006年01月21日

●SF本読了 マジック・キングダムで落ちぶれて

「マジック・キングダムで落ちぶれて」(C.ドクトロウ)読了。今年最初のSF読書は不死テーマにしてディズニーものという異色作。260ページと薄いし軽めの話でサクサク読める。

記憶(人格)のバックアップとクローン身体の促成培養を組み合わせた技術により,実質的な不死を実現している社会。フリーエネルギーも実現されているため,人間はもはや「生きるために働く」必要はなくなっている。

ストーリーはタイトル通りひたすら「落ちぶれて」いく話でなかなか切ない。最近年に1度は東京ディズニーリゾートに行っているWebmasterであるが,これからはキャストメンバーに対する見方が変わってくるかもしれない。