●SF本読了 マジック・キングダムで落ちぶれて
「マジック・キングダムで落ちぶれて」(C.ドクトロウ)読了。今年最初のSF読書は不死テーマにしてディズニーものという異色作。260ページと薄いし軽めの話でサクサク読める。
記憶(人格)のバックアップとクローン身体の促成培養を組み合わせた技術により,実質的な不死を実現している社会。フリーエネルギーも実現されているため,人間はもはや「生きるために働く」必要はなくなっている。
ストーリーはタイトル通りひたすら「落ちぶれて」いく話でなかなか切ない。最近年に1度は東京ディズニーリゾートに行っているWebmasterであるが,これからはキャストメンバーに対する見方が変わってくるかもしれない。