« SFが読みたい!2006年版 | メイン | 本格?デミグラスハンバーグ »

2006年03月14日

●ミステリ読了 夏のレプリカ

「夏のレプリカ—REPLACEABLE SUMMER」(森博嗣)[bk1]読了。S&Mシリーズ第7弾。第6弾の「幻惑の死と使途」と時系列的に重なっている事件だが,特に内容が絡んでいる部分はなく,独立した話として読むことができる。この章とこの章の間にはこんな出来事があったのね,的な楽しみ方は出来ると思うが,それには2冊を交互に読む必要があるだろう。

話としては度肝を抜かれる大ドンデン返し系だったと思うが,すでに犀川先生と萌絵ちゃんのやり取りが楽しみになってしまっている(今風に言うとキャラ萌え?の)Webmasterにとっては,中盤までほとんど2人が出てこないので不満である。