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2007年10月08日

●ミステリ読了 四季 春

「四季 春」(森博嗣)読了。

S&Mシリーズで宿敵として登場した真賀田四季の活躍(?)を描く「四季」4部作の1作目。S&MシリーズとVシリーズの橋渡しとしても重要な位置付けとなりそうな感じ。

フィクションに登場する「天才」はたくさんいるだろうが,四季嬢はかなりのハイレベル天才と言えるのではないか。SFだと「アルジャーノンに花束を」(D.キイス)のチャーリーとか,「理解」(T.チャン;あなたの人生の物語収録)の主人公などが思い浮かぶが,彼らは後天的,人為的に造られた天才であった。四季嬢は生来の天才ということで,その思考の描写(文字を書いたことがない,等)はなかなか興味深い。

ということで,ミステリというよりもSFっぽいシリーズと言えるかもしれない。