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2008年10月17日

●新型MacBookとSSD

新しいMacBookがなかなかカッコ良い。アルミ削り出しのボディがシビれる。

PowerBookG4を使い始めてそろそろ3年になるが,ここまでMacが洗練(ハードもソフトも)されてくると,プライベートでWindowsを使う意味はもうないと思う。唯一Windowsでしか使えないというと,ウルトラモバイルPCがあるけれど,今は会社に持っていくこともできないし,PHSがあればいいかな,という感じ。ブートキャンプでWindowsが使えるらしいが,おそらくインストールすることはないだろう。

オプションで128GBのSSD(Solid State Drive)が選べるのがいかにも21世紀である。128GBといえばPowerBookG4のHDD(80GB)よりも大きいではないか。充分実用になるということだ。

SF的に考えて,フロッピーやハードディスクがいずれは個体デバイスに置き換わるだろう,という予想は昔からあったが,実際に実用になるのはもっと先のことだと考えていた。CD-RやDVD-Rはあっという間にUSBメモリやSDカードに置き換わってしまったし,これからはすごい勢いでHDDがSSDに置き換わるだろう。HDD搭載のパソコンを選ぶのは次の買い替えが最後になるかもしれない(今はまだちょっと高い)。

回転部品という意味ではまだ冷却ファンが残っているが,これも早晩消え去るだろう。そうすれば劇的な省電力化が実現しているハズなのでACアダプタも不要になる。残る駆動部分はモニタのヒンジとキーボードだが,このもっとも古くからあるレガシーなデバイスを,どうやってなくしていくかがこれからの課題だろうか。ひとつは神経へのダイレクトリンクが回答になるだろう。SSDの実現の早さを考えると,生きているうちにPC内臓(誤字でなく)の夢が実現するだろうか。