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2010年02月06日

●ミステリ再読 すべてがFになる

「すべてがFになる」(森博嗣) を再読。

未読本も何冊か仕入れたけれど,平行してちょっとずつS&Mシリーズの再読を進めようと思っている。

この衝撃のデビュー長編で「はじめから完成していた作家」と評された森氏だが,改めて読み返すとキャラクタの性格などがまだ完全には確立されていないことがわかる。例えば犀川先生の口数が多いとか,国枝先生の言葉遣いなどの点で違和感がある(些細なことだが)。