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2010年09月25日

●ミステリ再読 夏のレプリカ

「夏のレプリカ」(森博嗣)を再読了。

盲目の詩人,蓑沢素生が登場。

持っているのは文庫版の3刷だが,「茨城」のルビが「いばら」になっていた(P268)。これは茨城県民としては看過するわけにはいかない。

「先生、ホットコーヒーを頼みましょう。それとも、ビュッフェまで行きますか?」
「西之園君」
「はい?」
「おやすみ」犀川は目を瞑った。ノートパソコンのスリープより素早かった。

新幹線にまだビュッフェがあった時代のお話である。