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2010年11月07日

●SF本読了 ここがウィネトカなら、きみはジュディ

「ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 」(大森望編)読了。

テッド・チャンの短編が読めればいいや,と思って買ったら,他の作品も面白くて当たりのアンソロジーだったと思う。特に好みなのは「彼らの障害の最愛の時」「昨日は月曜日だった」「旅人の憩い」「12:01PM」「しばし点の祝福より遠ざかり」,表題作の「ここがウィネトカなら・・・」と,そしてもちろんテッド・チャン「商人と錬金術師の門」。またバビロンの塔が読みたくなった。

【収録作品】
商人と錬金術師の門(T.チャン)
限りなき夏(C.プリースト)
彼らの生涯の最愛の時(I.ワトスン&R.クアリア)
去りにし日々の光(B.ショウ)
時の鳥(G.A.エフィンジャー)
世界の終わりを見にいったとき(R.シルヴァーバーグ)
昨日は月曜日だった(T.スタージョン)
旅人の憩い(D.I.マッスン)
いまひとたびの(H.B.パイパー)
12:01PM(R.A.ルポフ)
しばし天の祝福より遠ざかり…(S.スチャリトクル)
夕方、はやく(I.ワトスン)
ここがウィネトカなら、きみはジュディ(F.M.バズビイ)