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2011年01月29日

●アコースティックギターFG730Sその後(1年経過)

メーカー保証で交換してもらったFG730Sも1年経った。1年間でこのギターにもずいぶん手を入れてしまったので,もしもまた不具合があってもメーカー保証は効かない。幸い今のところトラスロッドは問題ないようだ。

改造というほどではないが,手を入れた点は下記。
ブリッジピン交換(TUSQ),サドル交換(TUSQ)
ピックアップ取り付け(iBeam Passive)

サドルやブリッジピンは純正品に戻せば良いだけだが,ピックアップを取り付けるためにエンドピンの穴をドリルで拡げてしまった加工はもう元には戻せない。

弦高は2.2〜2.5mmといったところ。これも最近になって気づいたのだが,弦の張替えやトラスロッドを回していなくても,弦高というのは自然に変わるようだ。弦のテンションの影響はもちろん,ボディは複数の材質の木材が組み合わされてできているので,温度や湿度等に対する膨張や収縮の違いによっても弦高は変わるのだろう。冬場は弦高が低くなる傾向だとどこかで読んだ気もする。

弦は忘れなければ1ヶ月に1度張替えるようにしていて,銘柄はいろいろなものを試している。ゲージはライトかカスタムライト。コーティング弦はまだ試したことがない。今のところ音が気に入ったのはMartinのフォスファーブロンズ(MSP4100)で,かんなさんはこれのエクストラライト(MSP4000)が気に入って指名買いしている。

以前にも書いたことだが,アコギは何の弦を張ったか,また張ってどのくらい時間が経ったかで大きく音が変わる。なのでギター本体が「成長」しているのかどうかは,正直よくわからない。「買ったばかりの頃はあまり鳴りませんでしたが,半年経ったら鳴るようになってきました」とか,よく聞く話なのだが皆さんどういう条件で比較しておられるのだろう。半年とか1年前に聴いた音の記憶をそんな正確に思い出せるものなのだろうか?それとも自分もあと5年もギターを続ければ弦の違いとは別なギター本体の音の違いを聞き分けることができるようになるのか。

今のところもっと良い(高い)ギターが欲しいとか,そんな風には思わない。もしあと10年くらいギターを続けることができて,人前で演奏しても恥ずかしくない腕前になったとしたら,そのときはマーチンやギブソンではなく,世界に一本だけのオーダーメイドギターを作ってもらえたら幸せかもしれない。それでも価格は50万円あれば充分だ。フルートは中級モデルでも60万だというのに…。

先日贈る言葉の録音を公開したばかりなので,今回は特に新しい音源はない。贈る言葉は少しコードは難しくなるがキーはそのままでCapo3でDから弾いた方がベースの動きがキレイなので再練習中である。さらにスリーフィンガーで淀みなく弾けるようにしたい。

FG730S