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2011年01月12日

●SF本読了 スティーヴ・フィーヴァー

「スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)」(山岸真編)読了。

最近このようなアンソロジーがたくさん出て,文庫と言えども安くはないので少々うんざりしているところだが,本邦初訳のイーガンの短編が収録されているとあっては買わざるを得ない。あざとい商売である。

で,やっぱり良かったのはイーガンの表題作,個人的にハズレなしと思っているソウヤー,あとは元々日本で人気のあるブリンの3作という無難な感想に。まだ買っていない新作SFアンソロジーが何冊かあるけれど,お金がもったいないのでしばらくは再読キャンペーンとしたい。とにかくイーガンの新作長編が早く読みたい。

【収録作品】
死がふたりをわかつまで(G.A.ランディス)
技術の結晶(R.C.ウィルスン)
グリーンのクリーム(M.G.コーニイ)
キャサリン・ホイール[タルシスの聖女](I.マクドナルド)
ローグ・ファーム(C.ストロス)
引き潮(M.S.リー)
脱ぎ捨てられた男(R.J.ソウヤー)
ひまわり(C.A.グーナン)
スティーヴ・フィーヴァー(G.イーガン)
ウェディング・アルバム(D.マルセク)
有意水準の石(D.ブリン)
見せかけの生命(B.W.オールディス)