« 2012年01月 | メイン | 2012年03月 »

2012年02月25日

●アマチュア無線その後(局免許の変更申請)

関東UHFコンテストとか,ローカルさんとのおしゃべり(ラグチュー)ならばVX-7のV/UHF帯のFMでも良いけれど,アマチュア無線の醍醐味はやはりHF(短波帯)だよと,ことあるごとに言われるので,実際に楽しめるかどうかはともかく,免許だけは取っておくことにした。

地元ハムクラブのOMさん所有のFT-857なら技適機種だし,オールモード,オールバンドで移動局としては最大の50Wの免許が下ろせるということで,その無線機と,ちょっと古いがHFに出られるオールモードのリグ(Kenwood TS-680V)をお借りすることができたので,この無線機についても免許を下ろしてみることにする。無線機オタクではないので詳しいことはわからないが,TS-680Vは1980年代の製品かな。針式のメーターが良い感じ。

TS-680V

免許の変更申請まずはFT-857の方から。開局のときにやった電子申請では,結局設備共用の申請方法がわからなかったので,今回はOMさんオススメの「局免印刷」というフリーソフトを使って書類申請をしてみた。

局免印刷のメニューにはちゃんと設備共用の項目があって,二人でひとつの無線機を共用するように申請することができた。

FT-857の増設申請から少し遅れて,TS-680Vの申請にもチャレンジ。こちらは技適機種ではないのでちょっと面倒。

関東総合通信局に変更申請をする前に,その無線機が基準に適合していることを,TSSという機関に認定してもらう必要がある。

TSSもインターネットでオンライン保証認定依頼ができるようになっているのだが,記入の仕方が大変わかりにくい。この辺はなんともお役所的というかなんというか…。

たぶんここはこういうことだろうと推測しながら,無線機の取説と記入のヘルプを見ながら必要事項を記入して,TSSに送付するとともに,保証料の3000円を振込む。

しばらくしてTSSから「記載に不備があるので修正せよ」とのメール。間違っている項目ごとに「ここは◯◯じゃなくて□□と書いてください」と指示があるので,だったらそっちで直してくれればいいじゃないか,と思いつつ修正版を送付し直す。ヘルプをもう少しわかりやすくしてくれたら,こうやって間違える人も減るだろうし,いちいち間違いを指摘する手間も省けて,保証料の値上げなんてしなくても済んだんじゃないかとか,余計なことを考えてしまうが,まあそこはいろいろな事情があるのだろう。

幸いにして一回の修正で保証認定がpdfで送られてきて,それを電子申請に添付書類として付けて関東総合通信局に送る。

で,間もなく新しい免許状と無線機に貼る免許証票が届いた。書類申請するときにうっかり切手を貼った返信用封筒を入れ忘れたので,切手を返送するようにとのお叱りもついてきた。電波利用料を払ってるんだから,80円くらいサービスしてくれても良いじゃん,と思ってしまうがまあ忘れたこちらが悪いので仕方がない。

これで免許の上ではHF(1.9MHz)から140MHzまでは50W,430MHzは20Wまでの電波が出せるようになった。7MHzの釣竿アンテナもお借りしているのだが,寒いし年度末で忙しいので,試すのはまだ先になりそう。

Delta

2012年02月16日

●ミステリ再読 四季 春

「四季 春」(森博嗣)を再読了。

天才もの,というサブジャンルはありそうな気がする。アルジャーノンとか。これまでで一番感銘を受けたのはやっぱりT.チャンの「理解」かな。と,初読のときと同じことを書くあたり,完全に凡人である。


2012年02月15日

●アマチュア無線その後(関東UHFコンテスト)

VX-7で無線局を開局して3ヶ月。地元クラブの方のお誘いで,初めてコンテストというものに参加してみることにした。

正月のQSOパーティーと似ているが,コンテストは交信数によって順位が出る。

関東UHFコンテストの詳しい要領はpdfを見てもらうとして,一言で書くと「関東地方限定の430MHz以上の周波数帯域を使ったコンテスト」ということになるだろうか。

VX-7は50MHzのAMとFM,144MHzのFM,430MHzのFMで交信できるので,430MHz帯のFMでコンテストにエントリーできる。

430MHzのFMというと,初めてQSOした思い出のバンドではあるけれど,そのときの距離がたぶん2kmくらい。5Wでは市内の方と交信するくらいがせいぜいかな,と思っていた。

で,その辺はクラブの方もよく心得ていて,毎年このコンテストの日は関東平野に向けて開けている山の上で移動運用するのである。その移動運用に着いて行ったというわけ。

登ったのは「奥日立きららの里」。関東平野が見渡せる駐車場で標高422m。

関東UHFコンテスト移動運用

アンテナはOMさんのモービルホイップをお借りして,とりあえずワッチを始めてみた。ら,普段の430MHz帯の静けさが嘘のように賑わっている。コンテストナンバー(市,郡コード)を聞いているとなんと埼玉の局。試しに呼んでみたらあっさり交信成立して1QSO。

関東UHFコンテスト移動運用

その後も県内はもちろん,栃木,埼玉,群馬,神奈川の局と次々と交信することができた。私もかんなさんも度胸がなくて自分でCQを出すことはできなかったけれど,呼んで回るだけでも充分に楽しめた。

お昼はお湯を沸かしてカップラーメンを食べたり,ちょっとしたピクニック気分。

関東UHFコンテスト移動運用

休憩しながら3時間ほどやって,私は18QSO,かんなさんは16QSOという結果(うち5局はクラブメンバー)。

数はたいしたことはないけれど,430で県外の局と交信できたのが面白かった。一番遠いのはたぶん神奈川の伊勢原市で約180km。おそらく相手局も高いところで運用されていたのだろう。

関東UHFコンテスト

2012年02月05日

●ギター弾き語りその後(ナッシュビルチューニングを試す)

「22才の別れ」はスリーフィンガーの練習曲として,割と長期間取り組んでいる。2年前の録音はこちら

で,次回発表会にはそろそろこれをやってみようか(単に新しいものを覚える余裕がないとも言う)という話になってきたのだが,この曲のオリジナルはナッシュビルチューニングである。

ナッシュビルチューニングというと,12弦ギターの弦の副弦だけを張るとか面倒なことをしなくてはいけなかったのだが,ふと検索したらダダリオからちゃんとナッシュビルチューニング用の弦が出ていることを知り,早速買ってみた。

要は3〜6弦がレギュラーより1オクターブ高いのだが,弾いてみた印象はかなり新鮮。ただこれ,コードは変わらないと言っても,アルペジオで普通に弾くと音が重複したりして微妙な感じだし,22才の別れ以外に活用できるのだろうか...。ストロークの曲でレギュラーチューニングのギターと2本で合わせれば,12弦ギターみたいな響きになるのかもしれないけれど,まだ試していない。

録音録画はZoom Q3で,トリミングとノーマライズだけしている。


2012年02月04日

●iPod touchその後(1年経過)

第4世代のiPod touch(32GB)と折り畳みキーボードなどを買って1年経った。

平日は毎日持ち歩いて,通勤時にポッドキャストを聞いたり,空き時間に日記をつけるのに使っている。

折り畳みキーボードはけっこうハードに使っているが壊れたりはしていない。これがあるので未だにフリック入力は覚えられない。慣れるとフリックも相当速いようだが,キーボードにはさすがにかなわないのではないか。画面も狭くなるし。

iOS5が出た時点ですぐにアップデートしたけれど,あまり恩恵はなかったように思う。動作はちょっともたつくようになった気がする。

最近はあまり機会がないけれど,出張のときや旅行で猫たちを留守番させるときには,FaceTimeでリビングの様子を見られるようにしている。自宅側はMacBookProの内蔵カメラなので画角はかなり制限されるが,そうそう頻繁にあるわけではないので充分かな。

1年経って電池の持ちが悪くなったような気がする。毎日Macと同期して充電しているので電池切れで困る場面は今のところないが,このままだとあと1年は厳しいかもしれない。

そろそろauの携帯電話(S002)も買って2年になるので,機種変更を考えても良い時期だが,iPhoneにするかどうかは悩むところだ。

iPod touch