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2005年05月05日

●266MHzマシンでWindows2000を動かしてみる

Kinoppyが昔買って使わなくなり放置していたWindows95パソコン(FM-V DESKPOWER MVI265)を「初心者の入門用の機械として再生できないか」との依頼である。早速状態をチェックしてみると,CPUはAMDのK6-266MHzで,Win95(OSR2)はちゃんと起動するようだがメモリが32MBしかない。内蔵HDDは3GBだ。仮にWindows2000を入れるとしたら要求仕様がメモリ64MB以上となっているので最低限メモリの増設は必要である。ちょうどWebmasterの手元には廃棄パソコンから回収したPC100 128MB×2枚があったのでこれを挿し,さらにKinoppyが持っていた4GBのHDDをプライマリスレーブにつなぐ。これでスペック的にはCPU266MHz,メモリ256MB,HDD7GBというなかなかのマシンになった。古いマシンなのでドライバ類はWindows2000に標準で入っているだろうから,そのままインストール作業を開始する。それなりに時間はかかったが,インストールは無事に終了。見事にWindows2000が起動した。266MHzではさぞかし重いだろうと不安もあったが,風水変造を一部適用することで意外なことにほとんどストレスのないレスポンスになった。ためしにOffice2000を入れてみたが充分使えそうだ。これなら自分で引き取ってサブマシンとして使いたいと思ったほどである。お店に行けば10倍以上のクロック周波数の機械が置いてあるが,発熱(=消費電力)も凄まじいものがあるらしい。テレビ録画や動画編集にはパワーのあるマシンが必要だとは思うが,いったいどれだけの人がそういう使い方をしているのだろう。大部分の初級ユーザーは高性能なCPUパワーをWindowsXPのクソ重いGUI(Luna)を動かすためだけに浪費しているのではないかと疑っているWebmasterである。今日は子供の日だ。そろそろお子様にパソコンでも,と思っているお父様方も多いことだろう。上記程度のスペックでよければ中古価格\5,000ほどで手に入る。学校のレポートを書く程度なら最新スペックのマシンは必要ない。地球リソース節約のためにも検討してみてはいかがだろうか。
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