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2005年12月13日

●今日の工作 エアロアールシー

最近,¥1,050で買えるラジコンが人気だというので,思わずサンプリングしてしまった。値段が安いのでKinoppyの分も買って同時走行を楽しもうという趣向である(2台同時走行させるためには周波数の違うものを選ぶ必要がある)。

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組み立て式といってもラジコン部はシャーシに組み込み済みで,他の部品も接着剤不要ではめ込んでいくだけだ。ホビーではおなじみの130モータが2個付いてきたので,左右輪別々に駆動するのかと一瞬思ったが,ひとつはステアリング用だった。駆動用とステアリング用のモータを汎用品で共通化することでコストを下げているのだろう。高価なサーボやおもちゃラジコンでよくあるマグネット式のステアリング機構を使わず,130モータでどうやってステアリングを行うのか興味があったが,遠心クラッチ方式という巧妙な方法を採用していた。

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リア(駆動輪)は完全リジットでミニ四駆並みのメカだが,手動でHi/Loのギア比を選ぶことができる。フロントはなかなか良く出来ていて,上述の遠心クラッチからラックアンドピニオンでステアリングを行い,さらに樹脂部品の弾性バネを利用したサスペンション機構が付いている。また,共通のシャーシで複数の車種に対応するため,部品を付ける位置によってホイールベースを可変できる。

aero_rc02.jpg

ボディは3分割で,窓類のクリア部品などは無くボディと一体成型で黒く塗ってあるだけ。フロントとリアの部品が外れるので,ここに別売りのエアロパーツが付くのだろう。

シールを貼ってアンテナを立てれば完成である。プラモデルが苦手なKinoppyでも1時間半ほどで完成した。

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Hiギアにするとキビキビ走ってなかなか楽しい。ただ,フローリングが汚れているとタイヤがあっという間にホコリまみれになってしまい,滑ってまともに走らなくなる。

デジQに比べてサイズがでかい上に音も大きいので,ピートは腰が引けている。が,しばらく動かないとみるや,強力な猫パンチで攻撃をお見舞いしていた。

aero_rc05.jpg

それにしても,フルコントロールのラジコンが1000円で買えてしまうのだからいい時代である。小学生の頃,田宮の組み立て式電動RCを無理言って親にねだってしまい,ずいぶん困らせた記憶がある。今となっては申し訳ない気持ちでいっぱいだ。この頃勉強したラジコンのメカの知識は今でも役立っているが,それにしては高すぎる投資だったと思う。

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