●RubyでCocoaアプリケーション
正月ボケを引きずっているWebmasterである。こんなときはパソコンレジャーで少し頭を使おう。
Mac OS X10.4(Tiger)には標準で開発環境が付いている。開発できるのはCocoaというOSXネイティブなアプリケーションで,言語はObjective-CかJAVAだ。しかし,RubyCocoaというフレームワークを使うと,スクリプト言語のRubyでCocoaのプログラミングが可能になるらしい。つまりRubyとObjective-Cをブリッジするというシカケだ。
早速RubyCocoaをインストールして,RubyCocoaでアプリを作ろうという親切なチュートリアルに従ってCocoaアプリの開発にチャレンジしてみた。
こんな感じで,RubyのスクリプトでOSX用のアプリ(一行電卓)が動いている。これはなかなか面白いし,使えそうだ。ただしビルドして出来るappの実行には,RubyCocoaのインストールが必要らしい。
また,上記チュートリアルは少し前のXcodeとInterface Builderを対象に書かれているようで,Webmasterの環境(Xcode2.0+Interface Builder2.5)では少し違うところがあった。以下,メモとして書いておこう。
更に、"rb_main.rb" の"RUBY_SOURCES = []" 内に ":CalcCntl" を書く必要があります。ファイル数が2つ以上の時は、","(カンマ)で区切って記入することができます。
とあるが,新規プロジェクトでCocoa-Ruby Applicationを選んで作成した時点で,rb_main.rbには,同階層(?)の*.rbをすべてrequireするコードが書かれており,上記は不要だった。
TextFieldの属性で、"Send Action" を "only on enter" に設定しておいてください。
Interface Builderも見た目が少し変わっていて,InfoパネルはInspectorになっているし,"Send Action"→"Send Action to","only on enter"→"Enter only"という感じで微妙に変わっている。
【参考URL】
RubyCocoa
RubyCocoaでアプリを作ろう
Cocoaはやっぱり