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2006年07月16日

●LEGOブロック

子供の頃から基本的にはインドア派だったWebmasterはブロックで遊ぶのが好きだった。本当に小さい頃はパーツの大きい幼児用ブロックで遊んでいたが,手先が器用になると,LEGOブロックが欲しくなる。

デパートのおもちゃ売り場に連れて行ってもらうと,たくさんあるLEGOの中から400円とか500円の小さなキットをねだるわけだ。値段の張る基本セットや大型キットに比べると,例えば小さな自動車一台分と人形1体とか,最低限の部品しか入っていないが,何回分か合わせるとそれなりにパーツが揃ってきて,想像力を発揮すればいろいろなモノを組み立てて遊ぶことができる。

買ってもらうキットを選ぶときは,その完成形態は実はどうでもよくて,自分の欲しい部品が入っているか,汎用的に使えるパーツが多く入っているか,ということが重要なわけだ。

また,持っている限られた種類と数のパーツの中で求める形を実現する,それを考えるのもまた楽しい。むしろ基本セットなど与えられない方が,想像力が発揮できて良いかもしれない。

よく作ったのはやはり乗り物で,気に入った形が出来るとやはりお気に入りの人形と一緒に布団の中に潜り込んで「探検ごっこ」とか「秘密基地ごっこ」をするわけである。そのとき布団は未知の洞窟であり,険しい山岳であり,月面や火星の渓谷となった。人形は極めて単純な造形(全体の自由度を合計してもたった7しかない)であったが,けっこう感情移入していて,手がもげたり顔の模様が擦り切れて消えてしまうと悲しかったものだ。

写真は食玩として売っていたモノで衝動買いしてしまった。人形の意匠は凝っているが,構造や規格は昔から変わっていない。
子供の頃は指をくわえて見ているしかなかった基本セットだって買える身分になったが,子供の頃のような創造性が発揮できるだろうか...。