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2007年07月28日

●吹奏コンと夢ライブ

出張の合間の休息。散歩に行ったら近所の音楽ホールで「全国吹奏楽コンクール」の地区大会をやっていたので,そのまま音楽鑑賞。

聴いたのは中学校Cの部。楽器をはじめたばかりの中学生,しかも県大会までしかないレベルのクラスだったが,皆とても上手だった。さすがに中学生はマジメである。社会人がダラダラと余暇にやっている趣味とは練習の気合いが違うのだろう。

学校にもよるが,男の子はやはり少ない。男の子でフルートというとさらに少ない。こんなことならWebmasterも中学校の吹奏楽部に男子1人で入部していれば,さぞモテモテ楽器が上手になったことだったろうに,もったいないことをしたものだ。


夕方にはゆめ・夢ライブ2007に友人のバンドが出るので応援に。音楽三昧の一日であった。

●SF本読了 ZOKU

「ZOKU」(森博嗣)読了。

仙台の日帰り出張で読み終えてしまった。また明日から出張で,読む本を思案中。読み応えのあるSF新刊が出るまではしばらく再読キャンペーンということになりそう。

ZOKUもスカイ・クロラ同様,ミステリではない。舞台は現代なのでSFか,と言われると微妙かもしれないが,充分にSFテイストを感じたのでSFということで。

ラノベ的なノリで悪くない,いや嫌いではない,というかむしろ好きである。なんといっても悪の秘密結社ZOKU(Zionist Organuzation of Karma Underground)と,その悪行を阻止せんとする科学技術禁欲研究所(TAI; Technological Abstinence Institute)の闘い(?),その秘密基地は真っ黒なジェット機と真白な機関車!となれば手に取らずにはいられない。

ヒロインの野乃ちゃんと揖斐さんの掛け合いも楽しい。続編も楽しみ。

「いえ,正確には,半破壊工作というか,非破壊工作というのか,今のところ呼び方も決まっていません」

2007年07月26日

●SF本読了 天の向こう側

「天の向こう側」(A.C.クラーク)読了。

1984年に刊行された邦訳の新装版。収録されているのは1947〜1958年に書かれた短編。

やはり「そのSFが想定した未来」よりも,さらに未来の時点でこれを読むというのが贅沢というか,なんとも言えない味わいがある。

収録作の「月に賭ける」は人類最初の月面探査の話だが,もちろんアポロ11号の月着陸(1969年)よりも10年以上前の1956年に書かれている。実際のNASAの仕事や現在の宇宙開発の状況と比べて読むことができるわけで,とても楽しい。

例えば現代の最先端SF作家(例えばイーガンとか)の作品を,50年後,100年後に未来の技術と比較しながら読んだとしたらどう感じるだろうか,そんなことを考えてしまう。

【収録作品と原題】
・90億の神の御名(The Nine Billion Name of God)
・密航者(Refugee)
・天の向こう側(The Other Side of the Sky)
・暗黒の壁(The Wall of Darkness)
・機密漏洩(Security Check)
・その次の朝はなかった(No Morning After)
・月に賭ける(Venture to the Moon)
・宣伝キャンペーン(Publicity Campaign)
・この世のすべての時間(All Time in the World)
・宇宙のカサノヴァ(Cosmic Casanova)
・星(The Star)
・太陽の中から(Out of the Sun)
・諸行無常(Transience)
・遥かなる地球の歌(The Songs of Distant Earth)

2007年07月25日

●ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険

「ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険」(PSP)をクリア。ポポロクロイス物語1,2はプレイステーション(PS)で遊んだことがある。かわいいグラフィックとほのぼの感動ストーリィで,Webmasterが一番好きなRPGである。PS2で出ている続編は遊んだことがない。PS2を持っていないので。

今回やったのはPSPのベスト版で出ている総集編的なもので,ストーリィは1のショートバージョンと,1と2の間のオリジナルストーリィ,および2の内容が一続きの物語として展開される。

ここ何年かゲームなどまったくしなかったのだが,せっかくPSPがあるのだからと,コツコツと半年くらい(!)かけてやっとクリア。

基本的には一度PSでやった内容だったが,やはり楽しめた。2のエンディングムービィを見てかんな氏が号泣してしまったのは秘密。

2007年07月24日

●プリンタ購入 PIXUS iP2500

インクジェットプリンタのPIXUS iP2500(キヤノン)を購入。

かんな氏が実家で使っていたプリンタを別とすれば,自分でプリンタを買うのは10年ぶりとなる。10年前に買った機械はエプソンの初代フォトマッハジェット(PM-700C)だった。しかし動作音はうるさいし,そもそも自宅で印刷が必要なのが年賀状の季節だけだったことに気付いて,ほとんど使わないまま手放してしまった。

それ以降どんなにプリンタの機能が進化しても,必要性を冷静に考えて購入を見送ってきたわけである。

最近楽器仲間の集まり用で,かんな氏がパート毎の譜面をアレンジするのに,やはり自宅にプリンタが必要ということで,10年ぶりのプリンタ購入となった。

理想としては,
・譜面の印刷がメインなので白黒で良い
・集まりの場所に持って行く機会があるのでシンプル機能で小型軽量
・安価

という条件だったが,家電店で探しても,そもそもインクジェットの白黒専用プリンタがラインナップに無い。どんなショボいプリンタでも写真印刷がキレイにできるカラー機だ。どうかするとスキャナまで付いたゴツい複合機が1万円くらいだったりする。

キヤノンで1台,モバイル対応の小型軽量機種があったが,これもカラー対応で3万円近くする。惜しい。この大きさで白黒専用で1万円だったら最高だったのに。

で,結局見た目のシンプルさと安さでPIXUS iP2500に決定。本体は安いがインクカートリッジは当然高い。純正品だと黒とカラー合わせて5千円。まさに典型的な消耗品商売である。

まだカラー印刷は試していないが,白黒の印刷はなかなか速く,音は静かとは言い難いものの,10年前に比べればずいぶんマシになっている。接続はAirMac ExpressのUSBポート。これで無線LANで遠隔印刷できるのでなかなか快適。


2007年07月22日

●フルート練習中 赤とんぼ

久々にフルート練習の録音をアップ。曲は「赤とんぼ」(山田耕作)。下のパートはかんな氏 が吹いてくれている。本当はフルート四重奏の譜面なので,ちょっと寂しい。また録音レベルが低いのは機材がしょぼい(PowerBookG4の内蔵マイク)ということで勘弁いただきたい。

前回アップしてから間があいてしまった。どうも実感できるほど上達していないような気がしていたためだが,多少は上手くなっているだろうか。少なくともピッチは合うようになってきたと思っている。

他にも何曲か練習しているのだが,録音すると緊張して失敗したりして,公開できるようなレベルまでは達していない。もうちょっとマシな録音機材も欲しいところ。

2007年07月20日

●UFO特番カムバック

先日めずらしくテレビを眺めていたら,情報番組の1コーナーとしてUFO写真の特集をしていた。

矢追順一氏のUFO特番や,TVタックルの超常現象バトルが好きで楽しみにしていたWebmasterだが,なぜか1999年を境にこれらの番組がめっきり減ってしまったように思う。最近勢力を伸ばしているのがオーラだとかスピリチュアルだとかいったくだらない番組。

さて,冒頭に挙げたUFO写真特集で,UFO写真とされるものを撮影したおばちゃんは,「これは絶対にUFOだと思います」などとわけのわからないことを言っている。UFO特番が減ったおかげで日本人の常識はここまで地に落ちたのかと愕然としてしまった。

はっきりさせておこう。何であるか特定できない飛行物体,それがUFO(Unidentified Flying Object;未確認飛行物体)である

なので,「これは絶対に飛行機ではないと思います」とか,「絶対にレンズのゴミではないと思います」というなら問題はないが,「これは絶対UFOです」という言い方は的外れも甚だしい。

UFOが存在する,あるいは多数の目撃情報があるということと,それがエイリアンクラフト(宇宙人の乗り物)である,ということの間にはもの凄く大きな壁があって,まるで別の問題であることを認識すべきである。

UFO特番が衰退せずに健全に発展すれば,もっと科学的な面白い議論が期待できたであろうに,本当に残念でならない。

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2007年07月17日

●SF本読了 ナ・バ・テア

「ナ・バ・テア」(森博嗣)読了。

スカイ・クロラシリーズの第2作目。時系列的には「スカイ・クロラ」の前日譚にあたる。今のところ文庫で読めるのは,第3作の「ダウン・ツ・ヘブン」まで。

空中戦の描写は,飛行機の動きをイメージできればより楽しめそう。古い映画だがトップ・ガンが観たくなった。

キレイな作品だが,ミステリのような「やられた」感はないので,好みは分かれるかもしれない。

2007年07月15日

●ライブ鑑賞 古川初穂ピアノトリオ

WebmasterのT-SQUARE好きを知っている友人にお誘いを受け,近所のライブハウスへ。

「古川初穂ピアノトリノ」のアルバム発売記念ライブである。古川初穂(p),須藤満(b),則竹裕之(dr)の3人組。知っている人は知っている(あたりまえ)ように,須藤氏と則竹氏といえば,THE SQUARE〜T-SQUARE時代に長年ベースとドラムスを務めた中心メンバだ。

プロのミュージシャンのライブというものを観る機会がこれまでほとんどなく,彼らの演奏はCDやDVDで何度も聴いていたものの,生で拝見するのは今回が初めてということで,いい歳をして舞い上がってしまった。

ライブ終了後は発売前のCDに目の前でサインしてくださり,しっかり握手もしていただいた。雲の上の人だと思っていた方々が,なんだか身近に感じられた。さらに一緒に写真まで撮って頂けたのは望外の喜びで,いい記念になった。誘って頂いた友人には心から感謝したい。

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参考リンク:
かんな氏のレポート
古川初穂ピアノトリオ Official Web Site

2007年07月14日

●猫のピート 水飲み場問題

猫のピートは水道から出たばかりの新鮮な水が好きだ,という話は以前書いた通りだが,最近ますますその傾向が強くなっている。

カリカリの隣に,水の器(タイプの違う2種類)も常に水換えをして新鮮な状態で置いているのだが,そちらからはほとんど飲んでいる気配がない。

で,喉が渇くと洗面所の扉をシャカシャカと引っ掻くのである。「水を飲ませろ」と言うわけだ。今朝などまだ3時だというのに,シャカシャカで起こされて水を出させられた。

ガマンして器から飲め,としつけたいところだが,何といってもわがままネコなのでたぶん無理だろう。

こんな事態はさすがに想定していなかったので,どう対策するかは思案中。最悪,長時間外出するときは,寒冷地の凍結防止みたいに,洗面所の水をチョロチョロと出しっ放しにしておくしかないかもしれない。ピートが認めてくれる水飲み器というのがわかればいいのだが...

続きを読む "猫のピート 水飲み場問題"
2007年07月10日

●SF本読了 スカイ・クロラ

「スカイ・クロラ」(森博嗣)読了。

ミステリで未読のシリーズがまだまだ残っている森作品だが,それらを後回しにしてスカイ・クロラを選んだのは,もちろん押井守監督によるアニメ映画化の話が出たからだ。

押井監督といえば,「パトレイバー」「攻殻機動隊」と,Webmasterの好きなSF作品を選んでいるかのように映画化してくれるなぁ,と思っていたが,今回は森博嗣ということで,ちょっと驚いている。

ということで,本作もジャンルとしてはSFに分類。レビューを見ると純文だとか寓話とか哲学書だとかいう感想も見かける。そもそもジャンル分けなど無意味だと森氏なら言いそう。

原作の感想としては,ライトな印象で,シリーズをもう少し読んでみたいというところ。空中戦のシーンなどはアニメ化でどうなるのか楽しみではある。

参考:劇場版スカイ・クロラ公式サイト

2007年07月09日

●プラネタリウム番組鑑賞 銀河鉄道の夜

プラネタリウムの星空をボーっと眺めるのが好きなWebmasterだが,近所のプラネタリウムではただ星空を映すだけでは客が入らないためか,普段は星空を少しの時間映して,あとは星空以外の映像番組をやっていることが多い。

この映像番組というのがまた,いかにも子供向けで,内容はもちろん,映写装置の制約もあってただ絵が順番に切り替わるだけの単調でつまらないものが多かった。

だものだから,たまにやる大人向けの星空だけの番組以外のときはあまり足が向かなくなっていた。

ところが今回,新システム(リブラのHAKONIWA)を導入して,CG作品「銀河鉄道の夜」をやるというので,上映最終日に駆け込みで観てきた。

これがまた,想像以上の出来でちょっとびっくり。直径22mのドーム全天にフルCGの高解像度アニメが展開されるスペクタクルは,はっきり言って愛知万博で見た映像系のパビリオンを越える迫力だった。

メイキングを見てそれも納得。今後もこんな作品が上映されるなら,楽しみが増えるというものだ。何といっても公共施設なので料金が安いのも良い。

配給版は4000×4000ピクセルと、面積比が3.3倍の解像度になりました。15台PCを使ったCINEMA 4Dの再レンダリングに6カ月、After Effectsでの合成に2カ月の時間を要しました。 4000ピクセルのドームマスターは4Kと呼ばれますが、この4Kのデータを活かせるプラネタリウムはまだ日本にありません。現在はあきらかにオーバースペックなデータですが、10年後には主流となるでしょう。
この静止画像30枚で1秒分のアニメーションとなります。「銀河鉄道の夜」通常版は38分のアニメーションなので約69000枚のドームマスター画像をつくりました。この全データ量は、データ圧縮をしても1.4テラバイト。
2007年07月07日

●七夕のピート(季節感なし)

ネタがないのでピートの写真でも。七夕とか7並びのラッキーディもピートには全く関係なく,いつも通りパソコンの上で座り込み。

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2007年07月04日

●ミステリ読了 迷宮百年の睡魔

「迷宮百年の睡魔」(森博嗣)読了。

仕事ばかりしていて読書ネタくらいしか書くことがない。「女王の百年密室」を読んだときに,読み切りの長編と書いてしまったが,じつは誤りで,本作が続編となる(じつはシリーズもの?)。

舞台が22世紀ということで,SFミステリと言えるだろう。ロボット(ウォーカロン)の活躍も見逃せない。特に主人公のパートナであるロイディはいい味を出している。

SF全般に共通する点だが,エネルギー問題を解決している未来社会において,変圧器などの送変電機器がどうなっているのかが気になる。発電はまあ,太陽電池なり核融合なりのブレークスルーで事実上無尽蔵に使えるようになったとして,基本的に電力を使うという点は現代と変わらないわけだ。

電力を使うとすれば,当然輸送(送電)と変換(変圧)の必要が出てくるわけで,送電線だとか油の入った巨大な変圧器というような機器は,電磁気学が変わらない以上は必ず必要になると思うのだが,その点を詳しく書いたSFというのは読んだことがない。

作品によっては,各家庭や機械そのものに,超高効率な太陽電池(と何らかの電力貯蔵装置)を内蔵してしまうケースもあるが,今回読んだ作品では「世界のエナジィ問題は解決した」としながらも,ロボットのエナジィは「コンセントにつないで充電」する必要があるとされている。仮に街単位である程度の規模の発電設備があるとしても,各家庭まで電力を引く配電網は必要なわけで,その辺の描写がきちんとされているSFを読んだら,(本筋とは関係ないところで)ちょっと感動するかもしれない。