●SF本再読 ファウンデーション
「ファウンデーション —銀河帝国興亡史〈1〉」(I.アシモフ)を再読。
未読本は消化してしまったし,文庫の新刊でめぼしいものがないので再読キャンペーン。
「ファウンデーション」シリーズは大好きだが,読み始めると長くなるのでなかなか機会がなかった。「ロボット」シリーズは実家に置いてあるのでこれも持ってこなくてはいけない。どういう順番で読むかは思案のしどころ。「第二〜」まで読んでからロボットシリーズに移って「〜と帝国」まで読み,「〜彼方へ」以降という感じがいいだろうか。
やっぱり最初の頃の話は「伝説のハリ・セルダン」「心理歴史学」といった主要なキーワード以外はすっかり忘れていて,また新鮮な気持ちで楽しめる。よく「擦り切れるほど何度も読んですっかり覚えてしまった」という人がいるが,Webmasterはそういう読み方がなかなかできない。新しく読みたい本が次々と出てきて過去を振り返る時間がないからだ。
以前はせっかく買った本はすべて取っておこう,という方針だったが,小さい本棚もいっぱいになってきて考えを改め,少なくとも「再読の価値なし」と判断した本については処分することにした。面白かった本についても「読みたくなったらまた買えば良い」という考え方もあるのだが,現実的には経済的な問題とか流通(絶版)の問題があって難しい。
近所の図書館に寄贈してしまう手もあるな,と最近思いついた。きちんと分類して蔵書してくれるなら,保管スペースと再読性の問題が一挙に解決する上に社会貢献にもなる。蔵書してもらうことを前提として寄贈が可能かどうかそのうち調べてみよう。