« 猫写真 師走のピートとデルタ | メイン | SF本再読 ZOKU »
何年か前にかんな氏が買った「魔法のカイロ」。
中身は透明な液体で,中の金属を「パキッ」と折り曲げると,液体が結晶化しつつ発熱する。完全に固まって冷えたら,電子レンジや湯煎で温めるとまた液体に戻って繰り返し使えるという不思議なカイロ。
これは魔法ではなく化学。液体は酢酸ナトリウムで,この液体の性質(過飽和?過冷却?) を利用したもの。
久しぶりに使おうとしたのだが,何度レンジや湯煎で温めても,トリガー(金属をパキっ)する前に結晶化が始まってしまってダメだった。経年劣化したのだろうか?