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2009年10月13日

●SF本(?)読了 猫語の教科書

「猫語の教科書」(P.ギャリコ)読了。

かんな氏が買った本だが,設定(猫がタイプライターで書いた)がSFっぽいのでSFということで。

マクドナルドで読んでいるときに不覚にも落涙してしまった。

別にお涙ちょうだいというわけじゃないし,感動巨編でもないのだが,あまりにも見事に猫に支配される人間の姿が自分と重なってしまって,笑えてくるし泣けてくる。

基本的に猫が猫のために書いた教科書なので,ピートに読んでもらいたいところだ。特にマナーのところとか。

この戦いの目的は何だったか、忘れないでください。欲しい食べ物を勝ちとるだけでなく、人間の精神をたたき直して、猫のために食事を用意させていただきます、というところまでもっていくのです。