« 植物 | メイン | 猫のピート »

2013年07月10日

●EOS Kiss X2その後(EOS 6DとEF 40mm F2.8 STMを購入)

デジタル一眼レフのEOS Kiss X2を買って4年半になる。最低5年は使うつもりだったけれど、たまにシャッターが切れなくなる不具合や、電源が入らない(前触れなく電池切れ?)症状が出るようになって、後継機を選定していた。

選定といっても小型軽量のフルサイズ機EOS 6Dが昨年発売されてからは、機種はほぼ確定していた(2012年末に書いた記事)。Amazonで価格をワッチしていたら、昨年末に一度150000円まで下がって以降はまた価格が上昇して、ずっと下がらなかった。それが最近また年末のレベルまで下がってきたということで、購入に踏み切った。

もっと安いKissや60D,7Dなどもあるけれど、APS-C機はKiss X2でたくさんというのが正直なところ。といって5D系は高いしデカいし重い。というわけで6Dはちょうど良かった。ちなみにAPSというのはAdvanced Photo Systemのことで、フィルム交換の際にベロを爪に引っ掛けたりという面倒な操作が不要のシステムのこと。短命だったがセンサーサイズを表す言葉として生き残った。

レンズ資産(というほどたいした資産ではないけれど、合計10万円分くらい)を無視してニコンに移る、という選択肢はカメラの更新のたびに考える。私の記憶ではちょっと前まではニコンが低画素数、高感度、キヤノンが高画素数、低感度という傾向だったと思い,それがあったのでニコンが魅力的に思えたことがあった。しかし6Dと比較されることの多いD600のスペックは、6Dよりも高画素数、低感度になってしまっている。いつからか関係が逆転したのだろうか?

室内の猫を撮ることがメインの使い方なので、常用ISOは高ければ高いほど助かる。逆に画素数は600万もあれば充分。実際、Kiss X2でも最高解像度で撮ったことはほとんどない。それでもフォトコンテストで賞も取れたし。

というわけで6Dに決めたのだが、フルサイズとしては軽いとはいえ、Kissに比べるとやっぱり重いのは事実なので、お出かけ用のレンズとしてEF史上初のパンケーキレンズEF 40mm F2.8 STMも一緒に購入。

EOS 6D

これからぼちぼち猫を撮って、高感度性能がどの程度有効なのか確認していきたい。このくらいのスペックならもう一生使い続けたい気もするけれど、そのうちまた壊れてしまうんだろうなぁ。昔みたいに一生ものの機械、とまでは言わないけれど、せめて大切に使えば20年くらいは持ってもらいたいものだ。レンズはすでにそのくらいの寿命はあるのだし。

Pete
Canon EOS 6D / EF 40mm F2.8 STM / 1/60 F2.8 ISO12800

Delta
Canon EOS 6D / EF 40mm F2.8 STM / 1/80 F2.8 ISO12800


2013年05月15日

●猫のデルタ 6歳

猫のデルタも早いものでもう6歳。6年といったら小学生が卒業するくらい,中学生は高校を卒業するくらいの年月だ。

体重は久しぶりに量ってみたら7.2キロ。ピートよりはちょっと小顔なので,その分寸胴体型に見えるかも。

この1年も病気などはせず,元気に過ごしてくれた。これは本当にありがたいこと。

Delta

ピートとの関係も同じような感じ。けんかもするけれど,いないと寂しい。

Pete and Delta

Pete and Delta

6歳になっても甘えん坊は変わらず。超が付くほどの癒し系。

Delta and Kanna

Delta and Kanna

靴にスリスリするのも相変わらず。動画の靴は処分して新しいものを買ったけれど,やっぱりスリスリしていた。

ピートと一緒にいつまでも元気でいてほしいものだ。

【デルタが出てくる動画(Youtube)】
撫でてと要求するデルタ(鳴き声あり)
猫ベッド攻防2
メモリーキーヤーとデルタ
猫ベッド攻防
避難生活中の実家でデルタ危機一髪の図
ピートとデルタと桜盆栽
デルタのグーパー
やっぱり靴が好きなデルタ
膝の上から動かないデルタ
にゃんだあBAGに腰が引けるデルタ
デルタのゴロゴロ
靴の匂いに酔っぱらうデルタ
ピートにちょっかいを出して遊ぶデルタ
パソコンを占拠するデルタ
ピートとデルタ仲良く毛繕い

【猫のデルタの主な記事】
生後5ヶ月
生後6ヶ月(去勢手術)
生後7ヶ月
そらとぶねこフォトコン受賞
1歳
生後16ヶ月
生後18ヶ月
2歳
ピートとデルタ,フォトコン受賞
3歳
デルタがフォトコン最優秀賞
4歳
5歳
・かんなさんの猫ブログ「にゃんこーず

2013年02月02日

●iPhone5その後(2週間経過)

ガラケーからiPhone5 64GBに機種変更して2週間になる。2年使ったiPod touch第4世代の用途は完全にiPhoneに引き継ぐことができた。

すぐに感じたのはやはりバッテリーを食うな、ということ。スマートフォンは便利だ。これ1台で電話もできるし、どこにいてもネットで調べ物や書き物ができる。地図だって現在位置付きで見られる。写真やビデオも撮れるし画面も大きくてキレイだ。

しかしである。便利だからと使いまくるとあっという間にバッテリーを消耗する。もしも出先でバッテリーエンプティになったら緊急電話もかけられない。それはマズい。バッテリーを節約しなくては。となる。

ちょっと調べたいことがあるけれど、電池がもったいないから帰ってから調べよう。とか、地図が見たいんだけど電池残量が50%切ってるからやめておこう。とか、電車の待ち時間でヒマだからツイッターでも見たいけど電池が…。などなど、スマフォを使っている人なら誰でも経験があるのではないだろうか。でもこれってせっかく便利な道具なのに本末転倒ではないか。「電池を長持ちさせるため」に持ち歩いているわけではないはずだ。

今の所は常に充電用のケーブルを持ち歩くとか、車用の充電器を買うとか、慎重な人なら荷物が増えるのを我慢してモバイルバッテリーを持ち歩くとか、ユーザー側で電池対策をするくらいしかないけれど、メーカーにはキレイな画面とかコンテンツよりもまず、電池残量を気にせず使えるモノを開発してもらいたいものだ。Kindle PWはそういう意味ではエライと思う。

iPhone5の機能に関してはだいたい思った通りで、iPod touch第4世代に比べると動作速度がかなり高速化しているのは快適。Bluetoothキーボードを使ってメモ帳で入力するときのサクサク感がぜんぜん違う。ただ、たまに保存されずにメモ帳アプリが落ちるのは相変わらずで、この点は早く改善して欲しい。

意外と便利だなと思ったのはSiriという音声認識機能。ちょっとしたメールを送るくらいなら充分実用になる。「かんなさんにメッセージ」「どんなメッセージを送りますか?」「今から帰ります」程度のことならタッチパネルを触らなくてもメッセージが送れてしまう。ただし、人がいるところで使うのはちょっと恥ずかしいと思う。

一緒に買ったレザーのケースは、非接触ICカードを入れておサイフケータイ風に使うことができるというものだが、残念ながらマンションのカードキーも、バスの定期券(Pasmoとは違う独自形式)も反応しなかった。干渉防止シートは付属してくるけれど、挟んでもダメだった。iPhoneの金属筐体がそばにあるだけでダメみたい。Suicaはまだ試していないけれど、反応しなかった時のダメージ(改札で止められる、レジであたふたする)が大きいのでなかなか試せない。

Delta


2013年01月01日

●あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

2013年も今まで同様,写真ネタにはこだわらず,アクセス数アップも意識せず,更新頻度も適当に続けていきたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。

日々の細々したどうでもいい話はツィッターで。>Twitter(@hsohei)

猫たちの様子はアメーバブログにも書いています。>ソウヘイ航宙記

Pete and Delta

2012年12月31日

●写真って楽しいねっ〜2012年総括〜

3.11の東日本大震災から1年9ヶ月。波はあるものの余震は続いていて,今月も一回津波注意報が出たりした。原発事故の放射線は,2012年12月末現在で0.055〜0.060uSv/hくらい。昨年の半分以下,1/3近くに下がってきている。事故前に比べると2倍くらいの値。

トピックスとしてはアマチュア無線関係が多かった。開局した当初は災害時に安心かな,という程度だったのが,うっかりCW(モールス通信)を試してみたところが,これがけっこう面白くてハマってしまった。オールモードの無線機FT-817を買ったり,ハムフェアにも出掛けてみたし,コンテストに参加して海外とも交信することができた

新しいことに挑戦するのは楽しいし,これからもアマチュア無線は少しずつ続けていければ良いと思っている。ただし,1年間やってみてそんなにのめり込むようなことはないだろうと踏んでいる。なぜかといえばアマチュア無線は所詮「金がないと極められない/金さえあればそこそこ極められる」趣味だとわかったから。もちろんCWをはじめとしてPhoneでもオペレートのスキルに依存する部分はあるし,アンテナだとか電波伝搬を勉強することは必要だ。でも,いくらスキルを磨いたって無線機が買えなければ交信できないし,アンテナを建てる場所だって要る。そして無線機や道具類はいちいち高価。お金のない人は私のようにQRP(低出力)と移動運用で慎ましくやるのが精一杯。この1年で無線関係に20万円くらい使っても,だ。

そういう意味ではアマチュア無線というのは楽器やスポーツよりも,車だとかカメラに近い趣味ではないだろうか。そしてつぎ込んだ金額で満足度が変わるような趣味にはそれほど夢中になることはできない。これから続けていくにしても,投資は最小限に,スキルと知識を伸ばす方向で楽しみたいと思っている。

アコースティックギターの弾き語りは,無線とは対照的に90%はスキル依存であり,こっちの方こそ末永く楽しめる気がしている。とはいえスキルに依存するということは常に練習していないと上達はないということで,忙しいとなかなか厳しいのが実態。かろうじて年2回の発表会()だけは参加するようにしている。

猫のピートは7歳デルタは5歳になった。今年はいつものフォトコンテストで,かんなさんの撮った写真が特別賞を受賞した。日々の写真はアメブロの方に載せている。

読書は年末になってついにKindleが発売され,私も早速PaperWhite 3Gを購入した。今後紙の本と電子書籍の読書比率がどのように変わっていくのかは予測できないけれど,1年後の総括ではある程度方向性が見えてくるかもしれない。保管場所のことを考えるとKindle優位なので,購入を迷っている本が複数ある場合はKindle版が出ている方を優先する可能性は高い。

ということで今年読んだ本は下記。

【SF】
キリストのクローン/新生(上・下)(J.ボーセニュー)
キリストのクローン/真実(J.ボーセニュー)
南極点のピアピア動画(野尻抱介)
希望(瀬名秀明)
連環宇宙(R.C.ウィルスン)
天冥の標6 宿怨 PART1(小川一水)
白鹿亭綺譚(A.C.クラーク)
銀河ヒッチハイク・ガイド(D.アダムス)
拡張幻想 ー年刊日本SF傑作選ー(大森望・日下三蔵 編)
宇宙の果てのレストラン(D.アダムス)
機龍警察 自爆条項(上・下)(月村了衛)
天冥の標6 宿怨 PART 2(小川一水)
宇宙クリケット大戦争(D.アダムス)
去年はいい年になるだろう(上・下)(山本弘)
フェッセンデンの宇宙(E.ハミルトン)
さようなら、いままで魚をありがとう(D.アダムス)
ほとんど無害(D.アダムス)
小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団(瀬名 秀明, 藤子 ・F・不二雄)

【ミステリ】
工学部・水柿助教授の逡巡(森博嗣)
工学部・水柿助教授の解脱(森博嗣)
四季 春(森博嗣)(再読)
タカイ×タカイ(森博嗣)
朽ちる散る落ちる(森博嗣)(再読)
シャーロック・ホームズ作品集(I) お風呂で読む文庫(C.ドイル)
シャーロックホームズ作品集(II) お風呂で読む文庫(C.ドイル)

【ご参考】
2011年総括
2010年総括
2009年総括
2008年総括
2007年総括
2006年総括
2005年総括

2012年10月28日

●アコースティックギター弾き語りその後(発表会8回目)

弾き語りを習い始めてからいつの間にか3年9ヶ月。年が明けたら丸4年ということになる。年に2回ある発表会には今のところ欠かさず参加しているので,もう8回目だ。

始めた頃のモチベーションをずっと維持し続けていれば,4年もやっていたら相当上手くなっていただろうけれど,現実はなかなかそうもいかず,スキルとしては長いこと足踏み状態である。ただ発表会にだけは参加することで,後戻りだけはしていない(と思いたい)。

今回は一応初めての試みとして,ストラップを付けて立って弾き語りをした。短い曲なのでスコアも暗譜。この方がマイクとの距離を調整しやすいので,音としては良かったと思う。が,脚が震えてしまった。何度も出ている発表会だし,聴いているのは教室の関係者だけなので落ち着いて弾けると思っていたのだが,ステージというのは怖いところだ。

目の前にマイクがあって,自分の声が後ろから聞こえるという環境が緊張を生むのだとしたら,マイクとマイクスタンドを買って普段からマイク録りの練習をすればいいのだろうか。

動画は発表会の一週間前の録画。ZOOM Q3で録ったもの。2分くらいのところでデルタが登場する。

【誰よりも遠くへ】

【参考記事】前回の発表会

2012年09月14日

●【告知】猫のデルタがカレンダーに載りました

卓上カレンダー「猫めくり番外編」にデルタが採用されました。

週めくりタイプのカレンダーになります。

かんなさんのブログもどうぞ>にゃんこーず:番外編 2013猫カレンダー♪♪


2012年08月29日

●EX-ZR200その後(ファーストインプレッション)

初めて買ったコンパクトデジカメのカシオHi-Speed EXILIM ZR200,荷物のある移動のときに使うつもりで買ったけれど,一番撮るのはやっぱり猫だろう。

小さい撮像素子と暗いレンズでは画質に期待はできないよ,とかんなさんには説明したけれど,そうは言ってもスペック上は常用ISOは3200までになっているし,EOS Kiss X2を買ってもう4年になるので,技術の進歩でけっこう写ったりして。という密かな期待もあった。

と思って買って帰ってきてまずは薄暗い室内で猫を写す。

Delta

EX-ZR200/f4.3/ISO800

うーん,まあ自分で言ったことだけど,やっぱりこんなもんか。という感じ。ISO感度は「上げて撮ることができる」というだけで,キレイに写るという意味ではなかった。そこそこ見られる画質はISO400までかな。

EOSで使い慣れている絞り優先AEは,コンデジではあまり意味がないかもしれない。開放と全絞りの二通りしか選べないし,開放にしてもセンサーが小さいのでほとんど背景がボケない。まあ余計な機能をサクっと無効にするという使い方としてはこれで良いのかも。

ベストショット(BS)というモードで,撮りたいシーンごとに適切な設定に自動的にしてくれる機能があり,そのシーンにぴったり合ったシチュエーションならば簡単で良いかもしれない。ペットを撮るモードもあるけれど,どうかなぁ。ちょっと撮っただけだと絞り優先AEとどう違うのかよくわからない。

前々から感じているのだが,1600万画素は必要ないと思う。取説には「ポスター印刷向け」だと書いてあるが,そんな大判プリントをコンデジユーザーがするだろうか?仮にポスターに出せたとして,とても満足のいく画質にはならないだろう。無駄にファイルが大きいし。ここは思い切って600万画素程度に抑えて,低ノイズ化なり高感度化に振った方が良い結果になるのでは。まあ今更「画素数を減らして高画質化しました」とは言いづらいのはわかるけれど…。

動画とハイスピードムービーも少しずつ試しているところ。屋内では光量不足がかなり厳しく,120fpsくらいが限度かな。でも面白い。デルタがピョンピョンジャンプしていた子猫の頃にこれがあったら面白かったと思う。蛍光灯だとフリッカが出てしまうので注意。電球型蛍光灯はインバータ点灯のような気がするけどチラツキが映る。

で,一番困っているのは画質ではなくてパソコン(Mac)へのデータ取り込み。元々EOS用のユーティリティを使っていて,これはそのままZR200のSDカードを挿したときにも動作するのだが,動画ファイルは無視される。カシオのユーティリティソフトはWindows用しか提供されないようだ。なので動画はFinderでフォルダを開いて手動でコピーしている。

かんなさんの方はWindows7で,ValueStarに付属してきた写真ユーティリティを使ってみたところ,取り込みの途中でフリーズしてしまった。PCメーカーの純正アプリがOSを巻き込んで固まるのはマズいだろう。

とまあ,ちょっと不満の多い記事になってしまったけれど,売りである「サクサク感」は評判通りと思うし,今後クセを理解してしまえば便利に使えるだろう。

Delta

EX-ZR200/f4.3/ISO640

2012年08月19日

●夏休みの買い物(コンパクトデジカメ)

アマチュア無線を始めてから,出掛けるときの荷物が増えてしまって,小型軽量のEOS Kiss X2ですら持ち歩くことが厳しくなった。

しかし移動先で写真を撮りたい場合もあり,携帯電話(S002)のカメラではさすがに厳しいこともあって,コンパクトデジカメが必要かな,と思うようになった。

コンパクトカメラというのはフィルム時代から含めてもこれまで買ったことがない。リコーのGR1を買う一歩手前までいったことはあるが,そのときは冷静に考えて使う場面が思いつかなかったので見送った。

ということでコンパクトデジカメを選ぶにあたって真っ先に思い浮かんだのはデジタル版GRのGR Digitalであるが,値段を見て断念した。一眼レフからの買い替えならともかく,サブ機にこの値段は出せない。

予算はせいぜい2万円というところ。この値段では大型撮像素子も明るいレンズも選べないので,画質よりも機能が面白いものを選びたい。どっちにしろ画質優先のときはEOSを使うことになる。

EOS選びのときにも書いたことだが,デジカメに望むのは「フィルムカメラでは不可能な撮影」だ。それは超高感度であったり,超高速連写ということになる。超高感度は一眼レフデジカメの高級機でないと実用にならないが,高速連写ならカシオの機種でできるものがあった気がする。

ということで候補に挙げたのが,Hi-Speed EXILIMシリーズ。秒間30コマの高速連写,最高1000fpsのハイスピードムービーなど,面白そうな機能がある。起動時間やシャッターラグが短いのも良い。元々光学系ではカメラメーカーと勝負にならないので,機能的に尖ったモデルで訴求する作戦なのだろう。

予算的にはZR15,ZR20,ZR200あたり。水戸のビックカメラでカタログをもらい,カフェでお茶を飲みながらじっくり選ぶ。夏休みのレジャーとしても良い感じ。

ZR20は新しいモデルで,HSナイトショットはすごいと思ったが,連写した画像を重ね合わせる擬似超高感度であって,例えば暗い部屋で動いている猫を撮る,というようなシーンには使えない。それならばマニュアルモードダイアルの付いているZR200の方がいいかな,ということで決定。

使い勝手や画質についてはまた後日。

Delta


2012年05月27日

●猫のデルタ5歳

デルタも5歳。もう5年も経ったのか,という感じ。

幸いこの1年も病気などはせず,元気に過ごしてくれたことを感謝したい。

Delta

ピートとの関係も相変わらずで,甘えたいデルタとちょっと鬱陶しいと感じている,でもちょっと毛繕いしてあげたりするピートの感じが毎日微笑ましい。

Pete and Delta

それにしても靴に異様に執着するのはなんとかならないものだろうか。私の靴は臭いとかマタタビのニオイがするに違いないとか,Youtubeでは散々な言われようである。かんなさんの靴にも,お友達の靴にも,同じようにスリスリするのに...

ピートは私の膝によく乗ってくるが,デルタは圧倒的にかんなさんが好きみたいで,よくかんなさんの膝に登って睡眠デンパを出している。

Delta and Kanna

私に対しては,「撫でて」か「遊んで」が多い。たまには膝に乗ってくることもある。

5年も一緒に生活して,毎日同じものを食べているのに,ピートとデルタでは性格がぜんぜん違うというのが面白い。まあ体格は似てきたけれど...

【デルタが出てくる動画(Youtube)】
撫でてと要求するデルタ(鳴き声あり)
猫ベッド攻防2
メモリーキーヤーとデルタ
猫ベッド攻防
避難生活中の実家でデルタ危機一髪の図
ピートとデルタと桜盆栽
デルタのグーパー
やっぱり靴が好きなデルタ
膝の上から動かないデルタ
にゃんだあBAGに腰が引けるデルタ
デルタのゴロゴロ
靴の匂いに酔っぱらうデルタ
ピートにちょっかいを出して遊ぶデルタ
パソコンを占拠するデルタ
ピートとデルタ仲良く毛繕い

【猫のデルタの主な記事】
生後5ヶ月
生後6ヶ月(去勢手術)
生後7ヶ月
そらとぶねこフォトコン受賞
1歳

生後16ヶ月
生後18ヶ月
2歳
ピートとデルタ,フォトコン受賞
3歳
デルタがフォトコン最優秀賞
4歳
・かんなさんの猫ブログ「にゃんこーず

2012年01月01日

●あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

2012年も今まで同様,写真ネタにはこだわらず,アクセス数アップも意識せず,更新頻度も適当に続けていきたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。

日々の細々したどうでもいい話はツィッターで。>Twitter(@hsohei)

猫たちの様子はアメーバブログにも書いています。>ソウヘイ航宙記

デルタとススキ

2011年12月31日

●写真って楽しいねっ〜2011年総括〜

2011年,やはり311の東日本大震災のインパクトは大きかった。幸い我が家は人的・猫的な被害はなかったし,マンションは揺れがひどくて家財はずいぶんダメになったが,住むところがなくなったわけではない。インフラが復旧するまで2週間に及ぶかんなさんの実家での避難生活も大変ではあったがとにかく家族がみな無事だったことを感謝したい。当時の日記を読み返すと,なかなか生々しい。給水車に3時間並んだこと,わずかしか品物のないスーパーに入店するのに2時間並んだこと,福島原発の状態を注視しつついざというときに逃げるためのガソリンを温存して徒歩で行動したこと,10日間シャワーも浴びられなかったこと,一日に何度も沢に水汲みに通ったこと…。できればもう二度と経験せずに済ませたいものだ。

我が家の被災状況

震災後も余震が続き,9ヶ月以上経った現在でも1日か2日に一回くらいは体感できる揺れがある。そんな状況なので狭い部屋の中は備蓄の水や食料品などが所狭しと並び,倒れたり落ちて危険なものはすべて撤去するか床置きにしてあり,とても人様にお見せできる状態ではない。こんな体制をいつまで続ければいいのか,難しいところだ。

原発事故の放射線だが,2011年の12月現在で,事故前の5倍くらいの値(0.14uSv/hくらい)で推移している。ちなみに5月は0.2uSv/hくらいだった。

震災以外の話題としては,iPod touchを買って日記(プライベートな方)をEvernoteに移行したこと盆栽を買ったこと,かんなさんのパソコン更新,そしてアマチュア無線の免許(3アマ)を取って無線局を開局したことなどがあった。

アコースティックギターの弾き語りは現在ほとんど教室には通っておらず,コードを忘れない程度に気が向いたときにちょっと弾くくらい。アコギは手軽な楽器ではあるが,本当に忙しいとやはり手が付かない。ただ,来年も発表会だけは出ようと思うので,何か課題曲を考えなければいけない。

猫のピートは6歳デルタは4歳になった。猫のネタはいちいち書いていないけれど,それは安定した日常ということで幸せなことだ。写真はアメブロの方に載せている。

読書は淡々と文庫新刊SFを読んだり再読したり。

【SF】
スティーヴ・フィーヴァー ポストヒューマンSF傑作選(山岸真編)
さよならペンギン(大西科学)
ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成<S>(大森望編)
アンブロークンアロー戦闘妖精・雪風(神林長平)
青い星まで飛んでいけ(小川一水)
地球移動作戦(上・下)(山本弘)
天獄と地国(小林泰三)
天冥の標IV: 機械じかけの子息たち(小川一水)
ねじまき少女(上・下)(P.バチガルピ)
あなたのための物語(長谷敏司)
結晶銀河 ー年刊日本SF傑作選ー(大森望・日下三蔵 編)
プランク・ダイヴ(G.イーガン)
ZOKURANGER(森博嗣)
究極のドグマ―穂瑞沙羅華の課外活動(機本伸司)
冷たい方程式(T.ゴドウィン他)
天冥の標V 羊と猿と百掬の銀河(小川一水)

【ミステリ】
黒猫の三角(森博嗣) 再読
人形式モナリザ(森博嗣) 再読
月は幽咽のデバイス(森博嗣) 再読
夢・出逢い・魔性(森博嗣) 再読
魔剣天翔(森博嗣) 再読
恋恋蓮歩の演習(森博嗣) 再読
六人の超音波科学者(森博嗣) 再読
キラレ×キラレ(森博嗣)
捩れ屋敷の利鈍(森博嗣) 再読
赤緑黒白(森博嗣) 再読
工学部・水柿助教授の日常(森博嗣)

【その他】
吾輩は猫である(夏目漱石) 電子ブック

【ご参考】
2010年総括
2009年総括
2008年総括
2007年総括
2006年総括
2005年総括

2011年10月04日

●ハンディトランシーバーVX-7購入

試験に合格したアマチュア無線(3アマ)の従事者免許が届くのを待っているところだが,従免が届いたら今度は無線機を用意して開局申請して局免をもらわなくてはいけない。

たまたま近所にハムショップがあることを知り,ドキドキしながら入ってみたら,親切にいろいろと教えてくださった。曰く,開局申請するにしても,先に無線機は必要(申請書に無線機の技適番号を記入する必要がある)だし,免許がなくても受信だけならできるし,まずは無線機を用意して実際の交信を聞いてみるのが一番参考になるよ,とのことだった。

ハムショップのオヤジさんのオススメはバーテックススタンダードのFT-817。アマチュア無線の醍醐味はやはり短波(HF)帯だよ,FT-817なら5WながらHFから430MHzまで対応している。と言われてけっこう悩んだのだが,ハンディ機に比べると少し高いし,そもそもマンションの管理規約を読んだらベランダにアマチュア無線のアンテナを設置してはイカンと書いてある。そうするとHF帯の長いアンテナを自宅に付けるのは難しく,それだったらまずはハンディ機にしようか,ということになった。将来的に固定機やモービルを買うとしても,ハンディ機は持っていても損にはならない。

カタログを熟読し,ネットの評判なども考慮して,バーテックススタンダードのVX-7に決めた。2002年に発売されたモデルだが,現行機として売っている。他の情報機器や家電とは製品サイクルがまったく違う世界らしい。

VX-7はハンディ機とは言っても50MHzのAMにも対応しているので,FM以外の雰囲気も味わえるかも,という期待も持てるし,耐久性などの評価も高い。ハムショップのオヤジさんも,わざわざこの機種を指名買いする人も多い人気機種だと太鼓判を押してくれた。

一緒に買ったのは車で電源を取るためのシガーソケットアダプタと,スピーカーマイク。

受信性能についてはまた後日。

Delta

2011年05月16日

●猫のデルタ4歳

早いものでデルタも4歳になる。兄貴分のピートよりも一回り小さいイメージだが,体重は6.6キロと,じつはほとんど変わらないくらい大きい。

Delta

ピートと同様,この1年は病気もせずに元気に過ごしてくれた。

3月11日の地震のときは,ベッドの布団の中に潜り込んで,自分たちが夜探しに行くまでずっとそこでじっとしていたようだ。デルタはただでさえビビりなので,さぞ怖かっただろうと思う。その後はピートと一緒に車中で一泊し,かんなさんの実家で避難生活をした話はピート6歳の記事などにも書いた通り。

Delta

それ以外のトピックスといえば,デルタの寝顔写真で写真店のフォトコンテストで最優秀賞を頂いたことがあった。また機会があれば応募したいけれど,最近写真がちょっとマンネリ気味になっているような気もしている。

デルタ 2010フォトコン応募

毎回同じようなことを書いているけれど,とにかくデルタは甘えん坊で誰にでもなつくし,怒ったりすることはまずなく,とても良い子。唯一ピートにだけは強気で,いつもちょっかいを出して取っ組み合いと追いかけっこになってしまう。

ピートとデルタ

【デルタが出てくる動画(Youtube)】
避難生活中の実家でデルタ危機一髪の図

ピートとデルタと桜盆栽

デルタのグーパー

やっぱり靴が好きなデルタ

膝の上から動かないデルタ

にゃんだあBAGに腰が引けるデルタ

デルタのゴロゴロ

靴の匂いに酔っぱらうデルタ

ピートにちょっかいを出して遊ぶデルタ

パソコンを占拠するデルタ

ピートとデルタ仲良く毛繕い

【猫のデルタの主な記事】
生後5ヶ月
生後6ヶ月(去勢手術)
生後7ヶ月
そらとぶねこフォトコン受賞
1歳
生後16ヶ月
生後18ヶ月
2歳
ピートとデルタ,フォトコン受賞
3歳
デルタがフォトコン最優秀賞
・かんなさんの猫ブログ「にゃんこーず

2011年02月11日

●iPod touchその後(2週間経過)

iPod touch(第4世代)を買って2週間経った。

関連製品まで含めてけっこうな投資になったが,今のところ満足している。

まず,会社で書いていたプライベートな日記をすべてiPodのメモに切り替えた。このメモを帰宅後にEvernoteに送信して,Macで続きを書く。これでオン,オフ両方の日記をその都度記入することが可能だ。

会社での使い方だが,メモを取るときはイラストのような感じでモニタの下にiPodを置いて,折り畳みキーボードを手前に置く。これでパソコンでテキストを入力するのとほとんど変わらない感覚で長文を入力することができる。見た目もあまり目立たない。

ちなみにこのイラストはApp storeで無料でダウンロードしたiPod用のお絵描きアプリ(My Paint Free)で描いた。

iPodtouch使用環境

普段使う道具なので,キズやヨゴレは気にしないことにしているが,薄いのでホールド性を考えて,液晶保護フィルム付きのシリコンカバーを買った。安物だったのでフィルムを貼っても指紋がつきにくくなるような効果はないようだ。クリーニングクロスを職場にも置いて,割と頻繁に拭いている。このあたりはタッチパネル機器としては抜本的な改善が望まれる部分だ。

ダウンロードした有料アプリは,i文庫(450円)と,セール中で安くなっていた学研まんがサイエンス2巻(115円)。i文庫は青空文庫を読むことができるリーダで,最初から名作150冊が内蔵されている。出掛けるときにiPodだけ持っていけば,音楽を聴きながら古典の名作の読書を楽しめる。荷物が多いときには助かるだろう。

あとはオフラインでも辞書が見られると便利だと思うので,そのうち辞書アプリは買うかもしれない。

もちろんオンラインでこそ真価を発揮できるのは確かなので,ポケットWi-Fiがあれば便利だとは思う。この辺は田舎なので公衆無線LANスポットもほとんどないし。これはもう少し月額利用料が安くなったら検討したい。

カメラの性能は評判通り悪い。屋内や薄暗いところだとほとんど使い物にならないと考えて良いだろう。WiFiでどこにでもすぐアップできるのは便利だが,あくまでもメモ代わりと割り切るべき。

ピートとデルタ
デルタ
山文魚

HD動画の方はまだあまり撮っていないけれど,単体で編集(トリミング)とYoutubeへの投稿までできるのは便利かもしれない。


2011年01月19日

●ミステリ再読 黒猫の三角

「黒猫の三角」(森博嗣)を再読。

S&Mシリーズを一通り再読したので,Vシリーズ。うちの猫デルタはこの作品に出てくる黒猫のデルタから名前を拝借した。黒猫ではないけれど,額の三角模様にちなんで。

「長いって、何がですか?」
「おつき合い」
「うわ、とんでもない」練無は首をふった。「あ、あの、そんなストイックな関係じゃありません、僕たち」

デルタ

2011年01月01日

●あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

2011年も今まで同様,写真ネタにはこだわらず,アクセス数アップも意識せず,更新頻度も適当に続けていきたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。

日々の細々したどうでもいい話はツィッターで。>Twitter(@hsohei)

猫たちの様子はアメーバブログにも書いています。>ソウヘイ航宙記

ピートとデルタ

2010年12月27日

●ビデオ通話を使ってペットの様子を見ることができるか(実践編)

先日の記事「ビデオ通話を使ってペットの様子を見ることができるか(事前検討編)」には次のように書いた。

従って,近々予定しているパソコンの買い替えでは,カメラ内蔵のMacBookProが第一候補なので,これとかんなさんが使っているEeePC(カメラ内蔵)の両方にSkypeを入れて,EeePCを実家なりのネット接続できるところに持っていって,そこから自宅のMacに通話をする。そのときにMac側のSkypeを自動応答する設定にしておけば,外から自宅Macのカメラ画像を見ることができるのではないか。

さて実践である。事前にかんなさんの実家には安い無線LANルータ(BaffaloのWHR-HP-GN)を買って無線化してある。

MacBookPro15インチを購入して,Skypeもインストールした。自動応答もマニュアル通り設定した。

EeePCのSkypeかんなIDから,MacBookPro(MBP)のSkypeソウヘイIDをコールする。・・・と,MBPが自動応答するところまでは順調なのだが,音声は聞こえるけれど映像が出ない。MBP側の画面を見ると,EeePCの映像は映っている。

設定する場所は「ビデオを自動的に開始」のチェックを入れるくらいで,他に関係しそうな項目はない。

通話が始まってからMBPで(手動で)ビデオのアイコンをクリックすると,ちゃんと相手側に映像が映るので,iSight(内蔵カメラ)はちゃんと機能している。

しばらく悩んでも結局原因がわからず,他のデータ移行作業を進めることにしたので再挑戦するのが後回しになってしまった。

で,Skypeのサイトを見たらバージョン5.0のベータ版があったので,ダウンロードして試してみた。ら,何もしなくてもあっさり自動応答でビデオ通話が始まった。うまくいかなかったのは2.8というバージョンだが,MBPで使うと自動ビデオ通話が始まらないというバグがあったのだろうか。検索してもそういう情報は見つからなかったが。

skype_snapshot

これでWindowsモバイルPCとMacBookPro間でビデオ通話簡易ペットカメラシステムが完成したわけだ。注意点としては,MBPがスリープしているとSkypeの応答ができないので,電源管理でスリープしない設定にしておく必要がある。

次はFaceTimeを使った第2段階を試してみたいが,iPod touchの手当がまだできていない。


2010年10月08日

●写真ネタ 猫のデルタがフォトコン受賞

いつもDPEやデジカメプリントを頼んでいる,近所のカメラ店主催のフォトコンテスト(ペット部門),昨年は運良く優秀賞を頂いたので,今年も応募した。

「前回優秀賞をもらっちゃったので今回はダメかな?」「でもリベンジして最優秀賞も狙いたい」といろいろ思いつつ,写真を選んだ。

そして今回は見事,最優秀賞(1名)をゲットすることができた。応募総数がどのくらいだったかまだわからない(前回は1000くらい)が,ありがたいことである。賞品はディズニーチケット4名様分。

1人10枚まで応募できるということで,昨年の受賞傾向を踏まえて,狙いを変えた3枚を応募。ピートは今までに何度も賞を頂いているので,今回はデルタを受賞させたいと思って全部デルタの写真にした。

1枚目はかんなさんとデルタのツーショット。昨年の最優秀賞は女の子とわんこのツーショット写真だったので,それを意識した

2枚目はデルタが日なたぼっこしながら寝ている写真(これが受賞)。画質を重視。

3枚目はクリスマスツリーをバックにしたデルタ。季節ネタ。

1枚目は構図やモデルは良かったのだが,暗かったのでやや手ぶれ。3枚目は個人的には気に入っていたのだが,やはり暗いところで撮ったので少し眠たい画質になってしまった。2枚目は明るいところで撮ったのでジャスピン,手ぶれなし,露出もバッチリ決まって,デルタのふわっと感が良く表現できたという点で評価されたのだろう。

まあカメラ屋さんのフォトコンなので,いくら面白いネタでも,写真として破綻していると選ばれないということがわかった。展示は4つ切りなので,引き延ばしに耐える画質は最低限必要ということだ。これから賞を狙おうという方は参考にしていただきたい。

ちなみに器材は2年前の初心者向け一眼レフEOS Kiss X2と,フィルム時代に買ったEF50mm f1.4である。最低限の器材でも,被写体と腕が良ければ良い写真は撮れるということだ。ちょっとエラそうだが,最優秀賞を取ったのは事実なのでこのくらい言っても良いだろう。

デルタ 2010フォトコン応募

EOS Kiss X2 / EF50mm f1.4 USM

【関連記事】
写真ネタ ピートとデルタがフォトコン受賞
写真ネタ そらとぶねこフォトコン受賞

2010年06月20日

●ギターアンプ購入 VOX Pathfinder 15R

アコースティックギターFG730S用にピックアップを入手したのは良かったのだが,パッシブタイプなのでギター用のアンプがないと音が聴けない。

どうせ部屋で練習するときは生音だし,発表会のときは先生が用意するPAにつなげば良いので,アコギ専用のアンプをわざわざ買うのは...と思っていた。アコギ用アンプ高いし(例えばローランドのAC-33で4万くらい)。

とは言いつつもやっぱり気になるので,楽器店に偵察へ。この手のものは通販の方が断然安いけれど,実際に音を聴いてみないと判断できない。

ちょうど詳しそうな店員さんがいたのでいろいろと教えてもらう。特に「アコギ用」と書いてあるアンプでなくともアコギで使えますよ,というので売り物のエレアコをつないでいくつか試奏させてもらった。アコギ用のアンプなんて昔はなくて,ベースアンプを使っている人が多かったです,というような蘊蓄を聞きながらいろいろと教えてもらった。

で,デザインがレトロ調でアコギに合いそうなVOXのパスファインダー15Rというのが気に入った。ちょっと相談しますと言って売場を離れて通販で価格を調べたら,店頭価格は40%くらい高かったのでだいぶ迷ったけれど,親切な店員さんに敬意を表して購入することにした。今はたいていの物で店頭販売は通販よりも高いけれど,楽器関係は試奏が重要で,そういうお店がなくなってしまうと大変不便なので微力ながら協力しよう。

ギターアンプとデルタ

早速試してみた録音を公開。FG730SにピックアップNEO-D Humbuckingを付けて,パスファインダー15Rに入れ,アンプのヘッドフォン出力をPowerBookG4のLine-Inに入れて録音したもの。前半は指弾きで,後半はピックでストローク。

アンプのつまみは写真のような位置。ゲイン,トレモロ,リバーブあたりを回すと音がかなり変わる。面白いけれど,あまり音をいじるとアコギの良さがなくなってしまう感じ。プリアンプがないので,ゲインを思い切り上げてもエレキのような歪んだ音にはならない(サー,というノイズは乗る)。

VOX Pathfinder15R

あとはかんな氏のFS720S用に付けるピックアップを用意しなくてはいけない。かんな氏は,サウンドホールに仮付けするタイプは見た目がイマイチなので,アンダーサドルタイプ(ピエゾ)にしてエンドピンを加工してシールド端子化するのが良いなとおっしゃっている。発表会まではまだしばらく時間があるので,どうするか考えたい。


2010年05月13日

●猫のデルタ 3歳

猫のデルタも3歳になる。

体重は6.2キロで,ピートよりは一回り小さいという関係は変わっていない。病気もせず元気。2歳の記事を読むと目ヤニが気になると書いてあったが,今はほとんど気にならなくなった。ピートが毛繕いしてあげているからかも。

ピートとデルタ

良い子で甘えん坊なのは相変わらずなのだが,しばらく前から人見知りするようになった。といってもピートのように攻撃的になるわけではなくて,知らない人が来ると怖がって隠れてしまうのである。

その隠れ方がまた面白くて,ベッドの布団の中にモゾモゾともぐりこむ。布団を乱さないように器用に隠れるものだから,最初はデルタがどこに行ったのかわからず慌ててしまったほど。

デルタ

しばらく隠れていて,安全だとわかると出てくるが,できるだけお客さんの目に触れないように,壁際をコソコソと頭を低くして歩く姿もかわいい。

ピートとの違いということでは,喉の鳴らし方(ゴロゴロ)も違う。ピートは私かかんな氏が近づいただけで盛大にゴロゴロと鳴らすし,甘えたいときもゴロゴロ言いながら近寄ってくる。ゴロゴロ自体の音も大きい(動画)。対してデルタのゴロゴロは控えめで,甘えているときによほど気持ちよくなってくると,ようやくゴロゴロ言い始める。音もかなり近づかないと聞こえないほど小さい。なのでデルタのゴロゴロ音のサンプリングには未だ成功していない。

デルタ

テレビが好きというのもデルタの特徴で,特に動物が出てくる番組だと興味津々という感じ。画面を叩いたり,裏側を見ようとしたり,微笑ましい。けれどテレビが壊れないか心配。

テレビっ子デルタ

【デルタが出てくる動画(Youtube)】
靴の匂いに酔っぱらうデルタ

ピートにちょっかいを出して遊ぶデルタ

パソコンを占拠するデルタ

ピートとデルタ仲良く毛繕い

【猫のデルタの主な記事】
生後5ヶ月
生後6ヶ月(去勢手術)
生後7ヶ月
そらとぶねこフォトコン受賞
1歳
生後16ヶ月
生後18ヶ月
2歳
ピートとデルタ,フォトコン受賞
・かんな氏の猫ブログ「にゃんこーず

2010年04月14日

●アコースティックギターFS720Sその後(弦交換 ブロンズとフォスファー)

春の発表会を1週間後に控え,課題曲の練習も追い込みに入っている。

ギターも最良の状態で臨みたいということで,弦を交換することにした。WebmasterのFG730Sには3セット入りを買ってあるマーチンのライトゲージ(ブロンズ)。

かんな氏のFS720Sはストックしていた弦がなくなったので新たに楽器店で仕入れた。かんな氏が店員さんの「キラキラな音になりますよ」という売り文句を信じてフォスファーブロンズの弦(マーチンのエクストラライト)をお買い上げ。

弦交換は2ヶ月ぶりだったけれど,1本も失敗せずに張り替えることができた。2弦が一番難しく時間がかかるが,なんとかクリア。

動画は最初から順に,FS720S+Martin Ex-lightブロンズ(交換後2ヶ月),FS720S+マーチンEx-lightフォスファーブロンズ(交換直後),FG730S+ マーチンlightブロンズ(交換後1週間)。録音はZoom Q3。自分で弾いていると明らかに違う音がするけれど,Youtubeでこの差が判別できるだろうか?


2010年03月20日

●洗濯機更新(後編)

前回からの続き。

しかし,店員はゴニョゴニョと歯切れが悪い。どうも定格量の洗濯物を洗濯から乾燥までして,ランニングコストの差は1回あたり数十円らしい。それじゃあざっくり1回100円差が出るとして,2日に1回洗濯するとしたら,100円×(365日÷2) = 1.8万円となる。ということは11万円の差額をペイするには,11万円÷1.8万円 = 6年強ということだ。

ただ,この6年で回収というのは自分たちの使い方としてはかなり楽観的なもので,実際は2日に1回8kg洗って4.5kg乾燥するほど洗濯物はない。そうすると差額はもっと縮まってしまう。仮に1回50円しか違わなかったら,初期投資をペイするまでに12年である。

と,いうことで3倍近い価格差を正当化する理由は残念ながら見出せなかったので,デザイン的には平凡なビートウォッシュを買ってきた。家族が多くて毎日大量の洗濯物を処理するご家庭では,おそらくランニングコストの安いドラム式が断然おトクになると思う。

あと,上に挙げなかった評価項目として,「猫対応」というのがあった。今までの洗濯機では動作中にピートやデルタが上に乗っかって,電源ボタンを踏んで強制OFFしてしまうことが何度もあったのである。ちなみに留守中に勝手にONされると困るので,使い終わったら電源プラグを抜いていた。

猫対応仕様としてはチャイルドロックスイッチがあれば良いのだが,残念ながらビートウォッシュには機能がなかった。ドラム式だと操作パネルが低い位置にある関係かチャイルドロックがある機種が多いようだ。しかしドラム式は天板に猫が躓きそうなトラップ(フィルタの取っ手)があって危険である。

最近CMに猫を出す会社が増えているが,どうせなら「完全猫対応」を謳う家電を作ったら売れると思う。

「猫ちゃんが洗濯機のスイッチを切っちゃったこと,あるでしょう?」
「(お母さん)あるある!」
「ついに出ました,猫ちゃんのいるご家庭にぴったりの洗濯機!」
「天板はフルフラットを実現!危険な突起や開口部はありません!」
「操作系は猫ちゃんが触りにくい前面に集中するとともに,ペットロック機能も完備!」
「もちろんホース類にはかじられても平気な強靭な素材を採用しています!」
「乾燥時の排熱で天板は心地良い温かさに!猫ちゃんの安眠を妨げない低騒音40dB!」
「今なら天板にぴったりサイズの猫ちゃんベッドをお付けします!」

みたいな。どうですかね家電各社の商品企画のみなさん。CMには宅のデルタをオススメします。

白物家電というのはカメラやパソコンほどには選んでいるときのワクワク感がないので,通常は取り上げないネタだが,年度末進行で更新が滞っている反省から特別にお届けした次第である。


2010年03月11日

●最近の猫たち

精神的余裕のない年度末ですが,ピートとデルタの動画で和みましょう。全部アメブロで見たネタだとか,気にしないように。

2010年01月17日

●2010年初方針

当ブログでは種々雑多なネタを取り扱っており,タイトルと内容がマッチしないことも多くご迷惑をおかけしている。年初にあたり,各カテゴリ別に少し状況を整理しておきたい。

【写真部門】
EOS Kiss X2を買ってからは,新しいカメラの動向などはチェックしていない。今年も猫写真をメインに撮っていく方針で,たまに気が向いたらフィルムカメラ(ペンタSP,学研二眼レフ)で遊びたいと考えている。安いフィルムスキャナが出ていてちょっと食指が動いたが,冷静に考えてそんなにバンバン黒白フィルムを自家現像(ダークレス)するか疑問だったので,今のところ保留にしている。

【猫部門】
記事で紹介するのを忘れていたが,木工工作を少しやって猫ケージをグレードアップした。これはデルタが家族になってから2年越しの懸案だったので,ちょっとすっきりしている。理想を言えば作り付けの大型ケージ(というか猫部屋)が欲しいところだが,狭いマンションではなかなか難しい。かんな氏の猫ブログは更新が遅いので,猫たちの近況についてはソウヘイ航宙記の方を見てもらいたい。

【読書部門】
読書はこの1年くらい少し悩んでいる。SFの新刊で「これはぜひ読みたい」と思うものがほとんどないのだ。これは自分の嗜好が変わってきたのか,出版の傾向が変わってきたのか,まだ判断できないでいる。新刊の情報はハヤカワとAmazonから送られてくるメルマガを参考にしているが,その3行ほどの紹介記事だけで,なんだか読んでも仕方がないような気がしてしまうわけだ。「なんでも読んでやろう」という気力が衰えたのは認めるけれど,出版の傾向としてもソフトな冒険モノばかりで,バリバリのハードSFって最近少なくないですか?
ミステリの方も森博嗣氏が表舞台から降りてしまって文庫新刊のペースが落ちているので,今年も再読や図書館の利用が増えそうな気がする。
とはいえ,読書そのものはやめられない(移動中や空き時間に活字が読めないと落ち着かない)ので,何らかの本は常に読み続けると思う。

【音楽・楽器部門】
2年目に入ったギター教室通いがどうなるかが自分でも注目である。こういうものは始めたばかりの頃は上達が目に見えて楽しい。それが1年も経つと弾ける曲は増えているが,練習量に比較して上達のペースは遅くなるし,ちょっとサボるとすぐに弾けなくなる。モチベーションを維持し続けられるかどうかがポイントだろう。

【技術・工作部門】
猫部門のところに書いたように,猫ケージの改造をするのに木工をやった。これは大型のホームセンタで材料を買って,そのホームセンタ内にある工作室を借りて行ったもので,使うときに名前を書けば利用料はタダである。大雑把な切断は1カット50円で大型の切断機(?)でお願いして,その後は工作室で自分でやる。曲線のカットは電動ジグソーを使い,切断面と角の仕上げは電動サンダーでやった。ジグソーなんて久しぶりに使ったが,さほど精度を気にしないのなら糸鋸よりも速いし便利。
旋盤とフライス以外の電動/手動工具はたいてい揃っているので,ここを使えばたいていの木工はいけるんじゃないだろうか。自宅も汚れないし。
ということで,今年もまた何か思いついたら自作するかもしれない。

【車部門】
昨年末にキューブからポロに乗り換えたので,たまにポロ関係の記事を書きたいと思う。といっても改造とかをするつもりはないので,燃費とかトラブル関係のネタくらいしか書くことがないかも。

【パソコン・ネット部門】
長期計画では今年末にWebmasterのPowerBookG4のリプレースとなっている(購入後5年経過)。今のところMacにするかWindowsにするか決めていないし,本当に買い替えられるかどうかも直前にならないと判断できないだろう。

ピート

EOS Kiss X2 / EF50mm F1.4 USM

2010年01月01日

●あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

今年も今まで同様,写真ネタにはこだわらず,アクセス数アップも意識せず,更新頻度も適当に続けていきたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。

ピートとデルタ

2009年12月30日

●EOS Kiss X2その後(1年経過)

昨年末にAmazonでEOS Kiss X2のレンズキットを買って1年経った。

最初の頃は毎日100コマ(ショット)以上撮っていたが,さすがにその後は落ち着いて,1年間で14,000ショット。

USBの外付けHDDを買って容量的に余裕ができたので,画質はミドル(600万画素)のJPEGで撮っている。これで1枚あたり1.5〜2MBくらいのサイズ。

使い方は1年経ってそこそこ慣れてきたと思うけれど,まだとっさにAEロックだとかISOの変更ができない。せめてサブダイヤル付きで露出補正くらいはダイレクトに操作できた方が良かったかも。ちなみにKiss X2の露出補正は,露出補正ボタンを押しながらメインダイヤルを回す。

レンズはキットに付いてきたEF-S 18-55mmと,元々持っていたEF50mmF1.4の2本くらいしか使わない。50mmはノーフラッシュで室内で撮りたいときがメインだが,画角が80mm相当になってしまうのでちょっと不便。できれば50mmは50mmとして使いたい。EF-S 18-55mmは手ぶれ補正付きだけれど,室内で猫を撮るときは結局被写体ぶれしてしまうので外付けストロボ(380EX)を天井バウンスさせて使っている。もっと高感度(ISO25600とか)まで性能が上がれば撮り方も変わってくるだろう。でもキヤノンは無意味な高画素化を推し進めるばかりでダメかな?先日フォトコンを受賞した写真は600万画素のJPEGで補正も何もしていないけれど,展示用に4つ切りに伸ばしてもまったく問題がなかった。1500万や2000万画素なんていつ必要なのだろう?

買う前に調べたときは,一眼デジカメはセンサにダストが付着してどうのこうのと言われていたけれど,今のところ気付くようなダスト付着はないようだ(撮影結果を見る限り)。電源を切るたびにセンサの自動クリーニングが行われるが,これが効いているのだろうか。

心配していた専用Li-ionバッテリーだが,1年程度では目に見えるような容量低下はなさそう。フル充電しておけば一泊くらいの旅行なら電池の心配はまったく要らなかった。ただ,経年による容量低下は避けられない問題なので,いずれバッテリーの購入が必要になるだろう。

デルタ

EOS Kiss X2 / EF50mm F1.4 USM

2009年11月02日

●今日の工作 大人の科学マガジン 二眼レフカメラ

学研大人の科学マガジンの付録は二眼レフカメラ。二眼レフカメラは触ったことがないので,ぜひサンプルしておかねば,と思って1ヶ月前から予約を入れていた。

「二眼」というのは撮影用レンズとファインダー用レンズ(画角・ピントの確認用)が別々にあるという意味で,「レフ」はレフレックス(reflex:反射)のことで,ファインダー用レンズに入った像を鏡で反射させてファインダーに結像し,それを見て画角やピントを合わせる。ファインダーは上部にあるので,腰で構えて上から覗き込んで撮るスタイルになる。

と,いうようなことも,今回作ってみて初めて知った。

最近はフィルムを使うトイカメラが密かなブームらしいけれど,この二眼レフカメラは価格(2,500円),面白さ(ピント合わせが必要)から見ても,優れているのではないだろうか。

工作を邪魔するピートとデルタ

組み立てはシャッタ機構のところで小さいバネを「ピーン」と飛ばさないように気をつければ,特に難しいところはなかったと思う。

大人の科学マガジン-二眼レフカメラ工作

レンズは撮影用,ファインダー用ともに1枚構成で,これで本当に撮れるのか?というシンプルなもの。撮影レンズの後ろに絞り板を入れた状態でF11,シャッタスピードは固定で1/150秒(正確さは期待できないが)。ピントは撮影用,ファインダー用のレンズがギアで連動して回るようになっていて,最短50cmから無限遠まで合うようになっている。

ファインダーのスクリーンに映った像はなかなか雰囲気があり,これだけでも結構楽しい。

大人の科学マガジン-二眼レフカメラ工作

撮影結果については次回。

かんなさん撮影中


2009年10月02日

●写真ネタ ピートとデルタがフォトコン受賞

いつもDPEやデジカメプリントを頼んでいる,近所のカメラ店主催のフォトコンテスト(ペット部門)に応募した写真が入選したと連絡があった。

スーパーの片隅にテナントとして入っている小さなチェーン店で,○○カメラと言いつつカメラは売っていないようなお店なので,「ピートとデルタをモデルにして最優秀賞が獲れなければウソ!」と言いながらかんな氏と写真を選んで出した。

しかし残念ながら最優秀賞(1名)には漏れて,優秀賞(5名)という結果だった。まだ最優秀賞の写真は拝見していないが,こんな小規模なフォトコンにも上級者が出しているのだろうか。かんな氏とのダブル受賞も狙っていたが,さすがに同じネコではダメだったか。

賞品はまだもらっていない。お店での展示が終わってからくれるらしい。最優秀賞以外はハナから狙っていなかったので,優秀賞の賞品がなんだったか覚えていない。ディズニーチケットだったかな?

ピートとデルタ

EOS Kiss X2 / EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS

【関連記事】
デルタ そらとぶねこフォトコン受賞

2009年05月12日

●猫のデルタ2歳

デルタは5月の中旬で2歳になる。体重は5.8キロで,半年前から0.4キロ増。ピートよりは小柄な感じだが,一般的にはやはり大型ネコと言えるだろう。3.2キロの時点で獣医さんから「もう適正体重です」と言われたハズだが,どうもうちで飼うと巨大化してしまうようだ。

デルタ

ピートと同様,しばらく病院には連れて行っていない。デルタはピートほどには病院を嫌がらないので連れて行こうと思えばそれほど困難はないのだが,逆に「いつでも行ける」と思うとなかなか行かないのが人情である。

今のところ健康そのものだが,目ヤニが多めなのが気になるといえば気になる。別に目に病気があるわけではなさそうなので,体質なのかもしれない。

デルタ伸びすぎ

繰り返し書いていることだが,デルタの性格を一言で表現すれば「良い子」。もうただただひたすら良い子なのだ。人見知りもしないし,噛み付いたり引っかいたりもしない。抱っこされるのも撫でられるのも好きで,よくかんな氏に抱えられてベッドに連れ込まれ,撫でられているうちにゴロゴロ言いだしてそのまま一緒に昼寝している。甘えたいときは「にゃー」と鳴いてぴょんぴょん飛びついてきてかわいい。

かんなさんに飛びつくデルタ

ピートと比べると食べ物への執着はあまりなくて,何でも嫌がらずに食べるが,好物らしい好物もない。おやつをあげるときは,ピートはものすごい食いつきなのに,デルタは目の前に置いてもすぐには食べようとせず,のんびり臭いを嗅いだりしているうちに,横からピートに食べられてしまう,という感じ。

ピートとの取っ組み合いは日課になっていて,どうもケンカというよりは格闘毛繕いとでも呼んだ方が良さそうだ。

ピートとデルタ絡み合い

この1年間では,ピートと共にテレビに出たことと,写真集に掲載されたことが良い記念になった。

デルタ

【猫のデルタの主な記事】
生後5ヶ月
生後6ヶ月(去勢手術)
生後7ヶ月
そらとぶねこフォトコン受賞
1歳
生後16ヶ月
生後18ヶ月
・かんな氏の猫ブログ「にゃんこーず

2009年04月17日

●告知☆ピートとデルタ掲載情報

ピートとデルタの写真が「いばいぬ いばねこ写真集」(茨城新聞社)に掲載されました。

いばいぬいばねこ写真集

お求めは茨城県内の主要な書店か,茨城新聞社の通信販売か,アマゾン(現在在庫切れです)でどうぞ。

いばいぬ いばねこに掲載


2009年01月26日

●コンタクトレンズとメガネ

コンタクトレンズを使い始めたのが2002年の今頃だった。2週間使い捨てタイプで,3ヶ月分処方してもらってケア用品と合わせて1万円くらいだったと思う。常用したら年間4万円なので,やはりメガネよりは高くつくな,というのが作ってもらったときの感想だった。

そもそも矯正が必要なほど近視が進行したのは社会人になってからで,車の免許を取るために自動車学校に行ったら,適性検査で「この視力じゃダメだよ」と言われて慌ててメガネを作ったのが最初だったと思う。

その後メガネでまったく問題なく過ごしていたのだが,元々まじめな性格に加えて,ヒョロっとした体型で青白い顔にメガネなどかけていると,合コンでの受けが非常に悪い。もちろん見た目がすべてではないし,個人的には女性はメガネをかけた方がステキだと思っているが,第一印象で「この人まじめっぽくてつまらなそう」と思われるとスタート地点がマイナスからになってしまうのでなかなかつらい。「これじゃイカン!」ということで期間限定の試みとしてはじめたのがコンタクトというわけ。あとは髪を茶色くしたり伸ばしてみたりもした。

コンタクトもスキーなどスポーツをするときは便利だが,気軽に昼寝ができないとか,長時間装用で目がゴロゴロするとか,日々の消毒が面倒くさいなど,メガネに比べるとやはり大変だった。しかし「モテるためだ」と思って我慢した。不真面目なのかマジメなのかよくわからないが。

その後運良くかんな氏と結婚することができたので,当初の予定通りメガネに戻した。最後にコンタクトを着けたのは自分の結婚式だった。

こういうネタも結婚6年目ならもう書いても構わないかな?

デルタとかんなさん

EOS Kiss X2 / EF50mm f1.4 USM

2009年01月14日

●2009年初方針

当ブログでは種々雑多なネタを取り扱っており,タイトルと内容がマッチしないことも多くご迷惑をおかけしている。年初に当たり,各カテゴリ別に少し状況を整理しておきたい。

【写真部門】
デジカメを新調したので,しばらくはこのネタが増えそうである。ただ,撮っているのは猫ばかりなので【猫部門】とカブることが多いと思われる。ペンタSPに関しては露出計が不調なこともあって,出番が減りそうな予感がしているが,安売りのフィルムを仕入れてある(DNPのCENTURIA)ので,遠出する機会があったら持っていきたい。お遊びとして,マウントアダプタを買ってペンタSPのレンズをEOS Kiss X2に付けるというのも構想している。ただし,くれぐれも「道具揃えの沼」にはまらぬように注意したい。

【猫部門】
カメラが新しくなってかんな氏が(今のところ)やる気を出しているので,最近の猫情報に関しては「にゃんこーず」の方を参照願いたい。こちらではFlickrにアップした大きなサイズの写真(基本的に補正・トリミングなし)を紹介するので,壁紙に使うなりカメラの作例として細部を確認するなりして活用してもらえたらと思う。ブログで紹介しなかった写真についてもPhotostreamの画面からすべて見ることができる。

【読書部門】
読書の傾向は昨年同様に,SF文庫新刊と再読,森博嗣氏の文庫新刊が出たら読む,ということで変わりない。読みたいと思っていた未読の古典や既刊はあらかた片付いた感があるので,もう少し幅を広げたいという思いもあるが,ベストセラーは読む気がしないし,マイナーな良書を知る手がかりも今のところないので,今までのWebmasterの読書歴から「こんなのがオススメ」というのがあったら教えていただけると助かる。ただし,「薦められたから読んだけどつまらなかった」という結論になっても怒らないでほしい。

【音楽・楽器部門】
新しい試みとしてギター教室に通い始めたので,どの程度続くか(あるいは挫折するか)が自分でも気になっている。フルートを習う予定は今年もない。時間と月謝の関係でフルートは敷居が高いため。あまり良くないとわかってはいるが,自己流で続けていくつもり。長期間ブランクが空かないように意識して吹くようにしたい。消耗品や道具揃えとは無縁という点でフルートは偉いと思う。置き場所も取らないし。

【技術・工作部門】
長期プランとしては,「快適な猫ケージの製作」というテーマがあるが,正月休み中にはコンセプトを詰めきれなかった。素人のスキルで中途半端なものを作ってしまうと美観を損ねるし,材料を調達してしまうと後戻りもできないので,なかなか踏み出せない。
キット工作ものは今までいくつか作ったが,財政難の折,「簡単に作れてちょっと遊んだらおしまい」という刹那的なものについては出来るだけ手を出さないようにしたい。

【車部門】
車検も通したし,追加出費を最小化しつつキューブを維持する,というのが車部門の最大の使命である。

【パソコン・ネット部門】
とりあえずかんな氏のWindowsパソコンだけは手当できたし,写真保存用の外付けHDDも買ったので,WebmasterのPC新調はまだ先延ばしできそうである。固定費としてはレンタルサーバの1,500円/年と,Flickrの$24.95/年がかかっている。回線費用はマンションの共益費に含まれている。

デルタ

EOS Kiss X2 / EF50mm f1.4 USM

2009年01月12日

●ライブビュー機能はオマケか?

またまたデジカメの話題で恐縮である。エキスパートの人は読み飛ばして欲しい.何せ生まれて初めてデジタル一眼レフに触ったので楽しくて仕方がないのだ。

EOS Kiss X2にもライブビュー機能(液晶画面に被写体を映しながら撮影する)が搭載されている。少し前までデジタル一眼レフは構造的にライブビューは困難とされており,昔と同じくファインダを覗きながら撮影して,液晶画面は設定値と撮影した写真の確認だけに使っていた。

最近の機種でも一眼レフの構造が変わったわけではないので,ライブビューの実装は無理矢理な感じがする。カタログには華々しく「ライブビューが出来ます」と書いてあるわりに,本体にはライブビューのボタンはなく,メニューの深いところにひっそりとあるだけだし,デフォルトでは使用しない設定になっている。取説にはライブビューを使うと本体が発熱するので長時間使うなとか脅し文句が書いてあったりして,なんだかなー,という感じ。

まあ確かに,軽量のKissシリーズといってもコンパクトデジカメよりはかなり重いので,腕を伸ばして液晶を見ながら撮影するのは大変だ。1、2枚ならともかく常用する気にはならない。

ただ,ファインダ中央部にマイクロプリズムがあるペンタSPや,ファインダ自体が大きく明るい高級機種(EOS一ケタ機)と比べると,KissX2はファインダが頼りないのも事実。Webmasterはメガネをかけているのでただでさえ不利だし,ちょっと薄暗かったりするとピント合わせがしにくくてイライラする。通常はオートフォーカスでも問題ないのだが,暗かったり,もふもふの猫が相手ではAFも完璧ではなく,測距点を中央固定にしてだいたい合わせた後はマニュアルで補正する必要がある。

そんなとき,ライブビューなら一部を拡大してピントの山を確認することもできるし使えるかな,と思ったのだが,操作性が悪くてほとんど使っていないというのが実態。取説にも書いてあるが,じっくり三脚に据えて花でも撮る場合には確かに便利かもしれない。長時間は発熱して使えないという問題はあるが...

ライブビューに関しては元々それに特化した機種の使い勝手とは比べ物にならない,というのが結論か。スチル撮影の補助というよりは,むしろライブビュー技術の延長線上にある動画機能への布石と考えるべきものかもしれない。

下の写真は日なたで毛繕いをするデルタ。非常にコントラストが高く難しい。こういうときはレフ板がほしい。自作してみようかな。

デルタの毛繕い

EOS Kiss X2 / EF50mm f1.4 USM

2009年01月01日

●あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

今年も今まで同様,写真ネタにはこだわらず,アクセス数アップも意識せず,更新頻度も適当に続けて行きたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。

ピートとデルタ

2008年12月14日

●猫写真 師走のピートとデルタ

猫は夜の方が目がまんまるで可愛いのだが,暗いのでなかなかうまく撮れない。普段はあまり載せない手ぶれ写真だが,雰囲気は伝わるだろうか。

ピート

夜はオートフォーカスも怪しい。一応補助光が発光するけれど,特に猫のようなモフっとした被写体だとピシっとピントを合わせてくれない。といって操作性の悪い&小さい液晶ではマニュアルフォーカスも厳しい。こういうときは光学ファインダとフォーカスリングが欲しくなる。

ピートとデルタ

こちらはペンタSPの余りフィルムで撮った写真。並べるとフィルムの方が長細く感じる。(コンパクト)デジカメと35mmフィルムでは縦横比が違うため。

ピート

ピートとデルタ

ASAHI Pentax SP / SuperTakumar 1:1.8/55 / Centuria400

2008年12月08日

●家庭用コージェネレーションシステムの一提案

発電で出る排熱を利用して総合効率を高める,コージェネレーションというエネルギー供給システムがある。家庭用では都市ガスで発電して,その排熱で給湯や暖房をする「エコウィル」が有名。

そこで我が家でも考えた。

ひとつ目は洗濯乾燥機で乾燥中に出る排熱を有効に利用するシステム。

ネ・コージェネレーションシステム

これは実証試験がほぼ完了している段階で,かなりホカホカになることが確認されている。課題としてはデルタが電源ボタンを押して運転を止めてしまうこと。次に洗濯機を買うときはチャイルドロック機能が是非ほしい。

ふたつ目はトースターの排熱を有効に利用するシステム。

ネ・コージェネレーションシステム

こちらは安定性に若干問題があり,まだ研究段階。

これらのシステムを総称して,ネ・コージェネレーションシステムと名付けたい。

コージェネレーションをさらに発展させたトリジェネレーションシステムというのもあるので,トリを飼っているお宅では是非チャレンジしていただきたいと思う。

2008年12月05日

●収録の感想と裏話的なこと(その2)

第2夜も放送されたので前回のつづき。

音声はタレントさんはピンマイク,その他大勢の出演者はマイク係から手渡されるハンドマイクですべて拾うようになっていて,セットの周囲でしゃべったり音を立てるのはぜんぜん問題なかった。逆に収録中はPA(拡声装置)がないので,声の小さな出演者の話は聞き取れなかった。タレントさんは声も大きくなくてはいけないのだな,と思った。

タレントさんと一般出演者が会話できたのは収録中のみで,雑談したりサインをもらったり,といったミーハーな行動は許されなかった。むしろスタッフに紛れていたWebmasterの方が,美しい田丸さんを間近で見られてラッキーだったかも。

収録準備中

今回,かんな氏が猫好き30人としてなぜ選ばれたのかは,結局謎のままである。こちらからアプローチしたわけではもちろんない。mixiというSNS内にある猫のコミュニティで,番組スタッフから宣伝があったようだが,これは番組ホームページの掲示板への書込みを呼びかけるもので,出演者の募集ではなかったし,その掲示板に書き込みをしたわけでもない。

公開されているブログから適当に選ぶとしても,猫をテーマにしたブログはそれこそ何千とあるだろうし,かんな氏よりももっと猫が好きで更新も頻繁に,良いカメラでステキな写真を撮っている方だってたくさんいるだろう。人前でしゃべるのが好きで,猫についてとことん語りたい人だって多いと思う。

今回選ばれた30人はどちらかというと控えめで,台本のネタ以外に「何かしゃべりたいことがある人は?」と大木氏に挙手を求められても,手を挙げたのは猫関係で商売を始めた人くらいだった。あまり目立ちたがる人ばかり集めると収集がつかなくなるためだろうか?

以下はNHKに限った話だと思うが,スタジオパークからいくつかのスタジオを俯瞰で見学できるようになっているし,熱中夜話の収録もモニタできるようになっていた。もちろんカメラ等での撮影は禁止(見つかるとカーテンを閉じられてしまう)だが,単に収録を見学したいというだけなら,誰でも可能である。まあどの番組がいつ収録されるかの情報収集は必要だが。

通しての感想としては,番組制作スタッフの方の対応がとても親切だったということ。やはりNHKだと視聴者=受信料を納めているお客様,という意識だからだろうか?マスコミには日頃から悪い印象しか持っていないWebmasterだが,少なくともNHKの製作現場の人たちへの認識は少し改めようかと思う。

2008年11月26日

●サイト更新情報 うしがらネコたん

かんな氏のサイト,pyon*webが整理統合されて「うしがらネコたん」としてリニューアルオープンしました。ピートとデルタの動画が整理されています。どうぞよろしく。サイトマップは...すいません追々直します。

うしがらネコたん

2008年11月14日

●猫のデルタ 生後18ヶ月

デルタはそろそろ生後18ヶ月(1歳半)ということになる。そして去勢手術からほぼ1年が経つ。

近況はデルタ16ヶ月の記事に書いた通りだが,よく甘え,よく寝て,よく遊び,よく食べる。

体重は5.4キロ。ピートよりは骨格が一回り小さい感じだろうか。それでもうちに来た頃から比べると立派になった。

同じものを食べて,同じ環境で暮らしていても,ピートとは性格がぜんぜん違うのが面白い。

ひとつの例として,砂をかける,あるいはその場を掘る,という動作について紹介しておこう。もちろんトイレの後に砂をかけるのは二匹とも共通だが,ピートはよく食餌に砂をかけている。観察していると,お腹がいっぱいか,後で食べようと思ったときか,自分の気に入らない種類のキャットフードのとき,つまり「これは食べ物ですけど,ボクは今は食べませんよ」という意思表示で砂をかけている。しかしデルタにはそういう行動は見られない。

デルタが砂をかけるのは,「ボクはこれからここで寝ますよ,くつろぎますよ」という合図だ。ベッドメイキングをしているような感覚らしい。決まった寝床でやるわけではなく,パソコンの裏とか,人の布団の中とか,「ここが気持ち良さそう」と決めたところを埋めている,というか掘っている。で,ピートはこんなことはしない。

こういう違いがいろいろな場面で観察されるのである。一緒に生まれ育った兄弟猫だったら,もっと行動が似ていたりするのだろうか?

デルタ

ASAHI Pentax SP / SuperTakumar 1:1.8/55 / Centuria400

2008年11月03日

●告知☆猫ピートとデルタがテレビに登場!

告知です。猫のピートとデルタ(とかんな氏)がNHKのBS熱中夜話に登場します。お楽しみに。

NHK BS2
第一夜 2008年11月27日(木)24:00〜24:44
第二夜 2008年12月 4日(木)24:00〜24:44

熱中夜話告知

リハーサル中

収録の様子はかんな氏のブログ「にゃんこーず」で紹介されています。

【参考リンク】BS熱中夜話「猫ナイト」サイト

■2008.11.16追記:放送時間が変更(それぞれ5分延長)されました。

■2008.11.29追記:第一夜が放送されました。番組ホームページに詳細レポートが掲載されています。
BS熱中夜話 にゃんダフルナイト 第1夜 にゃんダフルライフ編
にゃんダフルナイト第1夜

 かんな氏のブログでも第1夜のネタがあります。⇒にゃんこーず:熱中夜話のデルタにゃ〜

■2008.12.2追記:NHKオンデマンドの見逃し番組サービスで購入が可能になりました。有料で315円です。ただし対応OSはWindowsのみです。⇒NHKオンデマンド BS熱中夜話「猫」(前編)(公開期間は終了しました)

■2008.12.5追記:第二夜が放送されました。番組ホームページに詳細レポートが掲載されています。
BS熱中夜話 にゃんダフルナイト 第2夜 猫と生きる人生編
にゃんダフルナイト第2夜

 収録の感想と裏話的な内容をまとめてみました。⇒その1その2

■2008.12.8追記:第2夜もオンデマンド配信されています。⇒NHKオンデマンド BS熱中夜話「猫」(後編)(公開期間は終了しました)

■2008.12.16追記:オンデマンド配信の期間が終了しました。

■2009.3.21追記:再放送が決定しました。2009年4月8日(水)21:00〜22:14 BS2です。2夜分を一回に編集して放送するようです。

2008年11月01日

●猫のデルタ 箱入りだけど酔っぱらい

箱入り息子ですが...

箱入りデルタ

酔っぱらうとグデグデです。このときはそれほど暴れなかったけれど,酷いときはひどいらしい。

2008年10月19日

●猫のデルタ 宇宙人のポーズ

飼い主にとってはとっても可愛いのだけれど,客観的に見るととてもヘンかもしれない。猫として。

まったりデルタ

2008年09月22日

●猫動画 デルタ突撃にピートびっくり

たまに投稿しないとやり方を忘れてしまうので,久々にニコニコ動画にアップ。

「そろそろ来そうだなー」と思っていたら期待通りのデルタ突撃。

ニコニコ非会員の方はこちらから見られます。>非会員の方用

画質が悪いのと黒いブロックノイズが乗ってしまうのが残念。今のところ対処方法がわからない。動画はFinePix S5000のAVIをiMovieHD(5.02)でmp4で書き出している。iMovieに読み込んだ時点で少しブロックノイズが出てしまっている...

2008年09月15日

●猫のデルタ生後16ヶ月

早いもので猫のデルタがかんな氏の買い物袋にもぐりこんでお持ち帰りされてから1年経った。

拾ったときは生後4ヶ月と言われたので,9月で16ヶ月ということになる。体重は今日量ったら5.6キロ。ピートは6.2キロ...どっちも増えてる...

ピートは保護されたとき生後1ヶ月くらいだったし,初めて飼う子猫ということもあって,人に噛み付くなとか,テーブルに登るなとか,いろいろとしつけらしいことをしたものだ(が,ことごとく失敗した)。

対してデルタはノラ時代の教育が良かったのか(?),最初から非常におおらかで猫ができているというのか何というのか,しつけらしいしつけはまったく不要だった。ちなみにピートであきらめていたので,うちでは食卓やテーブルに登るのは悪いこととはみなされなくなっている。

性格はデレデレの甘えん坊のやんちゃ坊主という感じだろうか。温厚だが積極的に甘えてくることの少ないピートとは対照的だ。ピートに対してもいつもくっつきたがって逃げられているという話は何度か書いている通り。

困っている点といえば,生活リズムがなかなか人間に合わないということだ。ピートはすっかり人間の周期に慣れてくれて,22時頃になれば自分から寝床に潜りこんで朝まで静かにしているのだが,デルタは逆に昼間はひたすら寝ていて,22時頃から俄然目が冴えて元気になるのである。おもちゃを自分から取ってきて「遊んで」と要求するのもこの時間から。放っておいて寝ると,飛んだり跳ねたりの大運動会。寝ているピートまで叩き起こして,ブチ切れたピートと転げまわって取っ組み合いになる。これが小休止をはさんで夜中の2時,3時まで続くのでたまらない。

ということで今は夜寝るときはケージに入ってもらうことが多い。デルタだけだと寂しがるので,ピートも一緒に(とばっちりという)。週末などは夜もケージから出しているときもあるが,一晩中静かなことはマレで,だいたい一度は夜中に大暴れする。もうちょっと昼型にシフトしてくれると良いのだけれど。

www.flickr.com

【猫のデルタの記事】

猫のデルタ1歳その1その2

そらとぶデルタ フォトコン受賞

猫のデルタ生後5ヶ月(初登場)

カテゴリー:猫のデルタの記事をすべて表示

2008年09月14日

●今日見た景色 中秋の名月と猫たち

月の写真はかんな氏撮影。

中秋の名月中秋の名月

これだけでは何なので猫たちの写真も。デルタはピートにくっつきたいが,ピートはちょっと迷惑顔。

窮屈そうなピート

そんなピートもデルタが大人しくしていれば,毛繕いしてあげたりして。しかしさらにデルタがくっつこうとすると,ピートは逃げてしまう。


2008年09月11日

●サイクル連写とそらとぶデルタ

ほとんど使ったことのない,Finepix S5000のサイクル連写機能。これは0.2秒間隔で最大40回シャッターを切り,シャッターから指を離した直前の5コマを記録するというモード。デジカメならではの機能だ。

いつキレイなジャンプをするかわからないデルタを撮るにはちょうどいいんじゃないか,と思ってチャレンジしてみたが,なかなか難しい。夕方で暗かったのでISO400にしてもブレるし。

ただ,シングルモードでジャンプした瞬間を狙ってシャッターを切るよりはいい瞬間が写せる可能性が高そう。もうちょっと慣れは必要だ。

デルタにゃんぷ

2008年09月09日

●謎の生物

このポーズでくつろげるのがネコのすごいところ。

箱詰めデルタ

2008年08月31日

●夏の猫たち

社会人になってずいぶん経つのに,いまだに8月31日というのは何となく物悲しい感じがする。

というわけで,最近のネコたちの写真を何枚か。ピートもデルタも夏バテなどはせずに元気。毎日の取っ組み合いは欠かさない。

しっぽ×シッポピートとデルタ仲良くお昼寝ピートとデルタピートとデルタ仲良くお昼寝まったりピートどあっぷピート

2008年08月22日

●ピートとデルタの食事風景

普段の食事風景は意外と撮っていなかったかもしれない。

写真と動画で食べているのは「カルカンウィスカス海と大地の6品目お魚味」。これは2kg入りの袋で買ったものだが,あっという間になくなってしまう。

大きめのペットショップが入っているショッピングセンタに行ったら,アイムスのMulti-Catという輸入品の7.4kg袋が4千円ほどで売られていたので買ってきた。三分の一くらいの価格の激安キャットフードもあることはあるが,どうもこの辺のグレード以上でないと下痢気味になったりしてあまり良くないと経験的にわかってきた。

ピートとデルタの食事風景

2008年08月02日

●ハトを見ると興奮するピートとデルタ

ピートはベランダなどにハトが来ると「アウアウ,アウアウ」と普段出さないようなヘンな声を出してシッポをぶんぶん回して興奮するのだが,デルタも同じだった。猫の本能なのだろうか?

ハトを狙うピートとデルタ

www.flickr.com
This is a Flickr badge showing items in a set called ハトを見て興奮!. Make your own badge here.
2008年07月30日

●猫写真 Natura1600で撮ってみた

ISO1600の高感度フィルムNatura1600で撮った写真ができてきた。

EOS5の絞り優先AEで撮っているときは「おお,この暗さでもこんな速いシャッター(1/120sとか)が切れるっ!」と感動したけれど,出来上がった写真を見てみたらかなり残念な結果になっていた。

夜の室内で撮った写真はほとんどが露出アンダーで,つまり速いシャッターが切れると喜んだのは間違いだったらしい。このアンダー具合だと軽く2段は露出を間違えていると思うので,結局シャッター速度は1/60sか1/30sが適正だったということだ。まあ1/2sとか1秒ではないので多少は高感度のメリットがあるけれど,1/30sだと手持ちはできても被写体である猫の方が動いてしまうのでやっぱり厳しい。

以前ペンタSPにISO800のフィルムを入れて撮った写真はほぼ適正露出だったし,EOS5の測光がそんなに狂っているとも考えにくいので,このNatura1600というフィルムは実効感度がもっと低いのかもしれない。実際そのように書いてあるWebページもあるし,元々はNaturaというカメラ用の特殊なフィルムらしいので,他のカメラでの使いこなしが難しいのは間違いないだろう。

露出だけなら次からは手動でISO感度を低めに設定するなどすればいい話だが,もうひとつ残念なのは解像感というか粒状性。ピントも合っているし手ぶれもしていないのに,エッジがピシっとせずに眠い感じになってしまっている。これは昼間撮った写真でも同様で,こういう画が雰囲気があって好きという人もいると思うが,Webmasterの好みではない。

写真の出来は残念だったが,あらためてフィルムの奥深さを思い知ったし,もうひとつ収穫があった。最近フィルムカメラはペンタSPばかり使っていたのだが,久しぶりにEOS5を使ってみたらファインダーが明るくて見やすい!特に被写界深度確認のために絞り込んだときの見やすさはぜんぜん違う。

Natura1600はちょっとクセが強いので,普通にVenus800あたりをEOS5に入れてもう一度撮ってみたいところ。

www.flickr.com

EOS5/EF50mmF1.4USM/Natura1600

2008年07月27日

●猫写真と動画 ピートとデルタ

Flickrにアップした写真がどんどんたまっているので,ドシドシ紹介。

ピートとデルタピートとデルタ

動画はピートに甘えたいデルタのちょっと切ない気持ちがにじみ出ている。

2008年07月21日

●最近のネコたち

期日の迫った報告会が2件あって準備で首が回らないのでネコたちの写真だけ。

ピートと帽子デルタ

ついでにデルタの動画。


2008年07月15日

●メモーFinePixS5000のRAW現像

そういえばFinePixS5000はCCD RAWを保存する機能があるが,譲り受けてから一度も使ったことがなかった。

MacOSX環境でRAWデータを現像(と呼ぶらしい)処理するフリーの環境がなかったし,そもそもお手軽なデジカメでそこまで画質にこだわるつもりもなかった。CCDは300万画素だが,普段は200万画素のjpegで記録していて,ブログに載せたりハガキサイズのプリント程度ならこれで充分だ。

デジカメのことを調べたついでにS5000のRAW画像とはどんなものだろうと興味をもったので,検索してフリーで使えるRAW現像処理ソフトを見つけたので試してみた。エラいぞドイツ人。

MacOSX用フリーの汎用RAW現像処理ソフト:Rawker

Rawker初期設定の状態で現像したのが下の写真。こういうのを見ると,5年使ってきたデジカメでもまだまだ性能をフルに引き出してはいないような気がしてくる。

デルタ

Fujifilm FinePix S5000

2008年06月28日

●今日の工作 手回し鳥オルガン

「大人の科学マガジン」,テルミンのときは見送ったのだが,今回の「手回し鳥オルガン」はアコースティックもの(?)ということで買ってみた。

鳥にメロディーを教える道具として,18世紀のヨーロッパで使われていた「鳥オルガン」。なかでもカナリア(仏語でSerin)に歌を教えるための「鳥オルガン」は「セリネット(Serinette)」と呼ばれています。—大人の科学マガジンVol.20より

カナリアに歌を教える楽器なんて素敵ではないか。うちにはカナリアはいないがネコに聴かせてみよう

鳥オルガン

組み立ては簡単だが,ギアやピストン部分の潤滑に模型用グリスかサラダ油を塗れとある。模型用グリスは手元になかったので,味の素さらさらキャノーラ油を綿棒で塗り付けた。

鳥オルガン

音階はC〜Cの1オクターブで和音も可能。曲はパンチカードで入力する方式。チューニングはパイプ上部のウレタンの差し込み量で決まるが,なかなか合わせるのが難しい(というか断念)。

鳥オルガン鳥オルガン

早速付属してきたパンチカードを演奏させてみた。構造上低い音が苦手のようで,うちのはレの音が特に出にくい感じ。もちろんカードを自作すればオリジナル曲も演奏可能なのでそのうちチャレンジしたい。

鳥オルガンと猫

ネコ達の反応は・・・動画を見ていただければわかるだろうか。カナリアのように優雅にはいかないか。

2008年06月26日

●ピートとデルタの首輪を新調

マンションでの室内飼いなので首輪はなくてもまず問題ないのだが,万にひとつということもあるかもしれないので,電話番号と名前入りの首輪を作ってもらった。チャームにラインストーンが入っている。

まあ,しばらくしたら飽きて外す可能性が高いような気もしている。

デルタピートネーム入り首輪

2008年06月15日

●猫のデルタ(Flickr無料アカウントの課題)

Flickrは月100MBまで何枚でも写真をアップロードできるのだが,無料アカウントだと問題もある。
写真が200枚を超えると,超えた分の写真が一覧から探せなくなるのだ。データが消えるわけではなく,下のようにブログに貼付けるとかアドレスを覚えておけばアクセスできるのだが,管理画面からの検索や一覧表示ができなくなってしまう。これを「Flickrの200枚制限」と言うらしい。

写真データのバックアップ代わりに使う場合,この仕様はちょっと問題だ。もちろん有料アカウントにすれば容量制限も枚数制限もなくなるが,年間$24かかる。これが$10なら迷わず払うところだが,今借りているレンタルサーバが年間1500円(300MB)ということを考えると微妙なところだ。

まあ大切な写真のバックアップの最後の砦(最悪地震や火事で家が崩壊してもアメリカのサーバにデータが残る) と考えれば高くないのかもしれないが...。もう少し考えてみよう。

デルタデルタデルタデルタ

2008年05月25日

●Flickrの写真を貼ってみるテスト3

普通のリンクを並べて貼ってみるテスト。
なぜしつこくテストしているかというと,10周年の記事でも書いたように,レンタルサーバの容量が心配なため。写真を外部(Flickr)に置くことができればずいぶん楽になるし,Flickrのサイトに飛んでもらえばリサイズしていないフルサイズ写真を見てもらうこともできる。

デルタデルタデルタ

ASAHI Pentax SP / SuperTakumar 1:1.8/55 / SUPERIA Venus 800

●Flickrの写真を貼ってみるテスト2

FlickrのSetに入れた写真をサムネイルで貼り付けてみるテスト。

普通のリンク貼り付けの方が単純でいいかも。無料アカウントだと作れるSetに制限があるみたいだし。

www.flickr.com
2008年05月23日

●Flickrの写真を貼ってみるテスト

Flickrのアカウントを取ってみたので,さっそく写真を貼ってみるテスト。

デルタ

2008年05月05日

●猫のデルタ1歳(その2)

(その1)からのつづき

デルタの柄はピートとよく似ていて,動画のコメントでは「親子ですか」としばしば聞かれる。デルタには茶系の毛は入っていない(黒,灰,白)。ピートは茶,黒(灰),白の3色が確認できるのだが,オスの三毛猫というのは遺伝的にきわめて稀とされているのでこの辺はナゾ。獣医さんはブチ(柄)ですと言っていたが,三毛猫の定義というのはどうなっているのだろう?

脱線した。デルタの話に戻って,肉球はピンクと黒の混合。シッポは長くてシマシマ。顔は吊り目で,美猫度から言うとピートには劣る。

ノラ時代に鍛えられたのか,食べ物の好き嫌いはなく何でも食べる。何でも旨そうに食べるので,好物が何なのかはいまだに不明。

人を威嚇したり噛み付くこともないし,誰にでも愛想良く甘えるので気分屋のピートと違って大変飼いやすいネコだ。保護してから1ヶ月ほど里親募集をしたけれど,誰も応募してこなかった。ブランド品種でもここまで性格の良いネコはなかなかいないと思うのだが,いくら性格が良くても生後3ヶ月を過ぎるともらい手がないという厳しい現実である。

甘え上手なデルタは,しかしまだ子猫なのでいたずらも遊びも大好きだ。毎日ピートにちょっかいを出して取っ組み合いになる話はピート3歳の記事にも書いたとおり。また,おもちゃを追いかけるときの見事なジャンプ姿で「そらとぶねこフォトコンテスト」で賞を頂いた

ここからはかんな氏に書くように念を押されたので追記。

取っ組み合いやジャンプの動画を公開しているのでやんちゃ坊主という印象があるかもしれないが,実際はとにかく甘えん坊で良い子。デルタが怒ったところはいまだに見たことがない。抱っこされるのも好きだし,お腹をなでてもうっとりしている(普通ネコは嫌がる)。座っていれば膝の上に乗ってくるし,寝ていれば布団にもぐりこんできて一緒に何時間でも寝ている。布団の中は暑くなるので,我慢の限界になるともぞもぞと這い出してきて,床に寝そべって「冷却」する姿がとてもかわいい。

20080505_01.jpg20080505_02.jpg20080505_03.jpg

カテゴリー:猫のデルタの記事をすべて表示

2008年05月04日

●猫のデルタ1歳(その1)

デルタはうちに来た時点で生後4ヶ月だった。ピートを育てた経験から,生後2〜3ヶ月かな,と思っていたら,病院の先生に4ヶ月くらいでしょうと言われたことと,2007年5月31に陽だまり堂さんにより撮影されていることから,誕生日は2007年5月中旬ということになった。

1歳で体重は4.4キロ。保護したときは1.9キロだったので8ヶ月で2.5キロ増となる。ピートは1歳で5キロを超えていたので,それに比べると小さいというか平均的な大きさだ。2007年11月に去勢手術も済ませている

生まれたばかりの頃に地域の猫好きさんのご好意でゴハンをもらったりしていたのだが,その後行方不明に。かんな氏に出会い買い物袋に潜り込むことに成功するまでの約3ヶ月はおそらく大変な苦労をして生き抜いていたものと想像される。

保護したときには全身汚れていて,特に白いはずの前脚は薄茶色く変色してしまっていた。獣医さんによると何度も嘔吐してその汚れが染み付いてしまったらしい。また,左前足のツメが一本失われている。これは何かに引っ掛けて根元から抜けてしまったらしく,もう生えてこないようだ。母猫も人なつこいノラだったらしいが,デルタを生んだ直後に交通事故で死んでしまったのだとか(2007年6月21日陽だまり堂さんの記事。行方不明になる直前)。この間の出来事を映画にしたら号泣必至であろう。

幸い,猫エイズその他の感染症はなく,虫下しと3回の三種混合ワクチンの接種によりすっかり健康になった。前脚の着色も取れて真っ白である。

母猫から受け継いだものなのか,ノラ出身なのに甘えん坊ぶりは一級品である。そもそも近寄ってきたかんな氏の買い物袋に自分から潜り込んでの積極アピールにより,ピートの弟分の地位をゲットしたのである。警戒心ゼロでよく3ヶ月生き抜けたものだ。

(つづく)

20080504_01.jpg20080504_02.jpg20080504_03.jpg

写真は陽だまり堂さん撮影。

カテゴリー:猫のデルタの記事をすべて表示

2008年04月23日

●タブレットペンの紛失とアナログ落書き

パソコンでお絵描きするときは,5年ほど前に買ったワコムのいちばん安いペンタブレットを使っていたのだが,気がついたらペンがない。

どうやらデルタがくわえて行って隠してしまったらしいのだが,どこを探しても見つからない。狭いマンションなのに不思議だ。部屋の中には間違いなくあるが,正確な場所が特定できない。これは量子力学の不確定性がマクロに適用された現象と言えないだろうか...

『探し物は,探しているときには見つからず,探していないときに出てくる』と,きっとマーフィか誰かが言っているはずなので,気長に出てくるのを待つことにしたが,その間はお絵描きができない。

まあ本当はマウスでも簡単な落書きなら充分できるのだが,せっかくなので新しいお絵描きデバイスとして小さいホワイトボードとペンを買ってきた。税込み210円とお財布にも優しい。

細かい絵は無理だし色も塗れないが,太い線でキュッキュッと描いていくのが意外と楽しい。うまく描けたと思ったらデジカメで撮っておけば消してしまっても大丈夫。

20080423.jpg

2008年04月20日

●猫動画 ピートとデルタ〜けんかと仲直り

ニコニコ動画にピートとデルタの動画をアップ。撮影はデジカメ(FinePix S5000),動画編集はiMovieHD。

写真を載せるときはファイルサイズは50kBを超えると重くて見てもらえない,なんて言っていた時代からは隔世の感がある。

非会員の方はこちらで見れます。>ニコニコ動画非会員の方用

2008年04月15日

●猫のピート3歳(記念動画ハニービー)

3歳を記念して久しぶりにハニービーで遊んだ。

デルタはジャンプして飛びついたりするかな,と期待したけれど意外にも腰が引けていてピートの方が勇敢。

これだけ撃墜されてもまったく壊れないハニービーはなかなか頑丈だと思う。エアコンを止め忘れていたので気流のせいでちょっと不安定だが,おもり(1円玉)を付けていないのでホバリングしている。

【ご参考】にゃんこーず:ピート3歳です

話題のニコニコ動画にもアップしてみました。
ハニービーvs牡猫ピート(3歳記念)

2008年04月11日

●猫のピート3歳(その3)

その2からのつづき

トイレはオマルタイプのものを常時2コ置いている。特に2匹で使い分けているということはなく,汚れていない方で用を足すという感じ。当たり前だが猫砂の消費量も2匹になって倍増している。猫砂はずっと「色が変わって,固めて,トイレに流せる」紙タイプを使っている。このタイプはかなり割高で家計に響くところだが,グレードを落とすと使い勝手が著しく悪い(ゴミの処分とか)ため我慢している。

ピートのお気に入りの寝床はトンネル(PETIOスリーパーズ)。大型のピートにはちょっと狭い感じがするのだが,その窮屈感が気に入っているようで,本格的に寝る時はだいたいここに入っている。しかし,デルタはピートが寝ているとトンネルの上を踏んで歩いたり(しかも繰り返し),迷惑がってピートが出て行くと自分が中に入って寝てしまったりする。

冬の朝方など寒いときは,人間が寝ている布団に潜り込んでくる。これはピートもデルタも同じだが,さすがに2匹一緒というわけにはいかないらしく,どちらかが入っているときにはもう一方は入れない。

いつもデルタにいぢめられて,なんだか不憫なピートなのだが,以前よりも人間に噛み付かなくなったように思う。これはデルタとの取っ組み合いの効果(?)だろうか。

子猫時代はお散歩猫としてその可愛さを道行く人に振りまいたピートだが,「うわっ,ちょーでけー!」「犬かと思った」という言葉にすっかり自信をなくして最近は引きこもっている。もう少し気候が良くなったら,人の来ない広場で思い切り走り回らせてやりたいと思う。

20080411_01.jpg20080411_02.jpg

ASAHI Pentax SP / SuperTakumar 1:1.8/55 / SUPERIA Venus 800

2008年04月08日

●猫のピート3歳(その2)

その1からのつづき

生後4ヶ月でうちに来たデルタは,それまでノラで苦労しながら生きてきたためにたくましい。ピートが「後で食べよう」と残しておいたゴハンはすぐに食べてしまうし,それどころかピートが食べているところに顔を突っ込んで自分が食べてしまう(デルタの分は別にちゃんとある)。ピートはそれでも別に怒るわけでもなく,余裕の表情。「早く食べないとなくなる」なんていう概念はピートの頭にはないのだ。デルタが食べてしまって皿が空だと「入ってませんよ」とかんな氏に文句を言うだけ。完全にセレブ猫である。

デルタは遊びたい盛りなのでピートにすぐにちょっかいを出して追いかけっこと取っ組み合いになる。ピートの噛み付きは人間には絶大な威力だが,デルタはもちろん負けていない。そこらじゅうを転げまわって組んずほぐれつの取っ組み合いが毎日繰り広げられる。

仲良くお互いを毛繕いする光景も見られるが,なぜかその舐め合いがヒートアップ(?)して取っ組み合いが始まるというパターンが多い。「舐めんなよ」という言葉はここから生まれたと言われている(ウソ)。

ピート1匹のときはカリカリも高級ブランド品を食べさせていたのだが,2匹になったら食べる量がハンパじゃなく,家計が苦しいという切実な理由からグレードを落としている。以前は気に入らないカリカリを出されてもハンストして食べなかったピートだが,何でも食べるデルタにつられてか,最近は割とどんなカリカリでも食べるようになった。

それでも好物はもちろんあって,特にネコ缶(ウェットフード)の好みにはうるさい。とにかくマグロ好きで,マグロ以外のさかな系はお腹が空けば食べるが,それ以外のチキンやビーフ系は口も付けないので自動的にデルタが全部食べることになる。

人間が食べる赤身のマグロの刺身も好物だが,非常に注意深くスジを取ってこま切れにしてから食べさせてあげないと,丸呑みしてケロっと戻してしまう。愛すべきお坊ちゃんぶりだ。デルタはもちろんスジだろうが骨だろうがバリバリと平らげる。

動画はうちに来た頃(生後1ヶ月)の蔵出し動画。この頃にもっと動画を撮っておくべきだった。

(つづく)

2008年04月07日

●猫のピート3歳(その1)

牡猫ピートも3歳。立派な成猫である。体重は5.8キロで,1年前からほとんど変化していない。病院は年に一度の三種混合接種で行った他に,目を開けづらそうにしていた時があって診てもらったことがある。目薬を処方してもらって様子を見たが,すぐに治ったので,病気ではなくデルタのケリが目の辺りにヒットしただけだろう。

この1年で最大のイベントは弟分のデルタが家族に加わったことだ(2007年9月)。ピートは元々捨てネコだが,生まれて間もなく捨てられて保護されたために,ほとんど他のネコと触れ合う機会がなかった。

うちに来てからは2年半の間,のびのびと一人っ子暮らしを満喫していたわけである。ゴハンは好きなものだけを気が向いたときに食べれば良いし,家中好きなところで眠れるし,甘えたい時は甘え,気に入らないことがあれば人間(かんな氏)のスネに噛み付けば良かった。

そんなときに来たのがデルタである。いきなり自由にさせるのはさすがに心配だったので,大きめのケージを新調してデルタはその中に入れて様子を見ることにした。最初はデルタが近づくとシャーっと威嚇をして逃げていたピート。威嚇をしなくなるまでには一週間ほどかかった。

(つづく)

20080407_01.jpg20080407_02.jpg

2008年04月02日

●猫ブームとそらとぶデルタ動画

最近はネコが流行とかで,都会だと猫カフェなんて業態ができているらしい。

3年ほど前にはホームセンタのペットコーナに行っても小型犬ばかりで,かなり規模の大きい店でも猫は良くて1,2匹,ヘタをすると一匹もいないこともあった。

それが最近では数ではまだまだ犬の方が多いものの,猫も必ず置くようになっていて,5匹くらい見られる店もある。品種はアメリカンショートヘア(アメショー),ロシアンブルー,スコティッシュフォールドあたりが定番で,たまにアビシニアンなんかがいたりする。こういう店では需要がダイレクトに反映するから,猫ブームというのは本当らしい。

ネコ需要が増えれば関連商品も充実するわけで,その点はネコ飼い者にとってはありがたいことだ。けれど,流行に乗って子猫を買ったはいいけど旅行に行くときに世話ができないので捨てちゃった,可哀想なので去勢手術はしてません,なんて人が増えなければいいけど...

うちは時代を先取り(?)した猫カフェとして友達には無料開放中(ネコのおやつ持参の方にはお茶菓子サービス)。さらにピートの機嫌が悪いときには猫パンチと噛み付きの特別サービス付き。

動画は「そらとぶデルタ」をスローモーションでどうぞ。

2008年03月16日

●週末見た景色 近所を散歩(ダークレス現像5回目)

黒白フィルム現像器キット「ダークレス」を使った現像遊びも5回目。花粉のためか体調がイマイチなので近所を散歩しながら撮影。

今回,以前現像だけしてデジタイズしていなかった黒白フィルムも含めて3本を近所の写真屋に持ち込んでCD書き込みを頼んだところ,「黒白フィルムは(スキャンの)機械がフィルムの位置決めを自動で出来ないので,本当はお断りするんですが...」と渋られてしまった。以前持ち込んだときはフィルム1本だけだったので何も言わずに手間のかかる処理を好意でやってくれたらしい。

一応以前やってもらえたことを伝えて,なんとかスキャンしてもらうことは出来たものの,こちらとしても気分良く仕事をしてもらえないなら頼むのも悪いな,という感じ。

まあ黒白フィルムの感じもだいたいわかったし,まだフィルムと薬剤は残っているけれどダークレスの現像遊びはこのくらいでお休みして,次からは大人しくカラーフィルムに戻ろうかと思う。露出計も調子がいいし,ここらでビシっとリバーサルフィルム(ポジフィルム)で撮ってみたいとも考えている(高いけど...)。

誰かMacOSXに対応しているフィルムスキャナを捨てる予定の人がいたら譲ってください。

20080316_01.jpg20080316_02.jpg20080316_03.jpg20080316_04.jpg20080316_05.jpg

ASAHI Pentax SP / SuperTakumar 1:1.8/55 / NEOPAN SS

【ご参考】
ダークレス現像の記事一覧

2008年02月24日

●今日の工作 風力発電キット

今日は風が強いな,ということで学研大人の科学マガジンの「風力発電キット」を買ったまま組み立てていなかったのを思い出した。

形式は3枚ブレード,可変速のダウンウィンド型で,発電した電力は100%ナセルに設置されたLEDの点灯に使われ,売電はできない。工作としては非常に簡単で,ちょっと物足りない。まあ発電機の巻線を自分で巻けと言われたらそれはそれで困るけれど。

20080224_01.jpg20080224_02.jpg20080224_03.jpg20080224_04.jpg

ペットボトルに固定できるようになっているので,ベランダに置いてみたが外は強風でもベランダの中はあまり風が吹き込まず,吹き込んだときでも風向と風速が安定しないので,風況としては良くない。こういう風況ではバーチカルブレード型の方が向いているかもしれない。

例によってデルタに回してもらってお茶を濁すことにしよう。

【動画】ねこ+風力発電=ねこ力発電

2008年01月29日

●トイレ換気扇のリプレース

間取りに制約のあるマンションではトイレに窓がないケースが多い。うちもそうなのだが,トイレの換気は換気扇(排気扇)に頼ることになる。

換気扇のスイッチはタイマー式で,普通であれば人が入るときにスイッチを入れて,出るとタイマーでしばらく運転して切れるという感じでまったく問題がない。

しかしうちにはネコがいる。ネコのトイレは人のトイレの横に二つ置いてあり,ピートとデルタは「猫とびら」を通っていつでも自由にトイレに行ける。当たり前だが猫は換気扇のスイッチを入れたりできないので,ニオイがこもらないようにトイレの換気扇は24時間連続運転していた。

普通の使い方をしていれば1回数分の運転で,1日の運転時間はまあ多めに考えても60分程度。1年で365時間動くことを想定した換気扇の機械を24時間連続運転したらどうなるかは自明であろう。2年間で48年分の加速劣化試験をやったようなものだ。

年末くらいから油が切れたような異音がし始め,年が明けたらついに止まってしまった

で,思い切って24時間換気用の換気扇にリプレースすることにした。さすがにDIYでは厳しい工事なので,マンションの工務店経由でお願いしてやってもらった。

工事は2時間あまりで完了。うちは元々洗面所・浴室で排気する24時間換気システムだが,トイレの換気扇も考えると吸気量が確保できるか心配だ(ベルヌーイの定理とかで計算するのか?)。が,まあ狭いマンションだし静圧に強いシロッコファンなので問題は少ないだろう(ということにしておく)。

20080129_01.jpg20080129_02.jpg20080129_03.jpg

2008年01月26日

●写真ネタ そらとぶねこフォトコン受賞

以前ご紹介したそらとぶデルタの写真が「第2回そらとぶねこフォトコンテスト」で企業協賛賞(猫じゃらし産業賞)を受賞した。

応募総数145作品から8作品が受賞,しかもジャンプ写真で受賞した7枚中,デジタル一眼レフで撮った写真が5枚という条件の中でスペックでは圧倒的に不利なFinePixS5000で受賞できたということを素直に喜びたい。

ピートもコンテストで現金1万円をゲットしたことがあったし,うちのネコたちはなかなか優秀だ。

20080126.jpg

【参考リンク】
にゃんこーず:デルタ、空飛んで受賞!
そらとぶねこフォトコンテスト第2回結果発表
フォトコン投稿時のエントリー「にゃんぷ♪」

2008年01月20日

●今日の修理 PowerBookG4のACアダプタ

大変だ。かんな氏のPowerBookG4のACアダプタが何者かにカジられて断線(ショート)している。

20080120_01.jpg

犯人はこのネズミネコ!

20080120_00.jpg

デルタはピートのように人の手足に噛み付くことはないが,いろんなモノをカジる癖があって困ったものだ。

純正のACアダプタを買うと9,000円もするので,とりあえず修理できるかどうかやってみよう。

カジられて被覆の破れた部分を切り飛ばし,被覆を剥いてみると単純な単芯のシールドケーブルのようだ。これなら修理も可能である。

20080120_02.jpg

ホームセンタで熱収縮チューブ(@100円)を購入。芯線用(Φ2mm)と全体用(Φ3mm)で径の違うものを2つ買った。切断したケーブルにチューブを先に通しておいて,芯線をハンダ付け。芯線に被せたチューブをドライヤの熱で収縮させてから,シールド線も同様にハンダ付けして,全体を太い径のチューブで覆ってドライヤで収縮させてやれば完成。

20080120_03.jpg20080120_04.jpg20080120_05.jpg

見た目は少し悪いが,ビニルテープで応急処置するよりはスッキリする。今回はたまたま線の真ん中あたりだったので修理も可能だったが,コネクタ付近が断線してしまったら厳しいだろう。ネコにやられたわけではないだろうが,そんな断線事例もWebには出ているのでちょっと心配だ。

ネコが上を歩いたり座り込んだりカジったりするので,うちのMacは満身創痍である。Macの使い勝手には満足しているが,是非対ネコ仕様の製品を出して欲しいと願っているWebmasterである。

2008年01月03日

●今日の買い物 Qステア グラスホッパー

友人から教えてもらったQステア田宮模型コラボのグラスホッパーを初売りのスーパーで衝動買い。

何といってもこのデザイン!懐かしいしかわいいし。そして泣かせるサスペンション機構!

フローリングの上よりも,ちょっとしたダート(カーペットの上とか)を走らせた方がバギーの雰囲気が出るし,走破性もなかなか。

ただ小回りは利かない。これは個体差なのだろうか。メーカーのプロモーションムービーを見るともっと小さく回れている感じがする。ステアリングを切るトルクが弱いような気がするので,ハズれの個体だったということかも。

この勢いでワイルドウィリスとパジェロを出して欲しいけれど...無理でしょうか。

20080103_01.jpg20080103_02.jpg20080103_03.jpg

【動画:猫のデルタvsQステア】

2008年01月01日

●あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

2008年は「写真ってたのしいねっ」というホームページをはじめて10年になる節目の年でありますが,基本的には今まで同様,写真ネタにはこだわらず,アクセス数アップも意識せず,更新頻度も適当に続けて行きたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。

20080101_01.jpg

20080101_02.jpg20080101_03.jpg20080101_04.jpg

2007年12月15日

●猫のデルタ 生後7ヶ月

デルタは去勢後3週間が経ち,経過も良好なので3回目の予防接種を済ませた。ちなみにピートのときもそうだったが去勢手術では抜糸は必要ない。生体由来の手術糸(体内に吸収される)で傷口を閉じているため。

体重は3.2キロ。獣医さんによるとこれで適正体重なのでこれからはこのまま維持するように心掛けてくださいと言われた。ピートを見慣れていたのでまだまだ小さく感じていたのだが,ちょっと拍子抜けである。

そらとぶデルタの写真はその後も何度かチャレンジしており,下はそのときの一枚。やはりフラッシュで動きを止めるのは有効だが,予想どおり直接光だと背景に影が出るし,平面的で立体感がイマイチ。内蔵ストロボ前面にトレーシングペーパを貼付けてデフューズしてみても,あまり変わらず。天井バウンスさせたいところだが,内蔵ストロボではちょっと無理か。

20071215.jpg

2007年12月03日

●写真ネタ そらとぶねこは難しい

書籍化もされた「そらとぶねこ」に触発されて,デルタのジャンプ姿を撮ろうとするが,これがなかなか難しい。

かんな氏がにゃんこーずの方にアップした下の写真だが,FinePix S5000を最高感度のISO800設定として,シャッタスピード優先AEで1/640sec,ストロボ発光禁止にして,比較的明るい室内で補助灯やレフ板を一切使わずに撮った結果がこれである。

当然絞り開放(F2.8)でも光量不足により露出はかなりアンダーなので,レタッチなしだと最初の写真のように暗い。レタッチしてもざらついた感じで,とても「そらとぶねこ」のような美しい写真にはならない。

詳しく研究したわけではないが,やはり光量的にはフラッシュが欲しい。ただ,直接光には見えないので天井バウンスだろうか。そうなると必然的にカメラは一眼レフ(と外付けストロボ)が必要だ。あとはひたすらたくさん撮って決定的瞬間を待たなくてはいけないので,さすがにフィルムカメラでやる気にはならない。

とりあえず,光量さえあればもう少しなんとかなりそうなので,もっと部屋が明るいときを狙って再チャレンジする予定である。猫じゃらしを持った人間が写りこんでしまうのも問題だが...

20071203_01.jpg20071203_02.jpg

2007年11月28日

●PowerBookG4その後(2年経過)

PowerBookG4(12")を使い始めて2年経った。「いざというときのために」と取っておいたWindowsデスクトップ機はこの1年特に必要な場面もなかったので,そろそろ処分しようかと思っている。

Mac界はIntel製CPUへの完全移行だとか,つい先日には新OSX(10.5)がリリースされるなど賑やかだが,今のところ3年前のスペックであるPowerBookG4でも日常で特に不満を感じることはない。

もちろん,動画編集などをしようと思うとCPUのパワー不足を感じるけれど,それは仮に最新CPUを使ったとしても10倍速くなる,というところまでは進歩していないのではないかと想像する。1時間かかるエンコードが1分になるならともかく,30分に短縮される程度だとすると,あまり魅力を感じない。どなたか,PowerPC機とIntel機で動画のエンコード時間の比較をした方がおられたら,どの程度違うのか教えていただければありがたい。

ただ,ハードディスクの残り容量が26GBほど(元は80GB)と,ちょっと心もとなくなってきているのが懸案事項だ。搭載容量が60GBのかんな氏の方(2年半使用)は残り10GBと,かなり切実である。

今はデルタを膝に乗せてこれを書いている。ピートはとにかくパソコンの上に乗って困ったが,最近はその頻度も低くなったような気がする。デルタはパソコンの上を横断することはあっても,座り込むようなことはなく,膝の上で大人しく寝ていることが多いので助かっている。むしろ,何時間でも膝の上からどこうとしないので,引きはがすのに苦労する。

【今までのPowerBookG4関連記事】
KinoppyのPowerBookG4(1台目)
PowerBookG4にTigerを入れてみる
PowerBookG4(2台目)
PowerBookG4環境構築中
PowerBookG4その後(3週間経過)
PowerBookG4その後(1年経過)
キーボードバスター

2007年11月23日

●猫のデルタ 生後6ヶ月(去勢手術)

デルタの去勢手術。手術時で推定生後6ヶ月,体重は2.9キロ。

ピートのときは麻酔のゴタゴタで術後一晩は大変だったものだが,デルタは昼頃に手術して,当日の夕方迎えに行ったときにはすでに元気になっていた。

食餌は術後8時間頃から与えるように指示があったが,その時点で食欲もあり,普段なかなか食べられない高級ネコ缶を平らげていた。ピートが一晩フラフラで何も食べられなかったのとは対照的。

ただ,ピートのときにはなかった「エリザベスカラー」を着けられてしまって,術後4,5日はこのままということで,あっちにぶつかりこっちに引っかけ,毛繕いはできないしピートには「シャー」と言われるし(これはいつもか),なかなか大変である。

ちなみにピートのときとは病院が違うので,いろいろと方針が違うということなのだろう。ピートはエリザベスカラーなしでも特に平気だったが,傷口の保護という意味では確かにあった方が安全だろう。ただし料金はその分高くなる。

とりあえずデルタが大イベントを乗り切れてホっとしている。

かんな氏のブログでも紹介しているので参考にしていただきたい。
にゃんこーず:デルタ、頑張りました。

20071123_01.jpg20071123_02.jpg

2007年11月11日

●猫のデルタ 予防接種(2回目)

前回から3週間経ったので2回目の三種混合予防接種を済ませたデルタである。体重は2.8キロ。前回からも500グラム増えていてどんどん大きくなっているイメージ。

だが,よく思い出してみるとピートは同じ生後6ヶ月のときにすでに4キロだったので,それに比べるとデルタの方が小さい(というかピートがでかい)ことがよく判る。

動画はデルタがピートの毛繕いをしてあげて,ピートが少し迷惑そうにしながらも身を任せているという,かなりレアな場面。いつもこんな風だと平和でいいのだが,相変わらず取っ組み合いの日々が続いている。

【動画 デルタがピートの毛繕いを!】

ネコが2匹に増えたということで,かんな氏の猫ブログ「にゃんこーず」も新規に立ち上がったので,どうぞよろしく。

にゃんこーず

2007年11月04日

●猫のピート 去勢後2年

ピートの去勢手術から2年が経過した。手術前の絶食・断水,手術直前の麻酔では一本目の注射のあとでピートが大暴れして手を付けられなくなってしまったためにガス麻酔に切り替えたこと,そして手術後は一晩中眠れずに,何度もフラフラとトイレに行って嘔吐していたこと...。今思い出してもつらい。

手術から24時間が経過した頃には元気を取り戻して,ホっと胸を撫で下ろしたものだ。その後は病気もせず,食欲旺盛(ただし好き嫌いあり)で,水道から新鮮な水をガブガブ飲み,どんどん大きくなって今では立派な大型ネコ。体重は5.8キロだ。

去勢したために体は大人,頭脳は子供という感じで,最近は新入りのデルタと大人げなく取っ組み合いのけんかだかじゃれ合いをしている。デルタが痛がらないので放っておいたら,ピートに噛まれた耳の後ろがハゲてしまっている。こういうのは家庭内暴力とは言わないだろうか...。

ちなみにデルタもピートに噛み付いているが,元々デルタは甘噛みができているし,ピートはタプタプの皮下脂肪のおかげでノーダメージだ。その割に「シャー」とか「ウゥー」と威嚇するのはピートの方なので,性格の違いというのは面白い。

ピートも1日に何回かは甘えたくなる時間があって,そんなときは膝に乗ってきたり布団に潜り込んで来ていたのだが,最近は甘え上手のデルタがその場所をすっかり占領してしまっているので,ピートが少し寂しそうな感じもする。たまにデルタが遊んでいるスキにピートが膝に乗ってくつろいでいると,それを見たデルタがすぐにやってきてピートを追い出してその場所に収まってしまう。

20071104_01.jpg20071104_02.jpg

【動画 ピートとデルタの取っ組み合い】

【動画 ピートとデルタ仲良く水飲み】

2007年10月20日

●猫のデルタ 生後5ヶ月

かんな氏が保護した子猫(オス)だが,里親募集をはじめてから1ヶ月が経過した。これまでの経験から子猫のもらい手が見つかる可能性は生後1〜3ヶ月くらいをピークに,それ以降は急激に低下する。ひとつには若い方が環境の変化に慣らしやすいということもあるし,見た目のかわいさが断然違う。

子猫は保護した時点で推定生後4ヶ月,そこからさらに1ヶ月経って生後5ヶ月というところで,里親探しはかなり厳しいと判断せざるを得ない。もちろん血筋がはっきりしているとか,よほどの美猫ならこの限りではないが,今回の子猫は取り立てて美猫でもなく(美猫度から言えばピートの方が数段上である),血筋に関してはノラなので言わずもがなだ。

従って,1ヶ月を経過した時点をもって里親探しは断念し,Webmaster宅で2匹目の猫として受け入れることを決定した。いや,正直に書くとこの子猫はものすごく甘え上手で,すっかり情が移ってしまっていたのだが。

この1ヶ月間,先住ネコのピートと少しでも仲良くなってくれればと思って見守ってきた。とりあえず,トイレと食餌は共用することで合意したらしい。ピートが子猫用,子猫が成猫用のカリカリを食べていることが多いような気がするが,その程度はまあ誤差範囲ということで。

子猫の方からピートにしがみついたりじゃれついたりすることが多いように思うが,ピートの方はかなり迷惑そうで,あまりにしつこいと「ウゥー」「シャー」と威嚇しながら逃げ出す。そう,ピートの方が逃げ出すのである。子猫相手に手加減しているのか,子猫の方が強いのか...

ピート,子猫に居場所を奪われる・・・(画:かんな氏)

名前だが,デルタ(Delta)に決まった。由来はデルタロケットから,ではなくて,ピートと同じく小説に登場するネコからの拝借である。無理矢理こじつけると,額と背中の模様が三角に見えなくもないということで。

1ヶ月で体重は400グラム増えて2.3kgに。予防接種は3種混合を1回済ませたが,ノラ生活だったことを考えて3週間隔であと2回受けさせる予定。その間に去勢手術をしてもらうということで考えている(生後6ヶ月が目安)。保護してすぐに猫エイズ,白血病の検査を済ませ(陰性),虫下しを2回,ノミ駆除を1回処方してもらっている。ノラを家ネコとして迎える段取りというのは結構めんどうだし金がかかるものなのである。

20071020_01.jpg20071020_02.jpg20071020_03.jpg