AT限定解除教習記
◆セカンドカー納車
◆技能審査(検定)合格と免許証発行までの日程
12月16日(水)申込み
12月17日(木)入校式
12月22日(火)技能教習2時間
12月24日(木)技能教習1時間及び、みきわめ
12月25日(金)卒業検定、卒業式、免許センタにて即日発行
◆教習所以外の練習
セカンドカー納車
○2015年12月12日土曜日
本日は主人が選んだ車(中古のサンバーバン)の納車日でした
20数年前に運転免許を取得して以来のMT車の運転です
ディーラから無事に運転して帰れるだろうか・・・
期待と不安が入り混じった面持ちで、私もドキドキしていました
納車後、私は主人の車の後を、POLO(AT車)でついていきました
後ろから見てもスムーズな走りです
信号待ちでは無線で交信する余裕もあります
途中、ガソリンスタンドに入り給油することにしました
緊張しているかな?と思い主人の車へ行き声を掛けると
想像とは真逆の、キラキラとした表情を浮かべていました
詳しくは主人のblogの記事 通勤用中古車選びへ
私は楽しそうな姿を見て、運転してみたいと思いました
こうして20数年ぶりの教習生となったわけであります
入校式前日に滑りこみ
○2015年12月16日水曜日
ということで、早速教習所を検索し、申込みに行きました
今は12月。学生が冬休みに入ると大変混雑してしまいます
今年中に取得したい旨を伝えると、日程を提案してくれました
※AT限定解除の技能教習は2時限単位
少しでも失敗すると、免許は来年に持ち越しという、ギリギリの日程です
教習料金の6万円弱を支払い、背水の陣で臨みました
入校初日
○2015年12月17日木曜日
この日の予定は
16時40分〜適性検査
17時40分〜入校式
まずは適性検査です
OD式安全性テスト という、教習所用に作成された適性テストを受けました
私の受けた回の内容は、複数の絵から同じものを選ぶもの、枠の中にアルファベットのAをひたすら書くもの、右と左の数字の大小関係を書くもの、絵を見て好きか嫌いかを直感で選ぶもの等がありました
結果は入校式の時間に渡されましたが、一通り目を通してそれっきりです(学科のある普通教習の場合は、これを使用するらしいので捨てちゃダメです)
普通教習の入校生は、制服を着ていたので、皆高校生であることがわかりました
意外に思ったのが、男女とも全員AT限定だったことです
20数年前は、会社の車がMTかも知れないから、という理由でAT限定は女性ばかり。半数くらいでした
取得当時の自分も、免許は身分証程度で、就職は東京だから車は乗らないだろうと漠然と考えていたので、AT限定にしたのでした
教習所内には、”MT車は少ない為、キャンセル待ちが取りにくくなってます”という張り紙があり、時代を感じました
時間厳守等のルールの説明を受けて入校式は終了しました
技能教習1・2時間目
○2015年12月22日火曜日
この日の予定は
09時40分〜10時30分 技能教習1時限目
10時40分〜11時30分 技能教習2時限目
教官「校内しか走りませんのでシフトは1,2,3のこれだけです」
教官「はい、早速運転してください」
かんな ”もう?!”
少し面喰いましたが、4時間でやらなければならないので、まあ仕方ありません
〇オートマチック限定解除教習内容
1.クラッチペダル、チェンジレバーの取扱い
2.発進及び停止
3.変速操作
4.ブレーキ操作
5.坂道の通過
6.狭路(曲線・屈折)の通過
7.坂道発進
8.踏切通過
9.方向変換及び縦列駐車
10.鋭角コースの通過
11.教習効果の確認(みきわめ)
当然のことながら、運転だけで頭がいっぱいいっぱいなわけです
しかし、コース内の説明も運転中にされるので聞き逃せません
そんな状態でS字で脱輪してしまい、叫びたくなりました(叫んではダメです)
タイヤ位置のイメージをしてからは脱輪しませんでしたが、精神的ダメージが・・・
肩に力が入ってしまい、1速から4速に入れてしまったりもしましたが、1.から8.までの項目を数回やりました
(コースを何周したのかもわからなくなるくらいの精神状態でした)
これらの項目の中で絶望的な気持ちになったのが”7.坂道発進”です
サイドブレーキを使わない坂道発進は、エンストばかりで成功率3割くらいでした
(教官印が押してあるので画像は遠目にしています)
”6.狭路(曲線・屈折)の通過”までクリアしてました(画像ではペンの所まで)
6まで進むのは順調な方だと聞き、ひとまず安心しました
技能教習3時間目&みきわめ
○2015年12月24日木曜日
この日の予定は
09時40分〜10時30分 技能教習3時限目
10時40分〜11時30分 みきわめ
画像は、前夜に予習復習のためプリントしたグーグルマップの教習所です
こうしてイメトレをすると、コースを覚えられるので不安が和らぐ気がします
3時間目は、前回やったコースに加えて”9.方向変換”をやりました
サイドブレーキを使わない坂道発進が苦手で、不安だったのですが
卒検ではサイドブレーキを使って良いと知り、少し気が楽になりました
でもやはりS字カーブが微妙で、教官も何か感じる所があったのでしょう
教官「免許取ったときもS字苦手だった?」
かんな「はい・・そうれはもう・・とても」(涙目)
教官「まぁ苦手な人は多いからね〜」
教官「またS字やるとは思わなかっただろ 笑」
同情と笑いを誘ってしまいました
4時間目のみきわめは、とても緊張していたけれど
特記するような大きな失敗は無くクリアできました
教官から「そんなに緊張しなくても大丈夫だから。たぶん」
という、ありがたいお言葉をいただき、卒検への切符を手に入れました
卒業検定
○2015年12月25日金曜日
この日の予定は
08時40分〜12時30分 卒業検定&卒業式
卒検が始まる前に今回のコース図を渡されました
この位置では加速して3速に、この位置では時速20kmまで落として2速に。この位置ではクラクションを2回鳴らして、踏切では窓を開けて左右確認。この辺りでは後方確認をして方向指示器を出して・・・等、名前を呼ばれるまでシミュレーションをしました
卒検の教官が、後ろに乗ってくれる人はいないかと募集をかけて
キャンセル待ちの可愛い女子高生が乗ることになりました
私が男性だったら、後部座席の女子高生に、更にドキドキしてたと思います
卒検中は教官からの助言はなく、不安です
とにかく教わった通りにやっていきます
教官の指示通りにコースを回り(コースは暗記してなくても大丈夫です)
終点の駐車スペースへ無事に戻りました
大きな失敗は無かったとは思うけれど結果が気になります
教官「左折時の目視が足りない。S字でタイヤが半分出てたよ」
という、大変不安になるお言葉をいただいて、卒検は静かに終わりました
限定解除の卒検は場内だけなので、ゆっくり走行しても10数分で終わりました
しかし、合格発表は路上に出て卒検を受けている車が全て戻ってから行われるので、1時間ほど待ちました
合格発表は、電光掲示板形式でした
受験番号は1番なので、見間違いようがないけれど何度も見ました。合格です
合格発表の後は卒業式です
大変な思いもしましたが、終わってみればあっという間でした
適度に厳しくて良い学校だったと思います
ありがとうございました
免許センターでの手続方法を教えてもらったら終了です
(卒検の日は、指定の持物を忘れずに。印鑑とか収入印紙代とか)
卒業式は12時過ぎに終わり、その足で”茨城県警察運転免許センター”へ
”茨城県警察運転免許センター”のサイトによると、
教習所で技能審査合格した場合の申請の審査日は月曜から金曜で
受付時間は午前9時から10時と午後1時から2時となっています
くわしくはリンク先へ
(茨城県以外の方は、お住まいの地域の免許センターサイトでご確認ください)
1時30分に到着して、受付の列に並んで、終了時間ギリギリに受理されました
教習所で作成した書類と免許証と手数料1450円を支払ってしばらく待つと、裏にスタンプの付いた免許証を手渡されて終わりです
免許を取得して振り返ってみると、偶然ながらラッキーだったなと思うことがあります
それは、教習日程です
1回目の教習の後に休日があり、この日にみっちり復習ができたこと
さらに、2回目の教習の翌日に卒検があり、教官に指摘されたことを忘れないうちに臨めたことです
何より重要なのは、やはりMT車と運転できる人の存在ですけれど・・・
・・・と、いうことで
MT車に乗りたいけれど、奥様がAT限定だから購入に踏み切れないという殿方
その奥様が、本当はMT車を運転してみたいと思っているならば、MT車を入手して
練習につきあってあげたりすると、惚れ直されるかもしれませんよ(無保証)
これでもう自由にサンバーを乗り回すことができます
教習所以外の練習
○2015年12月18〜23日
入校式から技能教習初日までの3日間は、毎日10分程サンバーで練習しました
特に、走り出しを重点的に行いました
発進が上手くいったら→2速→減速→停止を繰り返しました
半クラッチの感覚が全く分からず、エンストばかりしていました
教習1日目が終わり、坂道発進が上手く出来ないことがわかったので、翌日の23日は市内の坂道が多い公園で坂道発進の特訓をしました
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動画は、主人が撮った運転の様子です。坂道発進の特訓は、たぶん具合が悪くなってしまうから撮っていなかったのだと思います
何度観ても何ともいえない気持ちになります・・・
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今後もMT車の運転技術を磨きたいと思います
この記事で興味を持った誰かが、限定解除をして、MT車を存分に楽しめますように
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