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2007年12月30日

●今日の工作 真空管アンプTU-870(5)

最後にもう一度だけ配線をチェックして,いよいよ動作確認。間違いがあると最悪破裂する(電解コンデンサ?)とかスピーカを壊すとか脅し文句が書いてあるので,大切なスピーカをつなぐ前に100円ショップで買ってきたスピーカをつなぐ。

電源を入れる時はかなり緊張した。幸い,ほんのりと真空管がオレンジに灯り,煙を噴いたり焦げ臭くなったりはしなかったのでボリュームを上げたところちゃんと音楽が聴こえた。キットなので当然とはいえ,無事に鳴って良かった。

早速学研のスピーカ(8Ω)をつないで試聴。音源はiPodのヘッドフォン端子から取っている(本当はドックを買ってLine出力を取るべきだがドックは高いのだ)。

真空管というと昔のラジオのような音を半ば期待していたのだが,普通にいい音で鳴るのでちょっと拍子抜け。音量も部屋で聴くには充分。グレードアップオプション(100uFの電解コンデンサ1個)を追加したのが関係しているのか,聞き取れるようなノイズもない。

試しのつもりでリビングのメインスピーカ(天井吊りのBOSE125,6Ω)につないでみたところ,これがまた気持ちのいい音(もちろん自分で組んだアンプなのでかなりバイアスがかかっている)で,このままずっとメインのアンプとして使えるのでは,という気がする。

というわけで,冬休みのレジャー「真空管アンプキットの工作」は大成功。平均工作時間は6〜7時間と書いてあったが,中断しながらゆっくり組んだのでもう少しかかったかもしれない。2万円でこれだけ楽しめれば充分だろう。

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