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2007年06月09日

●今日の工作 手作りスピーカ

工作の中期計画で予告した通り,自作オーディオ計画は着々と進行中だ。エンクロージャはやはり既製品の方が見栄えがいい上に安いということで,学研のユニットに合う大きさのモノを通販で手配した。エンクロージャは1コ1380円,スピーカーターミナルは2コで315円。というわけで,半手作りスピーカ工作である。

とりあえず今後のことも考えて手元にない工具もこの際揃えることにする。最低限必要なハンダゴテとハンダ,あとは別に必須ではなかったが,前から欲しいと思っていたおもちゃみたいな電動ドライバを購入。

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7cmという小口径ユニットなので少しでも低音を稼ぐためにはバスレフにしたいところだが,このエンクロージャは密閉型。内容積も0.7リットルほどと小さい。吸音材は割とたっぷりと入っている。ユニットの制作については以前の記事で書いたので割愛する。2個目ということで油断していたらボンドでコーンを汚してしまいちょっと反省。マグネットには学研のロゴが入っている。

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完成してみると,シンプルで小さな可愛らしいスピーカとなった。アンプの工作はまだ先になりそうなので,接着剤が乾いてからリビングのPLS-1510につないで早速試聴。最初に入れる音はSF者ならこれしかない!の「ツァラトゥストラはかく語りき」だ。

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音はだいたい想像した通りで,重低音はまったく出ないが,クラシックを小音量で聴くには心地いい音質である。何より自作したユニットから音が出ていると思うと,風水学的にもいい音がするというものだ。

おもちゃみたいな電動ドライバだが,想像以上に具合がいい。AC駆動で意外にパワーもあるし,今回エンクロージャに木ネジでユニットを固定するときも大活躍であった。こんなに便利ならもっと早く買えばよかった。