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2008年05月04日

●猫のデルタ1歳(その1)

デルタはうちに来た時点で生後4ヶ月だった。ピートを育てた経験から,生後2〜3ヶ月かな,と思っていたら,病院の先生に4ヶ月くらいでしょうと言われたことと,2007年5月31に陽だまり堂さんにより撮影されていることから,誕生日は2007年5月中旬ということになった。

1歳で体重は4.4キロ。保護したときは1.9キロだったので8ヶ月で2.5キロ増となる。ピートは1歳で5キロを超えていたので,それに比べると小さいというか平均的な大きさだ。2007年11月に去勢手術も済ませている

生まれたばかりの頃に地域の猫好きさんのご好意でゴハンをもらったりしていたのだが,その後行方不明に。かんな氏に出会い買い物袋に潜り込むことに成功するまでの約3ヶ月はおそらく大変な苦労をして生き抜いていたものと想像される。

保護したときには全身汚れていて,特に白いはずの前脚は薄茶色く変色してしまっていた。獣医さんによると何度も嘔吐してその汚れが染み付いてしまったらしい。また,左前足のツメが一本失われている。これは何かに引っ掛けて根元から抜けてしまったらしく,もう生えてこないようだ。母猫も人なつこいノラだったらしいが,デルタを生んだ直後に交通事故で死んでしまったのだとか(2007年6月21日陽だまり堂さんの記事。行方不明になる直前)。この間の出来事を映画にしたら号泣必至であろう。

幸い,猫エイズその他の感染症はなく,虫下しと3回の三種混合ワクチンの接種によりすっかり健康になった。前脚の着色も取れて真っ白である。

母猫から受け継いだものなのか,ノラ出身なのに甘えん坊ぶりは一級品である。そもそも近寄ってきたかんな氏の買い物袋に自分から潜り込んでの積極アピールにより,ピートの弟分の地位をゲットしたのである。警戒心ゼロでよく3ヶ月生き抜けたものだ。

(つづく)

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写真は陽だまり堂さん撮影。

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