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2008年05月05日

●猫のデルタ1歳(その2)

(その1)からのつづき

デルタの柄はピートとよく似ていて,動画のコメントでは「親子ですか」としばしば聞かれる。デルタには茶系の毛は入っていない(黒,灰,白)。ピートは茶,黒(灰),白の3色が確認できるのだが,オスの三毛猫というのは遺伝的にきわめて稀とされているのでこの辺はナゾ。獣医さんはブチ(柄)ですと言っていたが,三毛猫の定義というのはどうなっているのだろう?

脱線した。デルタの話に戻って,肉球はピンクと黒の混合。シッポは長くてシマシマ。顔は吊り目で,美猫度から言うとピートには劣る。

ノラ時代に鍛えられたのか,食べ物の好き嫌いはなく何でも食べる。何でも旨そうに食べるので,好物が何なのかはいまだに不明。

人を威嚇したり噛み付くこともないし,誰にでも愛想良く甘えるので気分屋のピートと違って大変飼いやすいネコだ。保護してから1ヶ月ほど里親募集をしたけれど,誰も応募してこなかった。ブランド品種でもここまで性格の良いネコはなかなかいないと思うのだが,いくら性格が良くても生後3ヶ月を過ぎるともらい手がないという厳しい現実である。

甘え上手なデルタは,しかしまだ子猫なのでいたずらも遊びも大好きだ。毎日ピートにちょっかいを出して取っ組み合いになる話はピート3歳の記事にも書いたとおり。また,おもちゃを追いかけるときの見事なジャンプ姿で「そらとぶねこフォトコンテスト」で賞を頂いた

ここからはかんな氏に書くように念を押されたので追記。

取っ組み合いやジャンプの動画を公開しているのでやんちゃ坊主という印象があるかもしれないが,実際はとにかく甘えん坊で良い子。デルタが怒ったところはいまだに見たことがない。抱っこされるのも好きだし,お腹をなでてもうっとりしている(普通ネコは嫌がる)。座っていれば膝の上に乗ってくるし,寝ていれば布団にもぐりこんできて一緒に何時間でも寝ている。布団の中は暑くなるので,我慢の限界になるともぞもぞと這い出してきて,床に寝そべって「冷却」する姿がとてもかわいい。

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