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2008年11月11日

●SF本読了 クレィドゥ・ザ・スカイ

「クレィドゥ・ザ・スカイ」(森博嗣)読了。

前作「フラッタ・リンツ・ライフ」を読んでからしばらく経つので,煙に巻かれた感に拍車がかかってしまった。できれば時間を取ってナ・バ・テアから一気に再読した方が良さそう。

公式見解によると,

Q 『スカイ・イクリプス』を読んでも、まだ読み解けない読者のために
  何か少しヒントをいただけないでしょうか。

A 無理に読み解かない方が良いと思います。
  ヒントとしては、以下のとおり。
 ・シリーズ5作では、主人公(一人称)はそれぞれ1名。
 ・クローン(特に短時間で人間を再生する)や記憶移植といった非科学的
  なものはこの世界にはない。
 ・「スカイ・クロラ」から読むから難しく感じるかもしれない。
  たとえば、草薙瑞季は、水素の娘だと思っている人が多いですが、土岐野
  がそう言っただけです。このように、何を信じるべきか、ということが重
  要だと思います。

とされているので,矛盾のない合理的な解釈が存在すると思いたい。が,今の段階では混乱している。かんな氏は仮説を持っているようだが...

いつか天啓のように「そういうことだったのか!」と納得できる日が来るのだろうか。森氏の作品はいろいろな意味で驚かされることが多い。