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2009年03月29日

●アコースティックギターFS720Sその後(1ヶ月後の音を比較する)

ギターの発表会2週間前ということで,教室も盛り上がっている。しかし延々と循環コードを弾く練習は過酷だった。キーボードを打つ指が痛い。ちなみに今日の循環コードはC→Em→Amと,Am→Dm→E7→Am→G7→C→E7→Am。

さて1ヶ月が経過したFS720Sの音だが,今後のことも考えると「このパターンで音を比較する」というテンプレートを考えておいた方が良いかもしれない。条件を揃えるという意味ではピック弾きの方がバラつきが少なそうだが,メインは指弾きなので指弾きの音で比較しないと意味がないような気もするし,これもまた難しい。

解析はどうせならヤマハのカタログにあるように,各周波数成分の減衰の時間変化を色分けして表示できたらステキだし,カタログの高級ギターとの比較にもなる,と思って探したら,Sonogram Visible Speechというフリーソフトを見つけた。Power Book G4ではかなり重いけれど,これでやってみることにしよう。

ヤマハのA.R.E.

まずは実際の音の比較から。前回C→G7→Cというコードを弾いたので,とりあえず今回も比較のために同じように弾いてみた。ピックは使わずに親指の腹(?)で弾いている。弦はヤマハのカスタムライトゲージで,前回から張替えていない。上段が購入直後の音,下段が購入後1ヶ月の音である。

どうだろう?1ヶ月間の成長の差は聴き分けられただろうか?

次に,音響スペクトログラムの時間ー周波数分析(おぉ,なんとアカデミック!)。やり方は先ほど紹介したSonogram Visible Speechで,Wav形式の録音波形を読み込んで,最後のCコードの5秒分くらいを拡大して,3D Perspectogram表示を選択する。

上が購入直後の音,下が1ヶ月後の音である。44.1KHzで録音しているので,22kHzまで測れるはずだが,実際に出ている音は4kHz程度までだったので,その部分を拡大している。

fs720s_init_3d

fs720s_20090329_3d

うーん,これは特性というよりは弾き方の違いが単純に出ているだけ,という気がするなぁ。もっとこう,ヤマハのカタログみたいに比較しやすい特性はどうやったら出るのか...。しかし上で紹介したヤマハのA.R.E.テクノロジの時間ー周波数特性,10kHzあたりの成分を指して「高域の減衰大」とか書いてあるけれど,こんな高音域普通に弾いて出るのか?10kHzといったら8オクターブのEくらい。今弾いた3オクターブのCは523Hzだから,5オクターブ上になるけれど...。それとも良いギターだと倍音成分が豊かということなのだろうか。よくわからない。ヤマハのカタログみたいな音の出し方をご存知の方,情報をお待ちしております。

写真はまた先生に貸してもらったギター。タカミネのDSP-410というエレアコ。表板が割れていてアコギとしては残念ながらまともな音は出ないが,練習用ということで。

TAKAMINE DSP-410