●SF本再読 祈りの海
「祈りの海」(G.イーガン)を再読。
イーガンは短編ももちろんいろいろ考えさせられて面白いのだが,やはり長編が読みたい。Teranesiaはまだかな。
小説の未来を考えようとするすべての人に、グレッグ・イーガンはある。ーー瀬名秀明(本書解説より)
偶然だが次は超難解と評判の「デカルトの密室」(瀬名秀明)に挑戦。単行本が出たときから気になっていたのだが,いつの間にか文庫化されていたようだ。イーガンと方向性が近い日本人作家としてはやはり瀬名氏が思い浮かぶ。
【収録作品】
・貸金庫
・キューティ
・ぼくになることを
・繭
・百光年ダイアリー
・誘拐
・放浪者の軌道
・ミトコンドリア・イヴ
・無限の暗殺者
・イェユーカ
・祈りの海