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2011年11月10日

●アマチュア無線その後(ついに開局)

局免許を電子申請したのが10月14日。申請手数料を振り込んで,審査が終了したのが11月1日。免許状の返送用封筒を送付したのが11月2日だった。

そして11月9日に無線局免許状と,無線機に貼る免許証票が届いた。現在は申請者が増えているという報道もあって,申請から1ヶ月以上かかるかもしれないと聞いていたので,思ったよりは早かった。それでも3アマの試験に合格して従免を申請してからちょうど2ヶ月かかっている。

アマチュア無線ではQSLカードの交換も数ヶ月から年オーダーの時間がかかるらしいし,難しいアワード(RPGのクエストみたいなもの)になると何十年もかかるものもあるそうで,まずはこののんびりとした時間レンジに慣れてもらうために,わざと手続きに時間をかけているものと想像する。

気になるコールサインは,JH1CFVだった。フォネティックコードで言うと「ジュリエット ホテル ワン チャーリー フォックス ビクター」だろうか。同時に申請したかんなさんはJH1CFWで,サフィックスのラストレターが一字ずれただけ。

同時に申請したんだから当たり前じゃないの?とお思いの方もいらっしゃるかもしれない。しかし実は1エリア(コールサインの3文字目が1になる関東エリア)においては,過去のアマチュア無線ブームの頃にコールサインが不足してしまい,閉局して無効になったコールサインを使いまわしているという事情があるため,どんなコールサインになるかは運任せとなる。ちなみにJH1というプリフィックスは再割当でないとすると,相当な先輩ハムのコールサインということになる。心して使わせていただきたい。

結局わからないままだった「設備共用」だが,案の定無線機に貼る免許証票は3台の無線機に対して,私とかんなさんの2人分,3枚×2の6枚が届いた。電子申請の標準的な手続きではどこにも記載するところはなかったが,総務省なり総合通信局なりに電話でもして聞けば,適切に処理してくれたのかもしれない。まあ金銭的には変わらないので別に良い…のかなぁ。

無線機もあるし,二人とも免許があるので,ファーストQSOは部屋の中で数メートル離れて「JH1CFW,こちらはJH1CFVです。どうぞ」とかやってみたりしたことは報告しておこう。糸電話でも届く距離である。

ハウツー本によると初心者はCQを出している局に応答するところから始めましょう,と書いてある。ワッチしていると確かにCQを出している局はいるのだが,いざ応答するとなると緊張してしまってなかなかPTTボタンが押せない小心者なのであった。