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2005年08月29日

●日立市のプラネタリウム

日立市のプラネタリウムに行ってみた。Webmasterの通っていた新潟市の新潟県立自然科学館のプラネタリウムとは設備が結構違うので驚いた。それぞれの諸元は次のようになっている。

日立シビックセンター新潟県立自然科学博物館
メーカーミノルタプラネタリウム五藤光学研究所
型式INFINIUMαGN-AT
ドーム直径22.0m18.0m
座席数248210
座席配列一方向傾斜式扇形
開設1990/12/71981/11/1

一方向傾斜式は見上げたり首をひねったりしなくても天球の大部分が見えるし,映画を上映したりするには好都合だと思うが,「星空を見上げる」という感覚がないので少し調子が狂う。

上映中はフラッシュ撮影が禁止だが,デジカメを発光禁止にしてノーファインダーで膝に固定して撮れば星空が写るかと思って試してみたら,緑のAF補助光が発光してしまい大失敗。怒られないかとヒヤヒヤしてしまった。次に行くときはマニュアルフォーカスにしておかなくては。

プラネタリウムの星空で不満なのは天の川の描写である。Webmasterの目が霞んでいるのかメガネが汚れているのかと思ったら,普通のプラネタリウムでは天の川を「一つ一つの星の集まり」として再現する性能がないため,ぼんやりした霞のようなものを投影して誤魔化しているのだそうだ。最近話題のメガスターでは数百万もの星を描写することが可能(従来はせいぜい1~2万個)だそうで,いったいどんな星空になるのか一度観てみたいものである。本当は本物の星空が美しければ一番いいのだが...。

日立シビックセンターのプラネタリウム投影器