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2008年09月30日

●フジカラーCDと大伸ばしプリント

月待の滝に行ったときにペンタSPで撮った写真がなかなか良かったので,久しぶりに伸ばしてみることにした。

先日紹介したスーパーのDPE屋が開店セール中でW6切プリントが半額だったという理由もある。

伸ばすんだからネガからの方が良いだろう,と単純に考えて昔ながらのやり方でネガに印を付けて持っていったら,店員のおねーさんはこんなことを言う。

店「お客様,このお写真はCD書き込みされましたよね。でしたらそちらの機械でデジタルプリント依頼もできますよ」

とデジカメプリント用の機械を指示された。もちろんその機械でCD-Rを読ませてプリント依頼できるのは知っているが,フジカラーCDの画像というのは1840×1232dotのjpegで,これは画素数で言えば220万画素相当に過ぎない。ブログ用やL版プリントならともかく,大伸ばしプリントには耐えられないのではないか?

と疑問に思ったので,今回は比較のためにネガからお願いしますと頼んだ。店員は納得いかない様子である。

W6切というとほぼA4サイズである。A4に200万画素の画像で本当に満足なプリントが得られるものだろうか?

「写真ってたのしいねっ」と言いながら主な活動はネット上であり,プリントはポジを試していたときに2LでRPプリントを少しした程度の経験しかない。なので情けないがこの辺の解像度とプリント品質の関係というのが直感的に把握できないのである。

そもそもネガからの大伸ばしプリントを頼んでも,昔のように引き伸し機で伸ばしているわけではなく,スキャナで取り込んで印刷しているだけなので,スキャナの取り込みがCDと同じ程度の解像度だとしたらネガからもCDからも結果は同じということになる。

出来上がってきたW6切プリントは満足のいく品質だった(用紙は相変わらず無地)が,これが例えば4切とか全紙だったらどうなるのだろう?飾る場所もないし金もかかるのでなかなか試せないが,気になるところだ。