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2009年01月10日

●メモ 地球温暖化:その科学的真実を問う

2009年1月号「エネルギー・資源」に掲載された「新春e-mail討論 地球温暖化:その科学的真実を問う」の本文と資料のpdfがエネルギー・資源学会のウェブサイトで公開されている。

「地球温暖化って騒いでいるけど,そもそもホントに温暖化してるの?単なる自然変動じゃなくてホントにCO2が悪いの?」という議論。

バタフライ効果を挙げるまでもなく,地球の気象・気候システムは極めて複雑なので,直ちにCO2排出を削減しないと何年後には気温が○℃上がって大変ですよ,と決めつけるのは乱暴ではないか,とする研究者が結構多いらしいのだ。マスコミや政府の言うことを鵜呑みにしないためにも,この辺の議論があることを知っておくのは無駄ではないだろう。

かんな氏とも話したことだが,諸説あるにしても,どうやら気温が上がっているのは事実のようだし,人類の生活をできるだけ持続させるためには,地球環境が現在から大きく変化しないように保つ(のに現状で有効と考えられる)努力と,変化してしまった場合の準備はしておくべき,というのがWebmasterの考え方。なのでCO2はこれ以上出さない方が良いし,森の木もこれ以上切らない方が良いし,人口もこれ以上増えない方が良い。と思っている。

ちなみにWebmasterはエネルギー・資源学会には入っていないので念のため。いろいろな学会に所属するほど裕福ではない。学会の会費くらい所得控除してほしいな,というのは余談。

短いpdfすら読むのが面倒,という方はこちらの動画をどうぞ。>地球温暖化頂上決戦:人間?自然?