●猫のピート4歳
早いもので牡猫ピートは4歳になる。体重はここ2年ほどは5.8キロで変わらないな,と油断していたところ,先日量ったら6.6キロに増えていた。BS熱中夜話で井本先生に「6キロは太りすぎです」と言われてしまったのでこれはマズい...。
弟分のデルタが来てから1年半になるが,日課の追いかけっこと取っ組み合いは今でも毎日やっている。なので運動は足りていると思うのだが,にも関わらず体重が増えているということは食べる量が多いということか。ピートが一回り大きくて,デルタが少し小さい,という体格の差は変わっていないので,体重の増加には気付かなかったのだが,なんのことはない,2匹とも同じ割合で大きくなったということである。
これは反省点だが,この1年はとうとう病院に連れて行けなかった。診察中にものすごく嫌がって暴れて,先生に噛み付いたり引っかいたりと大騒ぎになるので,どうしても腰が重くなってしまうのである。
この1年散歩はさせていないし,とりあえず健康そうなので...と自分に対して言い訳をしているが,病気になったときのことを考えると,普段からきちんとかかりつけの獣医に診てもらっておいた方が安心だろう。自分が獣医の立場だったら,普段診せにこないくせに,病気になった怪我をしたというときだけ慌てて連れてきて「さあ治してくれ」なんていう客には親身になってやることなどできない。
とはいえ,病院に連れて行くと普段温厚なピートがものすごい暴れ方をするので,ストレスで余計寿命が縮まってしまうんじゃないか,という危惧もある。かんな氏は往診を頼みたいと言っているが,ただのネコに往診なんてしてくれる獣医さんがいるものだろうか?
さて,4歳のピートだが,子猫の頃よりもむしろ甘えん坊になってきた。膝に乗ったりゴロゴロすりすりと甘えた方が,良いこと(美味しいものをもらえる)があると学習したためかもしれないが...。特に,楽器(ギター,フルート)を演奏すると熱烈に甘えてくるという不思議な傾向がある。デルタはぜんぜんそんなことはない。
人見知りするのもピートの特徴で,平気な人は平気だが,気に入らない人には容赦しない。何人か本気で引っかいてミミズ腫れを作ってしまうという事件があったので,今は初めてのお客様をお迎えするときにはケージに隔離するようにしている。ピートに引っかかれた何名かの方にはこの場を借りてお詫びしたい。ちなみにデルタは人見知りしない性格で,誰に何をされても怒らない。