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2009年06月23日

●EOS Kiss X2その後(半年経過)

デジタル一眼レフカメラEOS Kiss X2を買ってそろそろ半年。

撮影枚数は約1万枚で,レンズ1本付きキットの価格が5.3万円だったので,ランニングコストは5.3円/枚ということになるだろうか。もしも1万枚を24枚撮りフィルムで撮ってDPEに出したとしたら何十万円だな,とか考えてしまうのがフィルム世代の悲しいところ。

シャッタや各部接点の耐久性が不安だが,幸い今のところ不具合などは起きていない。たった半年で壊れないでしょう,と思う方もいるかもしれないが,フィルムで考えたら1週間に24枚撮り1本撮ったとして,1万枚撮るには8年かかる計算だ。EOSなどの電子制御一眼レフだったらとっくに寿命を迎えてもおかしくない。

撮影モードダイヤルはほとんど絞り優先AE(キヤノン表記では"Av")に固定している。ISO感度はオートのことが多い。いまだに悩むのが露出で,測光モードをどれに変えてもオートだと失敗することが多く,オートの写りを確認してから一段くらい補正をかけるという使い方をしている。先日のアジサイ花菖蒲も,カメラ任せ(評価測光)だと花が白トビしてしまった。スポット測光にしても良いのだが,ピントを合わせたあとに構図を変えると露出が変わってしまう。AEロックしろという話もあるけれど,シャッタ半押しを保持したままAEロックボタンを押して...なんていちいちやっていられない。

こだわる人はRAWで撮って一枚一枚現像処理するそうだが,よほどヒマがないと厳しいと思う。一回の撮影で100枚とか200枚とか撮って,いちいち仕上がりを見ながら補正するなんて,時間がもったいない。jpegで撮って余った時間で別のものを撮った方が良いのではないか。と,いうのは普段どうでもよい写真ばかり撮っているから出る意見なのかも。幸い(?)結婚式などのクリティカルなシチュエーションでの撮影はまだ依頼されない。

このカメラが壊れる頃には,どんなデジカメが登場しているだろうか。

デルタ

Canon EOS Kiss X2 / EF50mm f1.4 USM