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2010年12月29日

●EOS Kiss X2その後(2年経過)

EOS Kiss X2のレンズキットを買って2年経った。1年目よりも撮影ペースは落ちて,総撮影枚数は2万ショットくらい。

入門用機種ということでシャッターなどの耐久性が心配だったが,今のところ不調はない。

相変わらず猫の写真ばかり撮っているが,今年は小さなカメラ店のフォトコンテストで最優秀賞を頂戴することができた。このときの画質はいつも通りミドル(600万画素)で,JPEGで撮りっぱなし(後画像処理なし)のデータを2Lにプリントしたものを応募した。やはりデジカメと言えども画像処理前提ではなく,撮る時点でどんな写真にするかイメージできるかどうかがポイントだと思う。この辺はフィルムのペンタSPでかなり鍛えられた。

バッテリーも特にヘタってきたという感じはしないが,まだ半分くらい残量表示があるのに,電源を切って置いておいたら一晩で完全放電していて,「あれ?電源が入らない。故障か?」と慌てたことが何度かあった。充電したら復活したし,発生頻度は低いので放置している。

フォーカスは中心に固定だし,モードダイヤルもAv(絞り優先AE)に固定していて,いじるのは絞りとたまに露出補正をする程度。ISOはほとんどオートだが,猫を撮るときは明るくてもシャッター速度が欲しいのでISO800固定にするときもある。

不満はとにかく今どきのカメラと比べてISO感度が全然上げられない(オートだと800まで。手動で1600)ということに尽きる。これも何度も書いているが,猫が一番かわいいのは暗いところで目が丸くなった状態で,これを撮るには感度を上げる以外に方法がない。静物ならシャッターを遅くすれば良い話だが猫は動き回るし,明るいレンズを使うにも限度がある(被写界深度の問題もあるし)。外付けストロボを天井バウンスで使えば写せることは写せるが,より自然な感じを出すにはできればノーフラッシュで撮りたい。

ということで,次に買い換えるときには高感度性能を重視しようと決めている。600万画素でも最優秀賞がとれたということで,高画素は不要だと証明できたと思う。ちなみにフォトコンの展示は四つ切りだった。

ピート

Canon EOS Kiss X2 / EF50mm f1.4 USM