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2006年04月12日

●猫のピート1歳 −まとめ−

猫のピート生後1年つづき

ここまで1歳になるピートについていろいろ書いてきた。多少(多少?)しつけに問題があるにしても,今ではすっかり家族の一員である。ペットの寿命は短いのであまり可愛がり過ぎると,死んだときに辛いというアドバイスも頂く。最近ではペットロスという言葉があるくらいだ。

それは確かにその通りかもしれない。だがゴロゴロと喉を鳴らしながら膝に乗ってきたり,まるで言葉を喋るようにニャーニャー鳴いて遊びに誘ってくるほど懐いたピートを,あまり可愛がるなというのはKinoppyにとってもWebmasterにとっても無理な相談で,こうなったら最期までキチンと可愛がって,そしてそのときがきたら思う存分悲しもうと覚悟している。まだ1歳なのにこういうことを考えなくてはいけないのは辛いことだが,動物を飼う責任とはそういうことだろうと思う。

1年目で最大のイベントは去勢手術だった。手術後,麻酔が切れるまでの一晩は何度も嘔吐して足取りもおぼつかず,見ていて辛かった。しかしそれ以外は病気もせず,去勢後も元気いっぱいである。たまに大人しい時があると,「具合でも悪いのかな?」と心配してしまう。1日1回噛みつくくらいがピートらしくて良い。

小さいうちは散歩に連れ出すと「ちいさ〜い!」「かわいい〜」とモテモテのピートだったが,体重4キロを超えた頃からあまり注目されなくなった。声をかけてくれるのは猫好きな方ばかりで,それはそれで嬉しいのだが...。確かに子猫には反則的な可愛らしさがあると思う。

キレイな薄桃色の肉球,柔らかいお腹の肉など,今でもチャームポイントはたくさんあるピートであるが,抱えるとずっしりと重く,出かけるのに気合が必要になってきた今日この頃である。しかし暖かくなってきたことだし,狭い部屋にばかり閉じこもっていないで,外を走り回らせてやろうと思っている。

写真的な反省点としては,ついデジカメ(Finepix S5000)に頼ってしまい,銀塩での撮影をほとんどしなかったこと。リバーサルに至ってはビタ一枚も撮っていない。多少コストはかかっても撮っておけば良かったと思っても,一番可愛い子猫の時期はもう戻ってこないのである。