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2007年12月04日

●SF本読了 時砂の王

「時砂の王」(小川一水)読了。

時間SFは考え始めると混乱するのだが,時空を超えた出会いや別れというのはSFならではのテーマと言えるのではないだろうか。

時間戦略知性体のカッティ・サークがいい味を出しており,「しゃべるコンピュータ」好きのWebmasterは採点が甘くなるが,読みやすいし面白かったと思う。

我々すべて,滅びる時間枝に属するすべての平行人類の希望を託して,君たちに命じる。伝えろ,勝て。さらばだ