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2008年12月05日

●収録の感想と裏話的なこと(その2)

第2夜も放送されたので前回のつづき。

音声はタレントさんはピンマイク,その他大勢の出演者はマイク係から手渡されるハンドマイクですべて拾うようになっていて,セットの周囲でしゃべったり音を立てるのはぜんぜん問題なかった。逆に収録中はPA(拡声装置)がないので,声の小さな出演者の話は聞き取れなかった。タレントさんは声も大きくなくてはいけないのだな,と思った。

タレントさんと一般出演者が会話できたのは収録中のみで,雑談したりサインをもらったり,といったミーハーな行動は許されなかった。むしろスタッフに紛れていたWebmasterの方が,美しい田丸さんを間近で見られてラッキーだったかも。

収録準備中

今回,かんな氏が猫好き30人としてなぜ選ばれたのかは,結局謎のままである。こちらからアプローチしたわけではもちろんない。mixiというSNS内にある猫のコミュニティで,番組スタッフから宣伝があったようだが,これは番組ホームページの掲示板への書込みを呼びかけるもので,出演者の募集ではなかったし,その掲示板に書き込みをしたわけでもない。

公開されているブログから適当に選ぶとしても,猫をテーマにしたブログはそれこそ何千とあるだろうし,かんな氏よりももっと猫が好きで更新も頻繁に,良いカメラでステキな写真を撮っている方だってたくさんいるだろう。人前でしゃべるのが好きで,猫についてとことん語りたい人だって多いと思う。

今回選ばれた30人はどちらかというと控えめで,台本のネタ以外に「何かしゃべりたいことがある人は?」と大木氏に挙手を求められても,手を挙げたのは猫関係で商売を始めた人くらいだった。あまり目立ちたがる人ばかり集めると収集がつかなくなるためだろうか?

以下はNHKに限った話だと思うが,スタジオパークからいくつかのスタジオを俯瞰で見学できるようになっているし,熱中夜話の収録もモニタできるようになっていた。もちろんカメラ等での撮影は禁止(見つかるとカーテンを閉じられてしまう)だが,単に収録を見学したいというだけなら,誰でも可能である。まあどの番組がいつ収録されるかの情報収集は必要だが。

通しての感想としては,番組制作スタッフの方の対応がとても親切だったということ。やはりNHKだと視聴者=受信料を納めているお客様,という意識だからだろうか?マスコミには日頃から悪い印象しか持っていないWebmasterだが,少なくともNHKの製作現場の人たちへの認識は少し改めようかと思う。