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2010年06月14日

●はやぶさ帰還

2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」が満身創痍の状態にありながら,7年ぶりに地球に帰還した(本体は燃え尽きたが,カプセルは地表に届いた)。まずは関係者の方々におめでとう,お疲れさまと言いたい。

今朝のニュースで少し見ただけだが,大型ドーム映像のカットを挿入しながら紹介していた。サッカーワールドカップよりは小さい扱いだったけれど,さすがに批判しているような局はなかっただろう。

しかし5年前に自分で書いた記事を読み返したら,当時のマスコミの扱いは酷いものだったことを思い出した。今は当時よりも国民の知名度が上がったので多少マシかもしれないが,これでカプセルに何も入っていなかったら,またマスコミは鬼の首でも取ったような批判をするんじゃないかと不安だ。

現時点でも「はやぶさ」は貴重な成果を次々と上げているのだが,そういうことにはほとんど触れず,失敗ばかり過剰に報道するマスコミの姿勢にはうんざりである。理系離れうんぬんというなら,これほどワクワクするミッションをもっと応援することは出来ないものか。ーー写真ってblog(2005.11.20)

参考リンク:はやぶさ帰還時の動画(NASA)

コメント

”こんなこともあろうかと”このブログ見て「はやぶさ」に興味を持ちました、仕分けされ無ければいいのですが。

>nさん
コメントありがとうございます♪
「それは何の役に立つのか?」「世界初じゃないとダメなのか?」とか言ってすぐ仕分けされそうですよね。(^^;

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