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2012年03月21日

●SF本読了 キリストのクローン/真実

「キリストのクローン/真実」(J.ボーセニュー)読了。

3部作の2作目。今のところまだ第3部は出ていないようなので,しばらく待ち。

キリスト教の知識としては,W.ワンゲリンの小説聖書(旧約編,新訳編)程度しかないけれど,けっこう頷ける内容が多い。結末がどこに向かうのか楽しみ。


2012年03月15日

●今さらスキーの話でも書きましょうか

スキーについてはブログでほとんど書いたことがなかったかもしれない。パジェロでスピンしたときくらいか。

新潟出身のくせに新潟に住んでいた頃はほとんどスキーなんてやったことがなくて(子供の頃のおもちゃスキーは除く),社会人になって茨城に引越してから,しかもパジェロを買ってからようやくスキーに目覚めたという感じである。

まあスキーに目覚めたというよりは,今風に言うと婚活に目覚めたというのが正しいかもしれない。

茨城からスキーに行くとなると,那須方面に行くにしても会津方面に行くとしても,片道3時間とか見積もる必要があって,ちょっとした旅行気分である。

で,合コンなりで知り合った女の子に,いきなり温泉旅行やディズニーランドに行きましょうとはなかなか誘いづらいけれど,日帰りでスキーに行くなら誘いやすい。男2,女2などのグループならあまり警戒もされない(別に悪いことをするわけではない)。連絡用にと電話番号とメルアドをゲットするのもごく自然にできる。

車はワンボックスだと快適だが,独身フリーでワンボックスというのも狙い過ぎでちょっとあざとい感じもする。ツーシーターのデートカーも論外。軽自動車も厚着した大人4人が長時間乗ることを考えるとちょっと厳しい。スタッドレスとチェーン,スキーキャリア,雪を落とすブラシくらいは準備しておこう。

出発はだいたい朝6時台が目安。男グループを拾ってから女性を迎えにいく。とにかく滑ることだけが目的の若いグループだと朝というより夜(3時とか4時とか)に出発する連中もいるが,気温が低くて凍結のリスクも高いし,女性はメイクなどの都合で集合時間の2時間前には起きることを考えて時間を設定してあげる気遣いが欲しい。

車中のトークにも気をつけたい。単なる友達で気心が知れているなら,「こないだの合コンは失敗だった」とか「メール送っても返ってこないんだけど」的な自虐話で盛り上がるのも良いけれど(そしてそれはそれで楽しいけれど),少しでも相手に興味があるなら,相手のことをいろいろと聞き出すチャンスである。BGMとして新譜をレンタルしてMD(時代を感じるなぁ)に入れておくとか,21時台のテレビドラマなどをチェックしておくのは基本である。タイプの芸能人などは,聞かれたらさらっと答えられるように。私はほんとに芸能情報に疎くて,最初の頃は苦労した。「芸能人で言えば誰がタイプ?」って聞かれても,そもそもどんな人がテレビに出ているか知らないので答えようがなかったのである。

馬鹿馬鹿しいとは思うのだが,長い道中で必ず,これはもう100%確実に話題になるのが「血液型」。間違っても「そんなの何の根拠もないよね」などと放言しないこと。基礎知識として,A型は几帳面,B型はズボラでマイペースくらいを押さえておけば充分である。その他だった場合は「え~,A型かと思った」とか言っておけば問題ない。

スキー場のチョイスだが,男だけなら車の中で着替えることもできるけれど,特に初級者の女の子がいる場合はきちんとしたロッカーがあるところを選ぼう。リフトも乗降場所でスローになるクアッド(4人乗り)か,ゴンドラだと楽。シングルとかダブルは全員中級者以上の場合にしよう。ダブルだと誰が誰と一緒に乗るかとか,微妙な駆け引きもある。

スキーなりスノボはとにかく男は滑れないことには話にならない。私も上に書いたように滑れなかったが,会社の同期の男友達と2人だけで毎週通ってまずは練習をした。少なくとも中級コースを滑れる程度にはなりたい。逆にそれ以上上手になってもあまり意味はない(目的が違う)。

ゲレンデではエスコートに徹すること。女の子が初心者の場合はなおさらである。転んだときは手を貸して,スキーが外れたら拾ってあげる気遣いが欲しい。ただこういうことをするためには自分がそこそこ滑れないといけないので,やはり練習は重要だ。小回りの効くファンスキーがオススメである。スノボははっきり言ってこういうシチュエーションには向いていない。ほとんど水平に近い初心者コースでは自分自身の身動きが取れないので(よほどモテる人でカッコ良さをアピールするなら別)。

お昼を食べて,午後は1時間くらい滑ったら帰り支度をしよう。あまり疲れると帰りの車内は全員爆睡でトークもできないし,日が落ちてからの雪道は危ない。

そして茨城に帰り着く頃にはちょうど晩ごはんの時間になって,自然にファミレスで食べて行こうか,という話になる。ここで次回に繋げられればハッピーである。

とまあ,理論は完璧なのだが,かんなさんのハートを射止めた(?)ときはスキーとは関係ないシチュエーションだった。現実というのはそういうものである。

ぜひ参考にしていただきたい。あくまでもフィクションなので,誰と行ったんだ,とかいう質問にはお答えできない。

※ちなみにこの記事は昨年の311の直前に下書きをして,そのままお蔵入りになっていたもの。1年経ったので蔵出し。


2012年03月09日

●SF本読了 キリストのクローン 新生

「キリストのクローン/新生(上・下)」(J.ボーセニュー)読了。

この人の本は初読。そもそも創元推理文庫なのだが,宗教SFはけっこう好きなジャンルなので未読本もなくなったことだし買ってみた。

3部作ということでお話はまだ途中。SFかどうかはともかく,けっこう引き込まれる感じ。


2012年03月03日

●今日見た景色 真壁のひなまつりと筑波山梅まつり

年度末仕事に追われている昨今だが,リフレッシュも必要ということで日帰りバスツアー。

桜川市真壁のひなまつり。震災により登録文化財の被害が大きく,現在でもかなり痛々しい状態。直すといっても文化財だけにいろいろと考えながらしなくてはならず,難しいのだろう。

「寒い中、真壁に来てくれる人をもてなせないか」という住民の思いから始まった真壁のひなまつり。 歴史ある町割りの中、300余棟を超える見世蔵、土蔵、門などが軒を連ね、その内の104棟が国の登録文化財に登録されています。平成22年6月29日には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。 ひなまつり期間中は、そうした風情ある町並みの中に江戸から明治、大正、昭和、平成までのひな人形、手作りのつるし雛、地元特産のみかげ石で作ったひな人形などが飾られます。こうしたひな人形を飾る家は約160軒を数え、期間中に真壁を訪れる観光客は約10万人を超えます。--桜川市観光ガイドより

真壁ひなまつり

真壁ひなまつり真壁ひなまつり真壁ひなまつり


筑波山の梅まつりはまだ紅梅が三分咲きくらいで,見頃はもう少し先。筑波山はロケーションが良いし,ちょうど雛コンテストの日ということで,かんなさんがVX-7でCQ雛コンテストを出したが,空振り。バスツアーの限られた時間だったのでちょっと厳しかったかも。コンテストではないが,東京日野市からCQを出している局があったので,430MHzでQSO。距離は約90km。内蔵ホイップアンテナでもロケーションが良ければ結構届く。RSレポートは51を頂いた。

筑波山梅まつり