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2013年01月04日

●アマチュア無線その後(QSOパーティー2回目)

アマチュア無線局を開局して1年以上経ち,新年のQSOパーティーに参加するのもこれで2回目である。

しかし今年は去年とは状況が違う。実はマンションの震災復旧工事のために,ベランダにアンテナを仮設することができない。ということは参加するためには正月早々移動運用しかない。

そんなわけで何度かコンテストのときに使っている公園の駐車場で,FT-817と,一番最初に買ったマグネットマウントアンテナのMR75Sを車に付けて,144MHzのFMで呼び回り。標高は割と高いけれど,アンテナがしょぼいしFMなのでせいぜい50km圏内のローカルさんとしか交信できない。それでも9:30からランチ休憩を挟んで12:30までやってなんとか20局を達成。後半はかんなさんにCQを出してもらったらたくさん呼んでもらえた。さすが。

干支のシールをもらうだけならこれでやめてOKだけど,せっかく昨年からCWを始めたので,ちょっとだけでもCWでQSOパーティーに参加できないものかと,年末から考えていた。しかしQSOパーティーでは普通のコンテストと違ってオペレータ名を交換しなくてはいけない。NYPのCW交信例がJARLにも載っていないので検索したところ,HamEGGさんのサイトに詳しく書いてあり,大変参考になった。

しかし例文がわかっても,果たしてパドル操作を間違えずにできるだろうか。メモリーキーヤに入れておいた方がいいかな,などとモヤモヤ。そして3日に年始の挨拶でかんなさんの実家に行った際に,以前作った7MHzのフルサイズダイポールアンテナをベランダから張って,ワッチを開始。なるほど上記で紹介されている交信例通りだ。

QSOパーティーアンテナ

CQ局のコールサインとオペレータ名を書き取って,空打ちで練習。しかしパイルアップもあってなかなか電波が出せない。ここでありがたいことにJP1QYO局がツイッターでQRV情報を出してくれたので,思い切ってコール。かなりヒヤヒヤしたけれど,なんとか交信成立。

QSOパーティー設備

その調子で他に3局と交信することができた。緊張のため疲労したけれど,CWでNYPに参加するという目標が達成できて大変良いお正月を過ごすことができた。

結局メモリーキーヤーは使わなかった。メモリーに頼ってしまうと,メモリーしていない内容を打とうとしたときにパニックになってしまうので。

動画は緊張しまくりのQSOの様子。今回はアンテナ給電点をベランダの手すりに引っ掛けただけの手抜き設置で,調整はせずにアンテナチューナー(Z-817)でSWRを落としたため,あまり飛びが良くなかったかもしれない。この動画でも最初ミスコピーされている。