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2010年01月24日

●映画鑑賞 アバター

3D映画の「アバター」を鑑賞。

例によって予備知識ゼロ(3D映画らしいという程度は知っていた)で観に行った。

で,まあそうなるだろうなぁ,とは思っていたのだが,やっぱり「お,ここはキレイに立体に見える。あ,ちょっとチラつくなぁ。二重に見えてイマイチ・・・」とか,全編そんな感じで「見え方」ばかり気になってしまった。

あとで調べたらアバターの3D上映には4方式あるらしく,今回見たのはRealDというタイプ(シネマイクスピアリ)。

メガネをかける面倒臭さは置いておくとしても,いずれにしろ現在の3D方式は「臨場感」という意味ではどれも大差ない気がする。これは正面だけにある平面のスクリーンに映している限りどうしようもないだろう。音響だけ後ろからも聞こえてきたりして,アンバランスである。プラネタリウムでの大型ドーム映像の方がずっと迫力がある。臨場感という意味なら目を閉じてバイノーラル録音のラジオドラマをヘッドフォンで聴くのが一番かもしれない。

今後どんどんこのタイプの映画が増えるという噂だが,「やめといた方が良いんじゃない?」と個人的には思う。

で,映画の内容に関しての感想としては,人類側のメカはなかなか格好よかったけれど,そもそも異星人であるナヴィ族が人類とそっくりすぎるところとか,いくら希少資源のためとはいえ知的種族への侵略という選択をするほど人類がアホな設定なのはなんでなのかとか,そういう点について説明が欲しかったかな,と思った。なんせ3時間もある映画なので。

参考リンク:映画「アバター」公式サイト

ピート