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2010年12月20日

●VWポロその後(板金修理とドア交換〜前編)

ポロ(9NBUD)の納車からちょうど1年というところでかんなさんが車をぶつけてしまった。

狭い道で夜間だったので何にぶつけたのかハッキリしないが,キズの具合からすると枝状のモノかガードレールの突起(?)か何かだろうか。後から現場を確認したが特定できなかった。けっこう交通量のある市道でバスも通っているが,他の車は特に走行に支障がないところを見ると,置き石ならぬ置き棒かなにか,つまり悪質なイタズラなんじゃないの?と疑いたくもなるが直ちに停めて確認しなかったのでそのあたりは不明だ。

キズの具合だが,左サイドのフロントフェンダーの擦り傷と凹み,尖ったものに押し付けたまま走行したことによる前ドアから後ろドアに至る凹みと塗装はがれ。キズの幅は5センチほどか。(写真)

ポロの傷ポロの傷

経験上クルマをぶつけるとそれが例え軽微な自爆であっても気持ちはかなりヘコむ。さっさと修理して早く忘れてしまいたいと思うのが人情だ。

しかし輸入車の修理がどんな感じなのか気になる方もいると思うので,かんなさんには傷口に塩を塗るようで大変心苦しいが,ここはひとつ公共の福祉に鑑みてネタにしておきたい。

まず,ぶつけた地域がVWディーラーから比較的近かったので,閉店間際のディーラーに駆け込んですぐに状態を見てもらう。私の見積りではフェンダー+ドア2枚の板金と部分塗装で15万コース。しかし輸入車なのでさらに高いか?と思っていたが,店長の見立てでは十数万でしょう,ということでそんなに外れてはいなかった。

ただ,店長が言うには黒い車の場合板金塗装だとどうしても映った景色がゆがむことがあるそうで,せっかく車両保険に入っているのだったら,保険を使ってドアを交換した方が良いと思いますとのこと。

保険を使う場合,1回使うごとに等級が3つ下がるが,かかった金額とは関係なく1回とカウントされるので,どうせなら徹底的に直す方が良いとのこと。

そういえば事故のときにモメるのがイヤなので,保険は一番良いプランに入っていたのだった。普通更新時期になると「もっと良いプランはいかがです?こちらの特約もオススメですよ。等級が上がるので支払いは○○円しか上がりませんし・・・」という勧誘の電話がかかってくるものだが,すでに最上級のプランに入っている私には「前年同契約でよろしいでしょうか?」という確認の電話しかこない。

保険料も相応に高いが,知人の事例で若い男性のクルマと事故を起こして,3対7か2対8くらいで相手過失だったにも関わらず男性のお母さんがしゃしゃり出てきて「タクの息子は悪くありません!」と言い出して大いにモメたという話を聞いて,示談の代行とか弁護士費用も大事だな,と思った次第。そのお母さんの主張は認められず,訴えても負けて費用がかかるだけですから,と弁護士にたしなめられてようやく収まったようだが,当事者はものすごく疲労したと話していた。それはそうだろう。

脱線した。私の保険は自爆でも車両保険が下りるし,修理中の代車費用も1日5千円を限度に30日まで出ることになっている。最初にカリーナEDを買ってから15年。保険会社にはずいぶんお布施を積んできたのだから,こんなときこそ使おうか,ということで保険適用となった。

長くなったのでつづく。