●盆栽その後(サツキが開花)
実家から譲り受けたサツキの盆栽(というか鉢植え)、父の他界後は手入れがされておらずかなり弱っていたようで、もらってきて鹿沼土を入れて植え替えて、施肥もしたけれど2年間は花をつけなかった。
父が遺したものなので、できれば枯らしたくないと思いつつ見守っているという話は、新聞から取材を受けた時にもした。
今年に入ってから、どうやら蕾らしいものが付いたことには気がついていたけれど、いやいやまだ楽観はできないと慎重に見守っていたが、徐々につぼみらしくなってきた。
サツキというくらいで5月に咲くものと思っていたが、5月になってもまだ蕾は膨らみきらず、咲く気配もない。で、とうとう6月になってしまった。どうやらサツキと言っても咲くのは5月の下旬から6月なのだそうで、一安心。
で、ひとつだけ大きく膨らんだ蕾がようやく開花した。木の大きさからすると花が大きく、これでは確かに元気がないと咲かせられないのだろう。
その後は次々と開花して賑やかに。白い花でところどころにピンクの柄が入る感じ。毎回こんな感じに咲くの
だろうか。
父は何も言わなかったけれど、毎日水やりや手入れをして、毎年こんな風に花を咲かせて、それを家族に見せるのが楽しみだったのかな、なんて考えてしまった。