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2007年01月14日

●フルートの練習 何もない歌口編

買ってきたムラっち(仮称)で早速練習。始めてから一週間の録音を無謀にも公開しておこう。曲は『Au Clair de la Luna(月の光に)』の冒頭。下のパートはKinoppy氏に吹いてもらった。クラリネットをはじめて一週間のときよりかなりヘボで,先が思いやられる。ちなみにヘタクソなのを我慢して最後まで聴いていただくと,ボーナストラックとしてピートの鳴き声が入っている。

フルートについては以前調べたが,クラリネットやサックスと大きく違うのはやはりリードのない歌口だろうか。

倍音(ハーモニック)で中〜高音域を出す点はクラリネットやサックスも同じだが,クラやサックスはレジスタキー(オクターブキー)があるので,気分的にも切り替えやすい。一方フルートは運指はまったく同じで,息の吹き込み方だけで1オクターブ上がったり下がったりする。音程によって息の吹き込み方を変えることを意識すると,スラーが全然つながらない。逆に同じ音を出しているつもりが,低い方や高い方の倍音成分が混じって鳴ってしまうこともあって,その点がクラリネットとは違う難しさだ。

なによりフルートは奏者の吹き方がそのまま音に反映されるダイレクト感(?)の高い楽器だと思う。クラリネットではその日のコンディションによってリードを変えてみたりとか,小細工(?)をする余地があるが,フルートでは自分の口が全てである。

運指もクラリネットとはずいぶん違うので混乱する。個人的に苦手なのは右手小指と薬指を多用する点。よく使うのに,スムーズに動かずイライラする。練習すれば脳に新しいシナプスがたくさん形成されそうな予感。あとは楽器を持つときの支点となる左人差し指の付け根と,右の小指が痛い。クラリネットとは違い,唇の疲れは(指に比べれば)それほどない。

教本はKinoppy氏の「トレバー・ワイ いちばんはじめのフルート教本」。クラリネットではいきなり曲を吹く系の教本を使っていたため半音階の運指が覚えられず,初めて吹く譜面で苦労することが多かったので,フルートでは基本を重視して地味な練習を続けている。

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コメント

パチパチパチパチ・・・・
私もアルトリコーダーでこの曲を練習しました。未だオーボエの先生は見つからず、やっぱりリコーダーに切り替えようかなと考え中。どうやら新潟にはオーボエの教室は無いらしい。涙

>>しんのすけさん
リコーダというのもお手軽なイメージがありますけど,けっこう愛好者が多くて深い世界のようですね。
中学卒業と同時に触らなくなってしまいましたけど,また機会があったら吹いてみたいものです。

フルートもリコーダも絶対的な音量が小さいので,他の楽器とのアンサンブルでは対抗(?)するのが大変ですよね。(^^;

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