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2008年12月31日

●次期デジカメを考える(その4)

前回はスペック面から次期デジカメの構想を練ったが,欲しいスペックを予算内で満たす機種が皆無であり,買い替え計画は暗礁に乗り上げた。

ちょっと頭を冷やして,歳末セールの量販店を歩きながら再び構想を練る。そもそも,FinePixから買い替える目的,つまりどんな写真を撮りたいのか,という撮影意図からの視点で考える必要があるのではないか。

かんな氏と話し合ったところ,一番重要なのはやはり「猫の写真を綺麗に撮ること」で,特に屋内の暗い条件でも綺麗に撮れたら嬉しい,ということだった。単に写ればいい,ということであれば手ぶれ補正の付いたレスポンスの良さそうな少しグレードの高いコンパクト機も考えられるが,「綺麗に」という条件がくせ者である。

「綺麗な写真」というのは非常に主観的な基準だが,議論を進めていくと最終的には「一眼レフで撮ったような」写真,ということになってしまう。そうなると高機能な高倍率ズーム機では画質的に不満が残る結果になりかねない。単なる撮影テクニックの問題でも,「やっぱり一眼レフじゃないから...」となってしまう可能性がある。

そこで,最初に検討対象から除外していたデジタル一眼レフにも目を向けてみると,廉価版のKissシリーズならボディ5万円を切っているではないか。動画はもちろん撮れないが,動画と一眼レフの高画質の両立が困難なことはかんな氏も納得している。このKissに手持ちの50mmF1.4を付ければ,画角は変わってしまうが80mm相当のポートレイトレンズとしてそこそこ「キレイ」な写真が撮れるのではないか?EOSなら外付けストロボも当然使えるし,屋内撮影のバリエーションも広がる。

ということで,量販店で相場をチェックした後,ネットでの相場をチェックするために帰宅したWebmasterである。

(つづく)

【次期デジカメを考えるシリーズ】
その3
その2
その1