更新履歴&ときどき日記(2002年)

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【12月26日(木)】
ブックリストを更新。「弥勒戦争」(山田正紀)読了。宗教SF(?)はけっこう好きなジャンルで,この作品もなかなか楽しめたが,今ひとつ入り込めなかったのは劇中世界が昭和25年(1950年)頃の日本ということで,GHQやら朝鮮戦争やらと言われても歴史の苦手だった作者には当時の雰囲気がぜんぜん想像できなかったためかもしれない。五十六億七千万年後に降臨し衆生を救うとされる弥勒,その正体とは〜・・・という同じような設定だと(中身はぜんぜん別物だが),「百億の昼と千億の夜」(光瀬龍)の方が作者の好みである。
 しかしクリスマスに仏教SFを読んでいるというシチュエーションがなんとも「う〜む」な感じではある。キリスト教色のあるSFというとどんな作品があるだろうか。少ない蔵書の中では「イエスの遺伝子」(M.コーディ)だとか「コンタクト」(C.セーガン),上述の「百億の〜」にもナザレのイエスやユダが登場する。まあキリスト教世界の作品でスケールの大きな設定になると,神の領域とかその辺の議論は避けて通れないので,そういう意味では多かれ少なかれそのような描写はある気がする。

【12月23日(月)】
燃費レポートを更新(第88回)。満タン給油法による計測で5.6km/Lという過去最低が出た。ただし,計測距離が短い(166km)ため,参考記録という感じだろうか。

【12月21日(土)】
ブックリストを更新。「さよならダイノサウルス」(R.J.ソウヤー)読了。タイトルを見たときは正直「恐竜時代にタイムスリップしてドタバタするアクションものの軽い話だろう」と思ったのだが,読んでみたら大違い。エンターテイメント性は確かに高いが,話はかなりハードである。恐竜絶滅の謎を(強い)人間原理に絡めてくるあたりはすごい。

【12月17日(火)】
パソコンでキーボードを叩くときに,キーボードを見ないで入力するタッチタイピング。最近はエンターテイメント性の高いタイピング練習ソフトが多数販売されている。作者がいわゆる二本指打法(左右の人差し指だけで打つ)からタッチタイピングへ矯正したのは高校生のときだが,当時は気の効いた練習ソフトなどなかったので,練習はすべて自己流だった。ポイントはとにかく「キーボードを見ない」こと。そして入力する文章は見本となる原稿を書き写すのではなく,その日の「日記」にすること。この2点である。
 キーボードを見ないというのは最初はかなり難しい。とにかくキー配列を(最初はうろ覚えでいいので)覚え,ホームポジション(ASDFキーに左手,JKL+キーに右手)に手を置いて打つのだが,このとき絶対にキーボードを見てはいけない。キー配列を忘れようが打ち間違おうが構わない。正解するまで打つ。最初は当然果てしなく時間がかかるが,そのうち体(指)がキー配列を覚えてくれる。どうしてもキーに目が行ってしまう場合は,手の上からタオルをかけてしまおう。
 見本文章は気に入った小説やら新聞記事やらを使ってしまいそうだが,これは良くないと思う。商売でタイピストを目指す場合はともかく,普通はワープロで文章を書く場合,頭で文章を考え,それを打つはずだからだ。それに見本原稿が手元にあると,原稿⇔モニタと視線の移動が起こってしまい,速く入力することができない。
 上記2点のポイントを守って,それなりにタッチタイプができるようになるまでにだいたい1ヶ月くらいはかかっただろうか。金をかけずにタッチタイプを覚えられ,日記まで付けれてしまう,優れた練習方法だと自分では思っているのだがいかがだろうか。 ちなみに作者のタイピング速度は打鍵数で320キー/分前後,ローマ字入力の日本語で200字/分前後が最高である。長時間打ち続ける場合はこの7〜8割ほどだろうか。決して速い方ではないと思うが,これ以上入力が速くても頭の中で文章を考えるのが間に合わないので,ちょうどいいと思っている。
 (12/20追記)フリーのタイピングゲーム「OZAWA-KEN」をやってみたところ,極限まで集中してA++++というスコア。これ以上を出すには数字キーや記号キーもアルファベット並みに高速タイプしなければいけないようなので,この辺が限界のようだ。

【12月15日(日)】
燃費レポートを更新(タイヤ交換 GEO H/T→DM-Z2)。今シーズンはスピンなどしないように安全運転を心掛けよう。
カーナビの年次更新地図データを購入。DV2000TWDに適合するのはCA-DVL1312Dである。地図データの更新の他にも,ファームウェアのアップデートで多少は使いやすくなっているようだ。これでしばらくこのカーナビも延命できるだろうか。

【12月9日(月)】
「順列都市()」(G.イーガン)を再読。ここ数年で読んだ翻訳SFでは個人的にもっとも気に入っている作品。映画「マトリックス」や「ループ」(鈴木光司)を読んで電脳空間や仮想現実に興味を持った人,あるいはこの程度の描写では満足できなかった人には順列都市,オススメである。
ブックリストを更新。「さよならダイノサウルス」「フラッシュフォワード」「イリーガルエイリアン(なぜbk1で検索に引っかからないのだ??)」(R.J.ソウヤー)を購入。最近日本人作家のSFばかり読んでいるような気がしたのでちょっと翻訳SFに戻ってみる。評判の高いソウヤーだが,これまた作者は初挑戦である。

【12月1日(日)】
ブックリストを更新。「完璧な涙」(神林長平)読了。時空を越えて「敵」を追い続ける戦車がとても魅力的。やはり「機械」の描写については神林長平,すばらしい。
 「神狩り」(山田正紀)読了。1976年の作品がハルキ文庫で復刊されたもの。まだまだ知らないすばらしい作家が居るものである。
 「虚無回廊 III」(小松左京)を古本屋で購入。小松左京としてはこれと「果しなき〜」あたりを押さえておくのが基本なのだろうか。
燃費レポートを更新(第86,87回)。パジェロの走行距離が4万キロを超えた。今のところ燃費の平均値は一定しており,経年による変化は見られない。こういう統計を取っていると,今までに入れたガソリンは約4,800Lで,支払った燃料費が50万円を超えたとか,そんなこともズバリわかってしまう。う〜む・・・。

【11月23日(土)】
ブックリストを更新。「神狩り」「弥勒戦争」(山田正紀)「継ぐのは誰か?」「ゴルディアスの結び目」(小松左京)購入。山田正紀は未だにぜんぜん読んだことがないので,今回初挑戦である。

【11月17日(日)】
ブックリストを更新。「プリズム」(神林長平)読了。共通の世界観で描かれる連作短編集。「言葉」は神林作品の重要なテーマのひとつ。そういう意味では押さえておきたい作品。
 「猶予の月()」(神林長平)購入。こうなってくると,「敵は海賊」シリーズも揃えないといかなんなぁ,という気分になってくる。

ルシアのつもり(ごめんなさい) 【11月10日(日)】
ブックリストを更新。「蒼いくちづけ」(神林長平)読了。ハードボイルドSFホラーとでも言ったらいいだろうか。怖いのに美しい。悲壮なラストなのに癒される,不思議な作品。SF読みでない方にもオススメ。

【11月3日(日)】
燃費レポートを更新(第85回)。
ブックリストを更新。「宇宙探査機 迷惑一番」(神林長平)読了。平行宇宙モノのスラップスティックギャグSF。いやーよかった。タヌキのぬいぐるみポムポムがもう最高。

【10月26日(土)】
ブックリストを更新。「さよならジュピター()」(小松左京)読了。映画の方は未見だが,ネット上で調べる限り散々な評判のようだ。小説の方はなかなか面白かったと思うが,確かにこれを邦画として作るのは無茶な試みだったかもしれない。それにしても,絶対にナスカ絵の謎とジュピターゴーストが絡んで大どんでん返しがあるだろうと思っていたのに,最後まで何も絡まなかったのにはちょっと驚き。

電気を大切にね! 【10月25日(金)】
家庭のコンセントに来ている電気は100ボルトである。何かの拍子で触ってしまったり,あるいは好奇心から触ってみたことのある人もいるだろう。当然感電してビリビリくる。手が濡れていたりして条件が悪いとこれだけで死亡するケースもある。電気は目に見えないが恐ろしいものなのだ。作者は仕事の関係で100万ボルトを体験したことがある。もちろん触ったわけではなく(聞いた話ではこれほどの電圧になると触れる前に弾き飛ばされるのだそうだ),電圧のかかっている部分の下に立っただけである(注1)。晴れている日には「ブーン」という微かなうなりが聞こえる程度だが,雨の日だと体毛が逆立つような「ぞわぞわ」っとした感じが味わえる。
 この100万ボルトは家庭用と同じ交流の電気だが,例えば雷のように瞬間的に発生する電気(注2)の場合には,もっと高い電圧も珍しくない。作者が仕事に使っていた装置は瞬間的に最大600万ボルトを発生させることができた(カタログスペック上の話。実際は400万ボルト程度までしか出さない。危ないので)。
 電気を少しかじったこと("電気"はかじれませんが)のある人なら,電気のエネルギーが電圧だけでは決まらないことはご存知であろう。例えば静電気(ドアノブ等でバチっとくるあれです)は容易に数千〜1万ボルトに達するが,これで感電死することは(普通は)ない。問題になるのは電圧よりもむしろ電流(注3)の方であって,例えば人体は数十ミリアンペアから百ミリアンペアが致死電流である(ミリアンペアは千分の一アンペア。一般家庭では電気製品を使いすぎて30アンペア程度流れるとブレーカーが落ちる)。
 前述の装置とは違うが,瞬間的に大きな電流を発生させる装置というのも作者は使ったことがあって,こちらは瞬間的に最高15万アンペアを流すことができる。こんな装置を使っていったい何の仕事をしているんだと思われるかもしれないが,それはご想像にお任せする。が,決して「電気イス」を作っているわけではない。
 今回はちょっと趣向を変えてまじめな話を書いてみました。慣れてしまうと日常的なことですが,知らない人からすればかなり「変な」ことをやってるように映るでしょう。
 (注1)100万ボルトが外界に露出する部分は「世界最大の磁器製品」の"がいし"で支えられています。(高さ11メートル)
 (注2)「瞬間的に発生」と書いてますが,雷は雲の中でじわじわと電圧が上がって(正負電荷の分離が進み)いき,我慢できなくなると(大気の絶縁破壊電圧を超えると)一気に地面や雲間に瞬間的に電流を流すということで,瞬間的に高い電圧が発生するというわけではありません。
 (注3)もっといえば電圧×電流×時間,つまりエネルギー。

【10月21日(月)】
ブックリストを更新。「七胴落とし」(神林長平)読了。"子供"から"大人"への成長を描く青春モノでありながら,非常にネクラな作品。どんよりと暗い雰囲気が漂いつつも,とても読みやすい。さすがは神林長平。SF読みじゃない方にもオススメできる作品と思う。子供にしか感じることのできないこと,子供だけに見える世界があるというのは真実だと思う。そして大人になるとそういったことは忘れてしまい,「なかったこと」にしてしまうのだ。
「さよならジュピター()」(小松左京)購入。下巻の表紙に上巻が入っていたときにはどうしようかと思ったが,ハルキ文庫で復刊してくれていて助かった。

【10月14日(月)】
ブックリストを更新。「偉大なる存在」(小松左京)読了。肩肘張らずに読める軽めの短編集。

熊肉の大和煮(実写) 熊肉の大和煮(想像図その2) さよならジュピター割引券 【10月12日(土)】
さてお待ちかね(誰も待ってませんかそうですか),熊肉の試食レポートをお届けする。牛肉の大和煮の缶詰を想像していただきたい。熊肉の大和煮は,それをちょっと硬くしてボソボソにした感じだ。味は大差ないが(味オンチなので区別がつきません),マタギがくまさんを壮絶な死闘の末に仕留めるシーンを想像しながら食すと感激もひとしお(かもしれない)。
 3回に渡ってお送りした「熊肉の大和煮シリーズ」,完結です。最後に,はるばる北海道から食材を提供くださったM氏に心より御礼申し上げます。次は白い恋人ブラックが食ってみたいです。よろしく。
「さよならジュピター(上)」(小松左京)読了。なぜ上巻を読み終わっただけでわざわざ報告するんだとお思いでしょう。そう,作者はちゃんと上下巻セットで古本屋で購入したのです(徳間文庫版)。が,しかし。上巻を読み終えて下巻を開き,数行読んだ時点で異変に気がつきました。なんと下巻だと思っていたそれは上巻だったのです。表紙だけは下巻のもので・・・。皆さん,古本屋に本を売るときはちゃんと表紙と中身を一致させましょう。ちなみにこの「インチキ下巻」には劇場公開時の割引券しおりが挟まっておりました。マニアで欲しいという方は作者までご相談ください。

熊肉の大和煮(外箱) 【10月2日(水)】
熊肉の大和煮の実物を入手。味については後日レポートするとして,くまさんの肉がどのように調理されているかをご紹介しよう。「珍らしい熊の肉を筍と一緒にみそ味に味づけし,舌ざわりの良い独自の大和煮に仕上げました。熊の肉と筍の絶妙な味わいをお楽しみください。」・・・珍らしいという送り仮名の使い方からしてまず珍しい。さすがは熊肉だ。

熊肉の大和煮(想像図) 【9月26日(木)】
北海道に帰省した知人が,お土産に「熊肉の大和煮」をくれるという。くまさんを煮て食おうというのだから人間の業は深い・・・。

【9月18日(水)】
ブックリストを更新。「ハッカー13の事件」(J.ダン,G.ドゾワ編)読了。「ハッカー」もののアンソロジー,とはいっても作品中で「ハッキング」されるのはコンピュータに限らない。G.イーガン,R.シルバーバーグ,B.スターリング,G.ベア等の作品はさすが。ただ,作者はどうもW.ギブスンの作品は(世間で高く評価されているほどには)面白いと思わない。こういう「とっつきにくさ」こそがサイバーパンクなのだという意見もあるだろうが,作者は読解力がないため,もっと分かり易い作品が好みである。また,一人称で語られる(主人公の視点で描かれる)作品もどちらかというと苦手だ。冒頭が「私は〜」などと書いてあると,思わず身構えてしまう。その他の収録作では「遺伝子戦争」(P.J.マコーリィ),「死ぬ権利」(A.ジャブロコフ)などが良かった。それにしても,いかにもオタクしか手に取りそうにない本書のタイトルはなんとかならんかったのか?

【9月15日(日)】
パソコンについてだが,今のメインマシンが安定稼動状態に入ってから一年と少しが経った。マザーボードをGIGABYTEに交換してからは,特に大きなトラブルもなく,安定して稼動している。いまどきメモリが256MBでは少々不憫に思うので,PC2100-256MB 266MHz CL2を買って増設してやった。個人使用では512MBあればまず困ることはなさそうである。このマザーボード(GA-7DX)ではAthlon XP 2000+程度までなら対応するようだが,現状のAthlon1333MHzと比べてどこまで体感パフォーマンスが上がるものなのだろう・・・。
メインマシンとは別に,古いノートパソコン(Dynabook Satellite Pro 440CDX)を試験的に24時間連続稼動させている。これはスタンバイモードや休止状態を許可しない,文字通りの24時間稼動だ(作業は5分間隔でのWebカメラからの画像取得とFTP)。スペックはPentium MMX133MHz,64MB,6GBでOSはWindows98(SEではない)が載っている。以前,Windows95/98系は連続稼動すると徐々にリソースを食い尽くして落ちるため,定期的に再起動が必要とかいう噂を聞いたような記憶があるが,これまで1ヶ月程度運用したところでは,特に再起動なしでも問題は起きていない。HDD交換など手を入れているとはいえ,基本的には5年前のハードである。どこまで耐えられるか観察しているところだ。

【9月13日(金)】
ブックリストを更新。今回も東京出張のついでに神林長平作品を2作購入。「完璧な涙」「蒼いくちづけ」。神林長平作品は,「戦闘妖精 雪風」の映像化などで話題になり,手に入りやすい状況になっているようで助かる。東京駅で時間を作って八重洲ブックセンターに寄り,「ウェットウェア」(R.ラッカー)を探したが,在庫切れだった。無念。

ホットケーキ再挑戦 【9月7日(土)】
燃費レポートを更新(第84回)。
先日作ったホットケーキは見事に失敗だった。その後何人かにアドバイスを頂いて再チャレンジ。おかげさまで写真のようなそこそこまともなホットケーキを作ることができた。アドバイスをくれた皆様,ありがとうございました。

【9月6日(金)】
燃費レポートを更新(オイル交換)。なんでもGDIエンジン専用の新開発オイルのキャンペーン中だそうで,無料で交換してもらった。しかもこの新オイル,15,000kmは交換しなくても性能を維持できるという優れものだそうな。
ブックリストを更新。「コンピュータが死んだ日」(石原藤夫)読了。コンピュータ管理社会の危うさを鋭く描く本作品。初出は昭和47年(1972年)である。作品世界の舞台は「近未来」の「198X年」だ。自動車はほとんど電気自動車に置き換わり,電子マネーが行き渡って,現金が必要なのは「自動販売機用のコイン程度」。名刺には自動ダイヤル用の「孔」が穿孔され,テレビ電話が普通に使われている。ブラウン管はとっくの昔に駆逐され,プラズマテレビが普及している。高性能なコンピュータディスプレイはなんとグラフや表を視覚的に映し出すことができるのだ。・・・とまあ,当たっているようで大ハズレなところもある未来予測で,その辺も読んでいて楽しめる。

【8月25日(日)】
知人に借用して「誰も死なない世界」(J.L.ハルペリン)を読んだ。この作品世界と同じように医療,科学が進歩してくれれば個人的にはとても嬉しいが,ちょっと楽観的すぎる気はする。クライオニクス(人体の冷凍保存)やクローン技術については,技術的な問題よりもむしろ,宗教的な倫理観が大きな壁となるだろう。

【8月21日(水)】
ブックリストを更新。東京に出張に行った帰り,駅の本屋で「ウェットウェア」(R.ラッカー)が無いか探していると(上野駅構内の書店だが,ここ一店で日立市内の全書店を合わせたよりも品揃えが良いのだ。田舎は悲しい・・・),神林長平で持っていない本が3冊ほどあったので購入。「プリズム」「七胴落とし」「宇宙探査機 迷惑一番」である。

ホットケーキのようなもの 理想形態 【8月19日(月)】
燃費レポートを更新。(2回分)
さて,もう3回も「グルメ紀行」と題して美味しいものを紹介しているのだから,作者はさぞ料理に造詣の深い人なのだと思われているかもしれない(思われてないって)。そこで遺憾ながら作者の料理の腕前を披露しておこう。写真が作者が作った「ホットケーキのようなもの」である。頭ではイラストのようなホットケーキをイメージしていたのだが,完成したのは写真のような食べ物であった。なんとなく,どこぞの原住民がこういうものを主食にしていそうな雰囲気だが,味はたぶんホットケーキのそれである(市販のホットケーキの素を使ったのだからあたりまえ)。どなたか,イラストのようなホットケーキの作り方をご存知でしたら料理オンチな作者にご教示ください。

SLばんえつ物語号 権三郎宮古のそば 【8月14日(水)】
写真ってグルメ紀行の第3弾は「そば」である。帰省中に福島県山都町の宮古というところに食べに行った。ここは知る人ぞ知る(作者は知らなかったが)そばの里なのだそうで,峠道を1時間ほど登った先にあり,小さな集落にそば屋が10軒あまり点在している。作者が入ったお店は「権三郎」。外観は昔は茅葺(かやぶき)だった古い民家のようだ。そば粉は自家製粉で,つなぎは使わず,上流からの流水などで打っている。つゆは鰹・昆布・椎茸のだし。とても美味である(グルメ紀行などと言っているが,作者の食に関するボキャブラリーは貧相なのだ)。そばの他にもてんぷらなどの山菜料理や刺身こんにゃくが美味い。ちなみに上の写真は,そばの里に行く途中,偶然遭遇したSL。JR磐越西線を走っている「ばんえつ物語号」である。以前何かで読んだところによれば,この型式はシルエットがもっとも美しいと言われているそうな。SL(Steam Locomotive;蒸気機関車)の走る姿は力強く,非常に魅力的。沿線にはたくさんの写真マニアがカメラを並べていた。

すごいぞっカスピ海ヨーグルト! 【8月9日(金)】
ブックリストを更新。「ソフトウェア」(R.ラッカー)読了。肉体=ハードウェア,魂(意識)=ソフトウェアという,究極の心身二元論に基づくお話。作品世界では記憶や人格を含めた「魂」のデータ化が可能になっている。データ化された魂は不死化するが,データ化の際に肉体(脳)は破壊される。データとして残された「魂」にとっては意識は過去から連続しているように感じられるが,肉体に宿っている「魂」は,データ化の際に確かに死ぬのである。生命,死,そして意識とはなんなのか。この手のテーマとしては他にグレッグ・イーガン(「順列都市」「祈りの海」)がオススメ。「ソフトウェア」については続編が「ウェットウェア」「フリーウェア」と刊行されている。フリーウェアは入手済みなのだが,ウェットウェアが手に入らない。ネットの通販でも注文できない状態だ。古本屋で探すしかないかもしれない。というわけでウェットウェアを探索中リストに追加。
さて,写真ってグルメ紀行第2弾である。「カスピ海のヨーグルト」というのをご存知だろうか。職場で話題になって初めて知ったのだが,運良く作者も「株分け」していただいたので,作ってみることにする。「種」となるヨーグルトを器に入れ,普通の牛乳を入れて放っておくだけでヨーグルトができるという不気味な不思議なもの。味は酸味が少ないが,食感は売っているヨーグルトとはかなり異なり,ヌメっというかモタっというか,そんな感じ。とにかく,牛乳さえあれば永遠に食い続けることができる,すばらしいヨーグルトなのである。

【8月4日(日)】
燃費レポートを更新。
駐車場に停めておいた車を盗まれる,あるいは故意に傷つけられるといった犯罪が作者の身の回りで何件か起こっている。このような犯罪では,人身事故などと異なり警察の捜査もおざなりで,犯人が検挙されることは少ないという話を聞いている。被害者が保険に加入していた場合,金銭的な面ではある程度救済されるわけだが,その支出は結局加入者全員が払う保険料で賄われ,保険料の値上げにつながっていく。まったく理不尽な話である。司法による裁きが期待できない以上,このような犯罪行為に対して,なんらかの報い,少なくとも被害者に生じたのと同等の精神的,金銭的損害を犯人に与えるような攻性の盗難防止装置のようなものの装備を認めてもいいのではないだろうか。

たしかこんな感じ 【7月23日(火)】
ブックリストを更新。「首都消失()」(小松左京)読了。第6回日本SF大賞受賞作品。さすがは巨匠,読ませる力はたいしたものである。それほど古い作品ではないのだが,「ニューメディア」といった単語が微妙に気恥ずかしい。「マルチメディア」そして「IT」とこの手の用語はなぜか時代とともに移り変わっていく。数年後に先端の情報技術はどんな呼び方をされているのか,予想してみるのも面白いかもしれない。
唐突に関係ない話題だが,「千と千尋の神隠し」のDVDが発売された。世間では大変話題になった本作品だが,作者は恥ずかしいことに未見である。ジブリ作品では「風の谷のナウシカ」,「天空の城ラピュタ」は大好きだが,その他はテレビで放映されたら観ようかな,程度の関心しかない。だが,「となりのトトロ」は好きなのだ。だからどうしたということはないのだが・・・。最近ジブリ作品,宮崎監督作品だからといって,盲目的に信仰する風潮が強すぎはしないだろうか。いや,ジブリアニメが好きな人にケンカを売ってるわけではないですよ。面白いものは面白いです。ただ,ジブリ以外にも評価されてもよいアニメーションだってあるのではないかと・・・。あ,右のチビトトロに特に意味はありません。うーむ,シッポはなかったかなぁ・・・。
さらに関係ない話題に飛ぶが,NHK総合で放映中のER6の第126話と第127話の放送が取りやめになった。作者は去年,BS2で放映時に該当話を観ていて,確かに眠れないほどの衝撃を受け,悲しみに暮れた。だからといって,この話を安易に放送取りやめにするというのはいかがなものか。教育上の配慮?だというなら,該当話を含めてすべて見せた方がよほど良い影響を与えると思う。・・・それにしても,具体的な作品名は出さないが同じ病院のドラマを作って,なぜ日本だとあんなにイモな作品になってしまうのか・・・。

【7月16日(火)】
さて,気にしている人が居るかどうか甚だ疑問のブロードバンドルータの不調(7/4日記7/7日記)である。その後エレコム修理センターに送付して,修理見積もりを出してもらったところ,「後継機種への交換」ということで,値段はLD-BBR4Lの買値とほぼ同額(送るときの送料を考えたら買値を上回る)ということだったので,メーカ側で廃棄処分にしてもらうことにした。・・・懸命な読者は当然「あれ,保障期間中じゃなかったの?」と思われるだろうが,そう,確かにまだ3ヶ月ほどしか使っていないので保障期間中なのは間違いないのだが,愚かなことに作者は購入時のレシートを捨ててしまっていたのである。しかも秋葉原のよくわからない店で購入したために,保証書に店のスタンプや日付の記載もなく,保証書は無効という扱い。メーカ側も製造番号から明らかに保障期間中の製品であることは判っているとのことなのだが,やはり保証書が白紙ではどうにも対応できないとのこと。まあ当然である。それにしてもなんとなくやり場のない怒りに襲われる作者であった。
と,いうことで新たに買ったのはMELCOBLR2-TX4L。今のところ快調に動いている。

【7月7日(日)】
燃費レポートを更新。
ブロードバンドルータ不調のその後だが,結局サポートにはどうやっても電話がつながらないので,直接修理センターの方にかけたところ,こちらはつながった。サポートの電話がまったくつながらないことを伝えると,「こちらから電話させます」とのことなので,しばらく待っていると,ちゃんとかかってきた。症状を伝えると,「確認事項をFAXするので,これでダメなら修理になります」とのこと。それに従ってIPアドレス取得の確認などを行ったところ,やはり動作していないようなので,修理ということになるだろう。LD-BBR4Lの箱には「ブロードバンドルータ専用 安心の365日サポート回線」と,さもサポート万全のような書き方がされているが,こういうのは詐欺と言わないのだろうか・・・。
リンクのページをメンテナンス。SF関係のおすすめページは,メンテナンスが面倒なので廃止します。

【7月4日(木)】
作者はブロードバンドルータとしてELECOMLD-BBR4Lを使っている。調子よく数ヶ月稼動していたのだが,先日突然ネットへの接続ができなくなった。最初はADSL回線の不調かと思ったが,どうもADSLモデムから先は正常につながっているようだ。ブロードバンドルータの接続確認画面を表示しようと思ったら,これが表示できない。LD-BBR4LはWebブラウザからルータの設定変更やステータス確認ができるようになっているのだが,これが表示されないのだ。HUB機能も停止している。出荷初期状態に復帰するリセットボタンを押してみるも,一向にリセット動作を開始する気配がない。ユーザ側でできることはもうないので,サポートに電話してみたところが,これが何十回かけても「回線が混みあっております。しばらくしてからかけなおしてください」のテープが流れるだけである。日を変えて何度かけても1回もつながらない。おまけにこのサポート電話はフリーダイヤルではないのである。FAXでも受け付けている(メールアドレスは無い)というので,不具合内容を書いて送っておいたが,3日経っても何のレスポンスもない。これだけ酷いサポート体制はさすがに初体験である。
 いつまでもブロードバンドルータなしで運用するのは辛いので,サポートを諦めて買い換えることになるかもしれないが,少なくとも作者は二度とELECOM製品に手を伸ばすことはないと思う。

【6月30日(日)】
ブックリストを更新。「タクラマカン」(B.スターリング)読了。2001年のベストSF第3位に選ばれている本作品だが,作者にはどうも合わなかった。表題作や他数編はまあまあ楽しめたが,珠玉の短編集という感じでもなかった。

【6月16日(日)】
ブックリストを更新。「タウ・ゼロ」(P.アンダースン)読了。減速装置が破壊され,加速しつづける宇宙船がその先に見るものは・・・。という設定のハードSFの金字塔。1992年のベストSF海外編の第1位に選ばれています(といっても翻訳されるまでに20年以上かかっているわけですが・・・)。巻末に金子隆一氏の科学解説も付いており,とってもお得。
世間はサッカーワールドカップ一色。日本代表は決勝トーナメントへの進出を決めた。おめでとうございます。

【6月9日(日)】
燃費レポートを更新。
携帯電話の端末を機種変更。作者の使用している携帯キャリアはNTT DoCoMoだが,これまでの端末の履歴は,N206→P502i,そして今回はP211iである。正直なところ,キャリアを乗り換えたいところではあるのだが,電話番号とメールアドレスが変わってしまうのが面倒で,ダラダラとドコモを使い続けている。同様の理由でキャリアの乗換えをためらっている人は多いのではないだろうか。
職場で導入したワイヤレスのマウス(デジタル無線方式)が思いのほか快適だったので,プライベートでも導入してみた。LogicoolWM-50である。パソコンを買う人の中には,CPUやHDD,メモリ容量といったカタログスペックばかりを追求して,キーボードやマウスはオマケのように付属してくる品を使い続けている方も多いと思うが,実際にパソコンを使用する上では,ディスプレイやマウス,キーボードなど,人間とパソコンの触れ合う部分(マンマシンインターフェース)が快適性に与える影響は案外大きいのである。できるだけ安価でパソコンを快適にしたいと考えている方には,ワイヤレスマウス,おすすめである。

【6月7日(金)】
ブックリストを更新。「神への長い道」(小松左京;ハヤカワ文庫JA;たぶん絶版)読了。収録作品は"宇宙鉱山","飢えた宇宙(そら)","宇宙(そら)に嫁ぐ","星殺し","再会","神への長い道"となっている。表題作については,「結晶星団」,「BS6005に何が起こったか」で読むことができる。日本SF界では外すことのできない小松左京だが,作者はまだこれを含めて2作品しか読んでいない。

【5月31日(金)】
ブックリストを更新。ライトジーンの遺産[上下](神林長平)読了。SFマガジンが主催するベストSFで1997年の第1位に選ばれた作品。ハードボイルドなSFで,とにかくカッコいい。

【5月19日(日)】
ブックリストを更新。「都市と星」(A.C.クラーク;絶版)読了。この作品は,クラークの処女長編「銀河帝国の崩壊」を,著者自らが後に全面改稿したものである。巨匠クラークのSFの中でも最高傑作と評されることも多い本作品,すでに絶版なのが残念だが,古本屋等で発見された方はぜひ手にとって欲しい。悠久の都市,機械の目指す理想,究極の進化・・・上梓から半世紀近くを経ても,その輝きは色褪せることがない。

カップ冷麺 【5月6日(月)】
パジェロードさんのイベントで青森県の十和田湖へ。帰りの高速SAで,カップの盛岡冷麺というものを発見。なんでも新開発品で珍しいものだそうなので,ひとつ所望してみた。麺は生麺タイプで,味は確かに冷麺のようである(作者は冷麺そのものをそれほど食べたことがないので,あまり自信はない)。ただし通常のカップラーメンと比べると,水で冷やす手順が必要となるため(あたりまえである),少々面倒くさい。
燃費レポートを更新(3回分)。上記のようにGW中に茨城→新潟→青森→茨城という行程を走破した。

【5月2日(木)】
ブックリストを更新。新潟に来ると必ずチェックするのが,新潟市竹尾にあるブックオフという古本チェーン店。ここはなぜか文庫SFの掘り出し物が見つかる確率が高い。今日は「都市と星」(A.C.クラーク;ハヤカワ文庫SF 1989年16刷)「タウ・ゼロ」(P.アンダースン;創元SF文庫 1992年3版),「太陽風交点」(堀晃;徳間文庫 1981年初刷),「タイムマシンのつくり方」(広瀬正;集英社文庫 1982年1刷)を各\100で購入。太陽風交点は第1回日本SF大賞受賞作品。これで現在の未読本は計22作品に達してしまった。どう考えても読むペースよりも買うペースの方が早い。作者は別にマニアックな作品を集めているわけでは決してなく,むしろ世間での評判の高い作品を好んで買うミーハーSF読みであると思うのだが,それでもまだまだ読んでいない作品が山のようにあるのだ。まあ「読む本が無くて困る」という状況には当分なりそうもないので,その点は安心だ。

五泉市のボタン園 【5月1日(水)】
新潟県五泉市にボタン(スイッチではなく花の方)を100種類以上集めたボタン園というのがある。最近写真を撮るのをすっかりサボっていたということもあり,世間が平日の今日を狙ってカメラを持って行ってみた。確かにボタンは綺麗な花だが,個人的にはあまり好きではない。あまりにも花が大きく目立ちすぎるからだ。作者はもっと可憐な花が好みである。まあどうでもいいことだが。

35mmと一緒に,何枚かix-130でも撮影したのだが,接写したものはほとんどピンボケとなってしまった。一応マクロモードで撮ったハズなのだが,どうもマクロ/非マクロの適用範囲をまだ把握できていないようだ。

トラックが調理場 入り口の飾り付けハーブ園 【4月30日(火)】
ゴールデンウィーク。作者もありがたいことに長期の連休を頂いている。奇特にもこの更新履歴ページをご覧になっている方はご存知だろうが,更新履歴以外の話題としてはたまにベストセラーとは縁遠いSF小説を買ったとか読んだとか,そんなネタばかりである。せっかくのGWであるし,たまには趣向を変えて帰省先の新潟で入った面白いレストランを紹介しておこう。

新潟市新崎のタカギ農場内にある,イタリアレストラン「ラ・トラットリア・エストルト("東の菜園"の意)」。農場のビニルハウスを利用した変り種のレストランで,調理場は走行可能なトラックの荷台である(農地法の制限などの事情があるためらしい)。まず客席が大型のビニルハウス内というのが面白いし,農場内だけにトマトなどの自家製食材を使った料理はどれも美味しい。しかも同じハウス内にハーブ園もあり,食事中の眺めもよろしい。雑誌などで紹介されているものの,マイナーな場所(まさに農地の真っ只中)でもあり,まだまだ知る人ぞ知る,といった感じであるのでオススメ。(写真はすべてix-130)

ブックリストを更新。マイナス・ゼロ(広瀬正)読了。すばらしい作品!。読んだのは1982年第1刷の集英社文庫版だが,作品自体の初出は著者のあとがきによると1970年(昭和45年)頃である。日本SFのオールタイム・ベストのひとつとして挙げられる本作品だが,その通りであると感じた。作者がこれまでに読んだタイムマシン物のSFでは最高の面白さである。どこがどう面白いのかは,いくら古い作品であるとはいえ,(私のように)これから古典も読もうという人にとっては迷惑なネタバレになってしまうであろうから,ここでは伏せるが,とりあえずタイムマシン物,そして日本SFを読む人であれば必読であろう。・・・と,本の感想もGWスペシャルということでちょっと長めにお送りしました。

以上のように,先日買ったFIVAは出先でのデジカメ写真の取り込みから,HTMLの作成,モデムによるダイヤルアップ,そしてFTPによるデータのアップロードと大活躍である。ちなみに作者は,デジカメからのデータの取り込みにはスマートメディアのPCカードアダプターを使用,HTML(XHTML)の作成にはごく普通のテキストエディタ,FTPにはWindows2000標準のコマンドプロンプトのサブ環境であるFTPクライアントサービスを利用している。写真の解像度変更などの加工には今回,Microsoft Photo Editorを使用した。ということで,この程度のホームページ作成には市販ソフトなどまったく不要であることがおわかりいただけると思う。強いて言えば使いやすいテキストエディタ(メモ帳よりもマシならばなんでも良い)と,FTPクライアントソフト(フリーでいくらでもある)があればよりベターであろう。・・・というようなことはある程度知っている人にとっては常識なのだが,意外にもホームページ作りがとても大変なことに感じる方が多いようなので,一応作者の作成スタイルを紹介させていただいた。

【4月23日(火)】
トップページの写真を更新。知人よりかわいらしい赤ちゃんの写真を提供いただきました。SONYの320万画素デジカメDSC-P5の実力はたいしたものです。

【4月21日(日)】
燃費レポートを更新。ずいぶん久しぶりに給油した気がするが,通勤に車を使わないので,遠出しないときはこんなものである。

【4月16日(火)】
ブックリストを更新。ライトジーンの遺産[上下](神林長平)ハッカー13の事件(J.ダン,G.ドゾワ編)タクラマカン(B.スターリング)夜来たる(I.アシモフ)を購入。「夜来たる」は長編版ではなく,ハヤカワの短編の方。

【4月14日(日)】
ブックリストを更新。ゴールド−黄金−(I.アシモフ)読了。「アシモフ最後のSF作品集」と銘打たれている。前半は表題作ほかの短編,第2部はSFについてのエッセイ,第3部はSF小説作法についてのエッセイという構成になっている。最後の作品集だからといって,作者は別に落ち込まない。なぜなら作者が読んだのはアシモフの大量にある著作のごく一部にすぎないからだ。

【4月13日(土)】
ブックリストを更新。フリーウェア(R.ラッカー)を購入。「ソフトウェア」に始まるシリーズ第3弾だが,作者は未だに「ソフトウェア」も2作目「ウェットウェア」も未読である・・・

【4月7日(日)】
燃費レポートを更新。スキーシーズンも終わりということで,スタッドレスタイヤ(ブリヂストン DM-Z2)から純正のノーマルタイヤ(ヨコハマ GEOLANDER H/T)に履き替えた。といっても作業は自分で行うわけではなく,ディーラーにお任せである。外したタイヤは例によってディーラーに有料で預かってもらう。

FIVA206VL 【4月6日(土)】
A5サイズのモバイルノートPC,カシオペアFIVA206VLを購入。メインマシンは更新したものの,やはり外出用にノートPCは欲しい,といってMMX133MHzのダイナブックでは少々力不足な上に重くてでかい。そう思ってしばらく前からモバイル機器を選定していたのだ。恒例というわけでもないが,スペックを紹介しておく。詳細なデータはCASIO製品紹介ページを参照いただきたい。

CASSIOPEIA FIVA206VL Spec.
CPUTransmeta Crusoe TM5600 600MHz
RAM128MB+128MB増設
HDD30GB
LCD8.4" TFT SVGA(800x600)
OSMicrosoft Windows Me → Windows2000 Pro

上記のように,標準スペックからメモリを128MB増設して256MBとし,OSはWindows2000を新規インストールして使うことにした。少し使ってみての感想は,とても良い。FIVA206VLはこの小さなボディの中にモデム,LAN,USB,RGB,CF,PCカード,IEEE1394などなど,およそ考えられるすべての拡張インターフェースが内蔵されており,CDとLANの使えるメインマシンがあれば,まず困ることはない。Windows2000での動作はメーカーでは保証外となっているが,対応ドライバはすべて公開されており,極めて安定して動作している。・・・と良いことばかり書いているが,じつは購入時点で初期不良のために交換していたりするのだ。

夜桜 【3月30日(土)】
トップページのアクセスカウンタが10000ヒットを突破しました!いつもご覧頂いている皆様,ありがとうございます。拙いページですが,これからもよろしくお願いいたします。
右の写真はix-130で仕事の帰り道に撮った夜桜です。今年は桜の開花が記録的に早いようで,ちょっと撮りに行くヒマがなさそうです。

【3月14日(木)】
ブックリストを更新。アイ・アム(菅 浩江)読了。定番といえば定番だが,安心して読める面白さである。
器材のページもXHTML化しました。残るは写真ページだけですが,スタイルシートで写真を綺麗に並べる方法を検討中です。
パジェロの納車から丸3年が経ちました。早いものです。現在の走行距離は34,000kmです。

【3月10日(日)】
ブックリストを更新。「プロテウス・オペレーション(上・下)」(J.P.ホーガン)(なぜかbk1でもAmazonでも検索できませんでした)読了。タイムマシンによる歴史改変モノだが,作者は世界史が苦手のため,かなり苦痛でした。(^^;
今までにXHTMLで書き直したページについて,よく考えたらヘッダー部分はすべて共通であるため,SSIを使ってヘッダーファイルを外部から読み込むようにしました。見た目は変わりませんが,メンテナンスはとても楽になります。

【3月8日(金)】
パジェロのページ内のコンテンツを,フレームを廃止した上で,すべてXHTML化しました。まだ写真のページや細かいところが残っていますが,とりあえず一番の大物は片付きました。
燃費レポートを更新。フレームを使っていると,このようなフレーム内コンテンツへの直リンクが張れませんでした。フレームの欠点のひとつです。

【3月2日(土)】
自己紹介のページと,リンクのページをXHTML化しました。内容自体はほとんど変わっていません(←手抜き)。フレームページの非フレーム化も,フォーマット案はだいたい固まったので,あとはひたすら書き直す作業です(ひ〜)。

【2月28日(木)】
2001年2000年の更新履歴についてもXHTMLに直しました。

代車トッポBJワイド 【2月27日(水)】
燃費レポートを更新。パジェロの初回車検。早いものでもう3年経ってしまいました。車検の際の代車はディーラーよりトッポBJワイドを貸していただきました。お買い物車としては最高です。ちなみに,右の写真は今まで頑張ってくれたSONY DSC-F1に代わって,フジフィルムAXIAix-130で撮影しています。液晶なしのいわゆる「おもちゃデジカメ」ですが,なかなかの実力です。
遅々として進まないXHTML1.0対応計画ですが,ようやくこの「更新履歴&ときどき日記」ページの移行が完了しました。悩ましいのはずっとフレームで作っていた写真のページパジェロのページ。これの移行には大変な労力が要りそうです。

凍結路面でスピン 【2月24日(日)】
燃費レポートを更新(2回分)。スキーに行くとき,深夜で路面凍結に気付かず(普通のウェットだと思った)FRで走っていたら,ツーっと左に車が寄っていくので「なんだ??」と思ってハンドルを切っても,まったくコントロールできず,ブレーキを踏んでもABSがむなしく作動するだけでまったく止まらず,そのまま520度くらいスピンしてようやく停止。幸いにも片側2車線の直線道路で,後続車両もなく,路肩には除雪された雪が盛られており,そこにタイヤが軽く接触した程度で車は無傷。作者,同乗者にも怪我は無かった。速度は右折地点が近く減速していたので,40〜50km/h程度であったと思う。外気温は−1℃。見晴らしのいい風の吹き抜ける地点であり,事故時雨は止んでいたものの,路面は濡れていたので,当然凍結を疑うべきシチュエーションであった。
 もしも後続車がいれば大事故。単独でも路肩に雪が無かったり,中央分離帯に接触していれば少なくとも足回り損壊という状況。自分だけでなく,同乗者(4名乗車)を生命の危険にさらしてしまった。大変反省している。作者はツインリンクもてぎで低μ路走行体験もしているのだが,その経験はまったく役に立たなかった。滑ることを想定して走っていなかったためだ。今回のことで,自分の路面状況判断の甘さと,運転技術の未熟さを思い知り,これからはよりいっそうの安全運転を心掛けようと心に誓った。
 スキー場周辺で作者のパジェロを見かけた場合は,あまり近寄らない方がいいかもしれません。

【2月8日(金)】
トップページを大幅リニューアル。XHTML1.0対応へ向けての第一弾として,トップページをXHTML1.0 Strict完全準拠にすると同時に,レイアウトはCSSを使って見直しました。ただし,従来のHTMLで書かれたページをXHTML1.0+CSSで書き直すにはかなりの労力が必要なため,現状トップページ以外のページは従来のまま(HTML3.2)です。これらも時間を見つけて順次書き換えて行く予定です。

【1月29日(火)】
ブックリストを更新。「言壺」(神林長平)読了。第16回日本SF大賞受賞作品です。

【1月27日(日)】
燃費レポートを更新。データ点数が多くなってきたので,詳細データは分割しました。また,車高を上げる前後で燃費に有意な差が認められませんでしたので,2インチアップ前/後の比較は廃止しました。
フレームを使うページはそろそろやめたいと思っております。現在別の表示スタイルを検討中ですので,もうしばらくご容赦ください。

【1月24日(木)】
ブックリストには(あえて)載せていないが,「銀河帝国の弘法も筆の誤り」(田中啓文)読了。読後の強力な脱力感がなんともいえない。病み付きになりそうである。このタイトルで発売した早川書房に拍手!

【1月19日(土)】
ブックリストを更新。「虹の天象儀」(瀬名秀明)読了。詳伝社の400円文庫で,中編という程度の長さで読みやすく,内容も美しいです。

【1月16日(水)】
ブックリストを更新。「サリーはわが恋人」(I.アシモフ)読了。粗筋紹介から,表題作目当てで買った本ですが,読んでみるとその他の短編の方が個人的に好みでした。「こんなにいい日なんだから」「この愛と呼ばれるものはなにか」「戦争に勝った機械」あたりが特に好みです。

2002年年賀状 【1月7日(月)】
あけましておめでとうございます。拙いページではありますが,本年もどうぞよろしくお願いいたします。
燃費レポートを更新。燃費のトレンドグラフとヒストグラムを追加してみました。
ブックリストを更新。「グッドラック 戦闘妖精・雪風」(神林長平)読了。正月のテレビがつまらないので,一気に読むことができた。機械と人間の関係を考えさせられる。

最終更新: 2006年01月03日12時42分
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